2025年10月 2日 (木)

【第907回】「空」S. Y. (理科)

 食欲の秋・読書の秋・芸術の秋・スポーツの秋。秋は何をするにも適した時期だ。中学3年生や高校3年生は受験に向けて頑張る時期であり、高校1、2年生は定期試験や新人大会などが待っている。本来であれば、残暑も落ち着き、過ごしやすい季節なのだが、近年は異常気象により、まだまだ暑さが幅を利かせた天気が続いている。さらに最近の秋はすぐに終わってしまい、あっという間に冬に突入していく。とにかく秋が短くなっているのである。何をするにも適した時期が短くなるのは、何とも悲しい気持ちになる。
 しかし、この夏と冬に挟まれた季節だからこそ、見られるものもある。それは紅葉と秋の空である。植物が落葉させるのは、日の短くなる冬に備えてのものであるが、紅葉は何のためにするのか分かっていない。また、秋の空は不安定であり、だからこそ珍しい雲も見られやすい。

20251002ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲 引用:ウェザーニュースより

 短い期間だからこそ、少しの変化に敏感になり、時には立ち止まって空を眺める。そんな心の余裕が持てるように、日々を過ごしたいものである。

2025年9月25日 (木)

【第906回】「パン作りは面白い」S. M. (数学)

 興味を持つと、時間をかけても挑戦したくなることがある。私は以前、石窯ピザを作りたくてパン教室に数回通った。材料をボールに入れるときの注意点や捏ね方を習い、いろんな具材でピザを作った。しばらくパン作りからは離れていたが、ある日、動画を見てまた挑戦してみたくなった。

 興味を引かれたのは、「ボールの中で捏ね時間3分」というところだ。捏ね時間は短いがが、材料からから焼き上げまでは4時間ほどかかる。時短レシピなら2時間ほどで作れるものもある。どのパンを作ろうかと動画を見ながら選ぶ時間も、とても楽しい。

 始めに作ったパンは、ジャムロールパンだった。イースト菌の予備発酵から、材料を混ぜて捏ね、一次発酵。形を作って二次発酵、そして焼く。生地がとても柔らかく、ちゃんとまとまるのか心配だったが、無事に焼きあがってほっとした。4時間かけて作ったが、食べるのはあっという間。でも、とても美味しかった。

 次に作ったのはウィンナーパン。そして、肉まん。作るパンによって生地の材料や分量、発酵時間が少しずつ違う。レシピを見比べると、少しずつ違うので、どうして違うのか気になってくる。「なぜこのパンにはバターを入れないのか」「なぜこのパンにはこのタイミングで牛乳を入れるのか」と気になり始めると調べてみたくなる。もう少し調べてからまた作ってみようと思った。

 今、何か興味を持っていることはありますか?
 興味を持ったことには、ぜひ挑戦してみてください。
 そして疑問に思ったことがあればば調べてみてください。
 調べて理解すると、さらに興味深く、もっと楽しくなりますよ。


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20250925

  朝見ているドラマの影響か、
  リクエストされたので作ってみた。

      “あんぱん”

  次はどのパンを作ろうか。
  “パン作りは面白い”

2025年9月18日 (木)

【第905回】「チャレンジ!」S. J. (地歴・公民)

 近年、本校には新しい部活動が続々と発足してます。ストリートダンス部や軽音楽部、そしてeスポーツ部などです。夏休み中に行われた学園祭でも、ダンスやライブなどで盛り上げてくれました。
 さらに来年度、本校に新しく「観光ガイド部」ができるそうです。これは、本校の生徒が兼六園などで修学旅行の中学生にガイドをするという部活動で、元々、遊学講座で実施していたものが部活動になるそうです。いしかわ高校観光特使にも認定されているとのことです。
 新しいものにチャレンジしている生徒を見ていると、自分にも力が湧きます。私は、剣道未経験者でしたが、剣道部の顧問になり、生徒に負けてたまるか!という気持ちで30歳を過ぎてから県立武道館に習いに行き、三段まで取得することができました。新しいことを始めると最初は難しいですが、今までできなかったことができるようになるととても楽しくなります。
 また、現在3年生の担任をしていますが、クラスの生徒達は入試という大きな挑戦をしています。特進クラスの生徒も、国公立大学や難関大学を目指してチャレンジしています。中学校時代は国公立大学進学なんて考えてもいなかった生徒が、本校の入学説明会で特進クラスでのチャレンジを決心し、合格を目指して頑張っているという生徒もいます。
 本校では学業、部活動、ボランティア活動、生徒会活動など様々な新しいことにチャレンジできる環境があります。ぜひ中学生の皆さんにも、高校生になったら新しいことにチェレンジしてもらいたいと思います。その場が、遊学館高等学校であればとても嬉しいです!

2025年9月11日 (木)

【第904回】「全国高校サッカー選手権石川県大会 7回目の挑戦」S. Y. (保健体育)

私は遊学館高校の教員になって7年目になります。
この7年さまざまなことがありましたが、ホントにあっという間にときは過ぎてしまうものです。どの1年も同じ年はなく刺激的な教員生活を送らせていただいています。
高校生サッカーにおける1番大きな大会は「高校サッカー選手権大会」だと思っています。昨年の決勝戦、とても鮮明に覚えています。キックオフから試合終了の笛が鳴るまで強い雨がずっと降る中、スタンドにはたくさんの生徒や先生方、保護者のみなさまや卒業生、地域の方々まで多くの方が駆けつけてくださり、声がかれるまで一緒に戦ってくださいました。終了の笛がなったときのあの絶望感と敗戦の悔しさは一生忘れられない、忘れてはいけないものとなっています。
あの日から約1年がたとうとしています。もう一度あの決勝の舞台まで勝ち上がり、応援し支えてくださる遊学館ファミリーの皆様と優勝を一緒に分かち合いたい。今そんな思いでいっぱいです。
簡単に勝てる試合なんて存在しません。一瞬の気の緩みが敗戦につながります。
そんな緊張感の中最後に笑えるのは1校のみ。
昨年いちばん悔しい思いをし、その悔しさを知っているからこそ必ず強くなれています。ここまで共に戦ってきた仲間を信じ、支えてきてくださる皆様に感謝して戦っていきたいと思います。

応援よろしくお願いします。

20250911

2025年9月 4日 (木)

【第903回】「家のシューズケースに何足バッシュがありますか。」S. T. (数学)

質問の答えですが、私の答えは「分かりません」です。増えすぎて数えていません。一番古いものは2000年のJORDAN6でしたが、加水分解し粉々になりました。ヴィンス・カーターのシグニチャーのSHOXV.C2なんかもそろそろ危なそうです。

何足あるかは定かではありませんが、最近のお気に入りバッシュは間違いなくBOOK1です。レトロな見た目なのに踵側のZOOMエアとクシュロン2.0のミッドソールにより柔らかく、全力でバスケをプレイしても足が痛くならないクッション性が魅力です。


他にはGT.CUT3も非常に良いバッシュですね。駅伝で話題になった厚底シューズのクッショニングであるZOOM Xがフルレングスで採用されている非常に反発性の高い一足です。

最後にサブリナ2。WNBAのサブリナ・イオネスクのシグニチャーでコービーシリーズを彷彿とさせるモデルでこちらはBOOK1と対象的に前足部ZOOMとクシュロン3.0の柔らかいクッショニングが履きやすい一足です。

上記の3足は比較的手に入りやすい部類なので、これからバッシュを買おうとしている人は是非試してみてください。

20250904_2

左から G.T.cut3 BOOK1 サブリナ2


今後はJA3を複数足狙っていく予定です。