2013年11月21日 (木)

【第307回】 「正範語録」A. K. (保健体育)

正範語録

実力の差は努力の差
実績の差は責任感の差
人格の差は苦労の差
判断力の差は情報の差

真剣だと知恵が出る
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だと言い訳ばかり

本気でするから大抵のことはできる
本気でするから何でも面白い
本気でしているから誰かが助けてくれる

 

 みなさんはこの言葉を知っていますか?この言葉は、フェイスブックでシェアされて広まり、多くのブログやウェブサイトで引用されている言葉だそうです。また、作者も出展(出所)も不明です。
 私がこの言葉に出会ったのは、先月、新潟県の高校に練習試合でお邪魔させてもらったときのことです。何気なく、練習場の壁に貼ってある紙を眺めていたところ、ふと、この言葉に目がとまりました。一つ一つの文章を繰りかえし読むと、いろいろと考えさせられることが多く、自分自身「まだまだ足りない部分が多い」と気づくことができました。
 練習試合の翌日、女子卓球部の部員に同じ言葉を紙にして渡しました。今後、彼女たちがこの言葉を読んで何かを感じ、大きな成長をしてくれることを期待しています。

2013年11月15日 (金)

【第306回】 高校3年間で頑張ったことA. H. (理科)

 学校には日々多くの方が来校されます。私は進路の就職担当ですので応対することが多く、そのときに運動部についての話題になることがよくあります。主に大会や生徒の挨拶についての話題ですが、それらを通して遊学館高校によい印象を持たれているようです。また、県外の企業に電話をした際にも遊学館を知ってくださっている方もおり、このようなことからも遊学館の生徒は頑張っていることに気づかされます。

 さて、遊学館高校の今年の就職状況ですが、今年は去年と比べても芳しくありません。特に部活動をしていない生徒が苦戦しています。理由はいくつも考えられますが、その一つが面接官に伝えたいことがない(少ない)からではないかと、提出書類や面接練習を通して感じます。    面接で聞かれることに「高校3年間で頑張ったことは何ですか。」という質問があります。この質問に「体育祭です。体育祭では…」と答えたとしましょう。このとき、聞き手には“体育祭以外の期間は何をやっているのだろう”という疑問が生まれませんか。もちろん、団長となってリーダーシップを発揮したり、責任感がついたりしたという多くの人が納得することや、仕事に結びつく能力が身についたことをアピールするのであれば大丈夫です。しかし、他には何も伝えることがないから体育祭について話すのであれば、それが面接官に見抜かれているために今の状況があるのではないかと思います。

 遊学館高校での勉強内容は他の学校と比べて難しいものではなく、宿題も多くはありません。だからこそ、勉強をさらに行いクラスで上位になる、部活動でレギュラーになり全国で活躍する、将来を考えて資格をとるなど、自分を向上させるための時間は十分にとることができるはずです。

 目標に向かって頑張っている人はそれが自信となり、表情や姿勢などに表れているように思います。ぜひ、胸を張って頑張ったといえるものができるよう挑戦をしてください。それのがんばったことが核となり、その人の魅力をより高めることになると思います。そんな人が増えたら遊学館はより素晴らしい学校になることができ、多くの企業や学校からぜひ遊学館の生徒が欲しいといわれるようになると思います。部活動はもちろん、それぞれの生徒が輝く遊学館になれるよう、皆でがんばりましょう。

2013年11月 7日 (木)

【第305回】 時代の輝き・人の輝き松田 淳 (地歴・公民)

平成27年春に開業する北陸新幹線の名称が「かがやき」と決まった。

そのニュースを聞いて、「かがやき」という響きに、現代の4人の若者を重ね合わせた。

史上最速新入幕・不撓不屈、穴水出身の遠藤関。

シーズン無敗を誇る世代最強エースの田中将大投手。

自らの名が新技につけられた金メダリスト・スーパー高校生の白井健三君。

バドミントン国際大会で史上最年少・日本人初の優勝を果たした福井勝山高校の山口茜さん。

4人に共通することは、積み重ねた基本から生まれる圧倒的な強さ、しなやかさ、柔らかさ、
そして、眼の輝き。

いつの時代も輝き放つ存在は、人々の心を湧き立たせ、前向きにさせてくれる。

北陸新幹線も4人の若者も、子どもたちの憧れとして活躍し、彗星のごとく時代を疾走する
光として、人々に夢と希望を運んでほしい。

この国には次々と「かがやき」が生まれている。

そして、人々の心を励ましてくれる。

この国に生まれて来てよかったと想う。

2013年10月31日 (木)

【第304回】 【映画&歌で英語】E.T.の残した5つの言葉渡辺 祐徳 (英語)

「先生は映画の字幕がなくても分かるの?」
「先生は英語の歌の歌詞が分かるの?」
生徒からよく聞かれる質問である。

 教科書に書いてあることはとっつきにくいが,英語の映画や歌がそのまま理解できるようになりたいと思う生徒は多いようだ。私自身もそうだったが,字幕や歌詞カードを見なくても少しずつ分かるものが増えてくると,英語が面白くなった。ついでに学校の成績も上がった。挙句の果てにはいつの間にか,英語を教える仕事に就いている。

 生徒が将来英語を一生の仕事として選ぶとは限らないし,むしろそれはごく少数派に違いない。しかし私の場合,英語が好きになれたことがきっかけとなって,自分の進むべき道を決めることになった。そうして今度は自分の生徒たちと顔を合わせながら,教科書を読ませ,英単語テスト等で追い立てながら,なんとか英語の楽しさ,面白さを伝えたいと密かに思っているのだ。できれば自分の授業が,生徒がそれぞれの将来について考えるきっかけの一つになれば嬉しいと思っている。

