2025年6月19日 (木)

【第892回】「本気」川邊 寛悟 (保健体育)

皆さんは、本気でものごとに取り組んだ経験がありますか。
本気で取り組む事の大変さや難しさ、本気で取り組む人の素晴らしさや美しさを見て何かを感じたことはありますか。
先日、遊学館高校サッカー部として石川県高校総体に出場しました。準々決勝の試合で延長戦でも決着がつかず、PK戦までもつれました。PK戦の際、試合に出ている選手たちの行動、立ち振る舞いや声かけ、ベンチのスタッフ陣の言葉、今までも本気というものを身近に感じていましたが、あの瞬間、応援団や保護者の想いも加わり、遊学館高校サッカー部に関わる全員の本気の想い、願いが一つになったように感じました。
僕自身、部活というものを経験したことがなく、この熱量の、本気の、スポーツを感じ、こんなに本気になれる高校サッカーは面白くて素晴らしい魅力のあるモノだなと感じました。元気や感動をもらったり、与えたり、本気になるきっかけを与えてくれるのがスポーツの魅力だと思います。僕自身もスポーツを始めたきっかけはスポーツ観戦で、そこから楽しさを感じ、今でも選手として魅力にハマっています。
スポーツだけでなく、何かを本気で頑張る人にはすごく人間的魅力を感じます。頑張っている人は応援したくなりますし、本気で頑張ったり、何かに夢中になることは、その後の人生にとって素晴らしい経験や糧になると思います。
高校生の間に自分の興味のあることや自分が好きと思えるようなことを見つけるのも良い機会だと思います。
本気で取り組んだり、夢中になってバカになったりすることは、充実した人生を送るきっかけになると思います。
それが自分にとって、人生の目標、息抜きなることや、それを本気の仕事として生きていくのも良いことかなと感じています。
みなさんも自分自身がなりたいこと、やりたいこと、愛することを本気で見つけて、本気で取り組んでみてください。

2025年6月12日 (木)

【第891回】「遊学の精神の涵養」K. Y. (国語)

「遊学の精神の涵養」って何ですか、と生徒からよく質問を受けます。確かに現代ではぴんとこない言葉かもしれません。
『遊学』の意味を調べると故郷を離れ、よその土地や国に行って勉学すること、と出てきます。
単純に何処かに旅行するにしても現地の言葉や文化を知識としてとらえて、旅行全体を有意義なものにするには準備が必要です。
『涵養』は無理のないようにだんだんに養い作ること、とあります。
高校三年間で地道に実直に世に出る準備をしていくということでしょうか。

話はとびますが3月に大谷翔平のプレーをライブで観る機会がありました。
彼の「マンダラチャート」は有名ですが、大谷翔平は将来の目標を幼少時より定めて、その目標達成のために、何をすべきかを何年もかけて『涵養』してきました。
そして現在、メジャリーグという舞台に『遊学』して大活躍をしています。

彼の例は顕著すぎるかもしれませんが、みなさんも目標を定めて、その目標達成のために、今何を頑張るべきか、いろいろと考えてみてください。

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将来の目標があるって愉しみ多き人生ですよね

『遊学の精神の涵養』は『可能性は無限大』という意味です。

2025年6月 5日 (木)

【第890回】「熱中症対策に“水だけ”は逆効果!? イオン不足が夏バテの正体だった」K. K.  (理科)

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「水をたくさん飲んでるのに、なんかだるい…」そんな夏バテ、
原因は“イオン不足”かもしれません。

暑い日に汗をかいて水を飲んでも体がだるい。
それは水分だけでなく「イオン(電解質)」が失われているからです。
ナトリウム、カリウム、カルシウムなどのイオンは、神経や筋肉の働き、
水分バランスに不可欠。
汗には水分と一緒にこれらのイオンも含まれているため、
水だけを飲み続けると体液が薄まり、体調不良を引き起こします。

これが「低ナトリウム血症」頭痛けいれん、最悪の場合は意識障害も起こります。

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ではどうすれば?
スポーツドリンク経口補水液には、ナトリウムやカリウム、
ブドウ糖などがバランスよく含まれ、
素早く体に吸収されるよう設計されています。
吸収を助けるのは「ナトリウム+糖」の組み合わせです。

もし手元にない場合は、以下のレシピで自作できます:
水500ml+砂糖大さじ1+塩小さじ1/4+レモン汁少々
冷やして飲めば、体にやさしいイオン補給ドリンクになります。

