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2025年5月15日 (木)

【第887回】「ねこ」K. Y. (英語)

ねこはいいですよね。癒されます。
私はこの世で一番ねこが好きです。どれだけ疲れて帰宅したとしても,ねこは私の心と体を癒やしてくれます。中でも,ねこが出すあのゴロゴロ音。あれは最高ですね。日本語では「喉鳴らし」と名前がつけられているそうです。某巨人みたいですね。

ちなみに,皆さんはあのゴロゴロ音には科学的にメリットがあることをご存知ですか。あのゴロゴロ音の周波数は20-140Hzで,この範囲の振動は体に良い効果をもたらすことが分かっています。主な健康効果として,ストレス解消,骨密度アップ,良質な睡眠の促進,筋肉回復のサポートなどがあげられます。筋トレをした後にねこと添い寝したら,ムキムキマッチョマンになっているかもしれませんね。

また,ねこのゴロゴロ音の周波数をヒントに作った超音波骨折治療機が,かのベッカムを治療したとか。ねこがベッカムを治療したと言っても過言ではないですね。

とにかく,ねこはただかわいいだけでなく,私たちの健康までも促進してくれるという生き物なのです。皆さんもねこにたくさん癒されましょう。

P.S. 犬ももちろんかわいいです。

2023年12月14日 (木)

【第813回】「I Wish You a Happy New Year!」K. Y. (英語)

 ごきげんよう(この言葉を遊学館ではやらせたいという生徒の熱い要望があったため、ここで使わせていただきます)。軽く調べたところによると、この「ごきげんよう」という言葉はもともと天皇陛下への敬意を表す挨拶として使用され始めたようですね。でも学校内では「おはようございます」のほうが適切かも?
 挨拶といえば、日本語と英語では挨拶の考えが根本から違うということを知っていましたか?いきなりですが質問です。「おはよう」を英語では何と言いますか?......正解です。“Good morning”です。ですが“Good morning”は直訳すると「良い朝」になっちゃいますよね。実はこれ、 “(I wish you a) good morning.”「あなたに良い朝が来ることを祈っています」という文の前半が省略された形なのです。つまり、英語の挨拶は「お祈り」。日本語の場合、「今日は朝からお早くいらっしゃいました」→「おはよう」という風に、お祈りではなく「事実」を述べています。ただ朝会ったときに使う言葉というだけで “Good morning”に「おはよう」という訳があてられました。
 そういえば、もうクリスマスシーズンですね。CMからも “We wish you a merry Christmas.”「素敵なクリスマスが訪れることを祈っています」というフレーズが聞こえてくるのではないでしょうか。(これもお祈りですね!)
 皆さんはこれまで英語学習を進めてきたうえで、「なぜそうなるのか」という漠然とした疑問が何回も浮かんできて、その都度英語に対して苦い思いをしてきたのかもしれません。しかしそれらの疑問はたいてい文化・考え方などの違いからくるものであり、その違いを理解すると、面白いほど英語はすっと頭に入ってきます。そしてきっと英語学習が楽しくなるはずです。