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2026年1月29日 (木)

【第924回】「馬制作」H. H. (芸術)

 児童文化IIの授業も残り2か月。3年生最後の作品として「馬」を制作することにした。新聞紙を折り曲げて硬い心棒を作り、それを組み合わせて馬の骨組みを作る。次に新聞紙を丸めて肉付けをする。馬らしい立体感と丸みが出てきたら土台が完成。あとは短冊状に切った半紙を、小麦粉と塩をお湯で煮詰めて作った澱粉のりで貼りつけていく。張子の完成だ。21体の白い馬が並んだ光景は爽快感がある。ここまでで2学期終了。

 2026年が幕を開け、60年に1度の丙午の年に、いよいよ白馬に着彩とデコレーションを施す。どんな馬が完成がするか楽しみだ。装飾デザインするにあたって、それぞれにテーマを決めてもらった。馬のタイトルだ。例えば「桜」「クリスマス」など、子供達に馴染みのあるものでと提案したものの、やはり高校生の等身大のテーマがリアルに現れて、それはそれで納得で楽しそうなモノが出てきそうで面白い。楽しいだけでは無く、中には少し意味深なモノも見え隠れしていて、生徒たちの心の奥底にあるいろんなモヤモヤが想像できたりもする。

 3年生の幼教美術の授業も残り2週間、約10か月を通して、将来リアルに現場で役立つ作品を作ってきたつもりだ。卒業制作となる「馬」達が、21体元気に駆け抜けて欲しいと願うばかりだ。

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