「水を飲んでるのに体調が悪い」と感じたら、次は“イオン”も意識してみてください。

現在1年生は「イオン」について学習しています。
このブログを読んでイオンに興味を持ってくれると幸いです。

2025年5月29日 (木)

【第889回】「憧れ」神原 結衣 (家庭)

 こんにちは、新任の神原結衣です。よく‘‘かんばら‘‘と呼ばれますが、‘‘かみはら‘‘と読みます。どちらで呼ばれても振り返れる自信はありますが、覚えてくれると嬉しいです。

 私はというと、遊学館を卒業して12年の月日が経ちます。こうして母校で働く想像はしていませんでしたが、あの頃から忘れられない先生ブログがあり、そんな‘‘先生ブログ‘‘に「憧れ」がありました。余談ですが、あの頃から‘‘生徒ブログ‘‘も作ったら面白いのではないのか?書きたい!文字に残したい!‘‘先生ブログ‘‘に対してのアンサーを、‘‘生徒ブログ‘‘にしたら面白いのでは?と思っていたのです。そんな同じ気持ちの生徒がいたらこっそり教えてください。話がずれてしまいましたが、卒業してから今も、何回でも見返す‘‘先生ブログ‘‘があり、そのお話をしたいと思います。
 高校3年間、部活動のバレーボールに打ち込み、朝練に昼の集合に放課後の練習、土日は遠征に練習試合、最後の大会(春高出場が決まる)に向けて必死に練習に励み、担任の先生はもちろん、クラスの友達まで、「全校応援いくからね!」「名前入りのうちわ作ったから、見つけてね!」と声をかけてくれる男女関係なく、優しい友達がいる温かいクラスでした。
 大会の前、担任の先生が書いてくれた‘‘先生ブログ‘‘には、女子バレーボール部への激励の言葉に加え、私ともう一人のバレー部員のことが書かれていました。頑張っていることをいつも気にかけて見てくれていると、改めて感じることができた‘‘先生ブログ‘‘だったのです。部活で辛いことがたくさんあったけど(もちろん楽しいこともありましたよ笑)、それをかき消してくれるクラスメイト、担任の先生に出会えたことが一生の宝物になりました。

 クラスメイトへの感謝、励まし、一言声をかける、そんな少しの気遣いが、部活動関係なくクラスを温かくしてくれると思います。皆さんも、思い出に残るクラス生活にし、充実した学校生活でありますように。
 部活動に励んでいる生徒、いつも心の中で、「がんばれ!負けるな!応援しているよ!」という気持ちです。部活動の仲間を応援してくれている生徒、一緒に応援しましょうね。部活動生徒の励みになっていると思います。ありがとう。


 私の思い出に残る‘‘先生ブログ‘‘を紹介して、初の「憧れ」‘‘先生ブログ‘‘を終わります。
   遊学館 先生ブログ: 【第297回】 さぁ、夢の舞台へもう一歩

2025年5月22日 (木)

【第888回】「挑戦」神谷 崚仁 (情報)

 皆さんの人生で、何かに対して、挑戦をしたことはありますか?
私は、今年一年のテーマは「挑戦」です。
 挑戦の一つとして、母校である遊学館高校で、教員をすることでした。大学を卒業し、埼玉県で就職をした時までは、特に自分の人生に挑戦をすることはなく、社会人になっても、日頃の業務をただこなし、特に何もない人生を送っていました。
 そんな生活に飽きて、自分が挑戦をしてみたいなと思ったのは、まず、サッカーでした。幼稚園の年中から大学4年生になるまで続けてきたサッカーは、大学を卒業するとともに、辞めてしまいましたが、社会人2年目の時に、成り行きではありましたが、またサッカーをすることになりました。
 1年振りにサッカーをするとサッカーが楽しくて仕方なく、会社を辞めて、海外にサッカーをしに行くことにしました。帰国したタイミングで、遊学館にサッカーのコーチとして、母校に戻ってくることになり、今年からは教員になりました。
 挑戦をすることで、しんどいこと・苦しいことはたくさんありましたが、とても充実した人生を送ることができていると実感しています。
 挑戦をしてみると、今まで気付かなかったことに気付くことができたり、今までできていなかったことが、ふとできていたりと、自分自身が成長していることに気付くことができます。もちろんその中には失敗は付き物です。でもその失敗を糧に成長をしていけばいいし、失敗をするから成長をすると思います。
人生は一度きりなので、たくさん挑戦し、たくさん失敗し、たくさん成長して、楽しい人生を過ごしていきましょう。

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