 今の高校生たちにも,自分の好きなものを選んで,楽しみながら英語に慣れ親しんでほしい。たとえば映画などはもってこいの教材である。字幕を出したり隠したりできるDVDなどがある時代である。それを利用しない手はない。映画と言っても数えきれないほどあるが,今回は1つだけ紹介しようと思う。

◆『E.T.』(イーティー、E.T. The Extra-Terrestrial)◆

 古い映画で申し訳ないが,「面白くてわかりやすい」ということを優先すると,真っ先に思い浮かぶのがこれだ。

 E.T.は遠い星からやってきた宇宙人だ。地球上の植物採取をしているうちに人間に見つかり,大慌てで宇宙船まで逃げ走る。ところが目の前まで来た時に,宇宙船は飛び去ってしまう。この作品は,一人地球に残された彼が,エリオット少年や兄妹らとの友情を育みながら故郷へ帰るまでを描いている。

 映画の画像を勝手に載せると著作権侵害になるので,webリンクを張っておく。映画の詳細についてはそちらを見てほしい。
・E.T. - allcinema <http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1709>
・E.T. - KINENOTE <http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=675>
・20周年アニバーサリー特別版公式ホームページ (英語)  <http://www.universalstudiosentertainment.com/et-the-extra-terrestrial/>

 ちなみにE.T.とはエリオットが,かわいらしくもありグロテスクな宇宙人につけた名前だ。本来はExtra(外)-Terrestrial(地球)の略で,単純に「宇宙人」を意味する語だ。

 主人公のE.T.は宇宙人であり,当然英語が話せない。エリオットらとコミュニケーションをとるうちに,徐々に人間の言葉を覚えていくが,それでも最終的に話せる言葉は5つほどなのだ。この映画の英語がわかりやすい理由はここにある。

1. "Ouch" 「痛い」
 E.T.は故郷の星と通信をしようとして,エリオットの家のガレージにあるものをかき集める。"Ouch"は,その中にあったノコギリの刃でエリオットが指にケガを負った際に発した言葉だ。E.T.はそれをまねて"Ouch"と言いながら,不思議な力でエリオットの傷口を治してしまう。

2. "E.T. phone home." 「E.T.ウチにデンワする」
 エリオットは家のキッチンで,E.T.に「ここがボクの家(home)だ」と教える。E.T.はあちこちを歩きまわり,置いてあるものに興味を示し,やたらと触りまくった。その中で特にE.T.の目を引いたのが電話機だった。これがあれば故郷の星と連絡が取れると考えたのだ。エリオットが"phone"という言葉を教えるとE.T.は,"E.T. phone home"と言って,故郷からの迎えを呼びたい気持ちをとエリオットに伝えた。

3. "Be good." 「いい子でね」
 E.T.は家中を歩きまわって,エリオットの手に負えない。このままでは家族に見つかって,大騒ぎになってしまう。そう思いながら必死のエリオットは,E.T.に「おとなしくいい子にしていて」と言うのが精一杯だった。

4. I'll be right here. 「すぐに戻るからね」
 この表現は「ターミネーター」で有名になった"I'll be back."「また来る」と意味はほぼ同じだ。ここでは,エリオットが「すぐに戻るからね。待ってるんだよ」とE.T.をなだめようとしている。エリオットがE.T.に手を焼いている間に,お母さんが帰ってきてしまったのだ。  この表現は直訳すると,「私はまさにそこにいるでしょう」ということになるが,場合によっては「ボクはずっとここにいるからね」という意味で使うこともできる。

5. "Come." 「おいで」
 街はハロウィーンの仮装をする人々で賑わっていた。エリオットたちはE.T.に衣装を着せ,外に連れ出した。今日こそE.T.の故郷と交信をしよう。「おいで。」エリオットはE.T.を連れて山の方へと向かった。そこには怖い野生のコヨーテが住んでいるのだが…

◆そして感動のエンディング◆
 ここまでかなりネタバレ的に説明をしてきたが,エンディング,つまりE.T.との別れの場面を,せひ字幕なしで観てほしい。E.T.が地球で覚えた言葉を,実に絶妙なタイミングで使うのだ。きっと内容がほぼわかると思う。そして少しでも感動できたり,字幕や吹き替えなしの英語のままで映画が観れたことを喜んでもらえたら,私もとても嬉しいと思う。

2013年10月24日 (木)

【第303回】 キャプテンY. M. (理科)

尊敬する人

毎日を過ごしていて、皆さんには追いつくことのできない、まねをすることのできない存在がいるであろうか。

自分にはいる。それはキャプテンである。

キャップは、とにかくいろんな意味で器の大きい人である。

仲間を大事にし、チームを盛り上げ、そして皆に元気を与えてくれる。

自分のモチベーションが上がらないときも、キャップと話せば魔法のようにモチベーションが上がる。

キャップは、そんな人の心を変えてしまう力の持ち主である。

そんなキャップとキャップ率いる上昇軍団には、2日後に一大イベントが待ち受けている。

イベントへの準備の力の入れようと費やした時間と気持ちの入れようは、想像を絶せるものである。

それを知る多くの関係者が、そのイベントの成功を願ってやまない。

もちろん自分もその一人であり、何かが起こるその現場で、誠心誠意を尽くすつもりである。

どうかイベント当日が良い日になりますように♪

We  are  YUGAKKAN!!