【第892回】「本気」川邊 寛悟 (保健体育)
皆さんは、本気でものごとに取り組んだ経験がありますか。
本気で取り組む事の大変さや難しさ、本気で取り組む人の素晴らしさや美しさを見て何かを感じたことはありますか。
先日、遊学館高校サッカー部として石川県高校総体に出場しました。準々決勝の試合で延長戦でも決着がつかず、PK戦までもつれました。PK戦の際、試合に出ている選手たちの行動、立ち振る舞いや声かけ、ベンチのスタッフ陣の言葉、今までも本気というものを身近に感じていましたが、あの瞬間、応援団や保護者の想いも加わり、遊学館高校サッカー部に関わる全員の本気の想い、願いが一つになったように感じました。
僕自身、部活というものを経験したことがなく、この熱量の、本気の、スポーツを感じ、こんなに本気になれる高校サッカーは面白くて素晴らしい魅力のあるモノだなと感じました。元気や感動をもらったり、与えたり、本気になるきっかけを与えてくれるのがスポーツの魅力だと思います。僕自身もスポーツを始めたきっかけはスポーツ観戦で、そこから楽しさを感じ、今でも選手として魅力にハマっています。
スポーツだけでなく、何かを本気で頑張る人にはすごく人間的魅力を感じます。頑張っている人は応援したくなりますし、本気で頑張ったり、何かに夢中になることは、その後の人生にとって素晴らしい経験や糧になると思います。
高校生の間に自分の興味のあることや自分が好きと思えるようなことを見つけるのも良い機会だと思います。
本気で取り組んだり、夢中になってバカになったりすることは、充実した人生を送るきっかけになると思います。
それが自分にとって、人生の目標、息抜きなることや、それを本気の仕事として生きていくのも良いことかなと感じています。
みなさんも自分自身がなりたいこと、やりたいこと、愛することを本気で見つけて、本気で取り組んでみてください。