2025年12月11日 (木)

【第917回】「ザ・ロイヤルファミリー」永井 秀篤 (地歴・公民)

タイトルは今、日曜21時からTBSで放送されているドラマのタイトルである。
普段ドラマを見ない私であるが、ある先生の熱烈なおすすめで今回観てみることにした。

どんな話かということはネタバレに繋がってしまうのでさらっとあらすじを紹介すると、「競馬の世界を舞台にひたすら夢を追い続けた熱き大人たちの物語」である。
私にこのドラマをおすすめしてくれた先生は「毎回涙腺が崩壊するよ!」との太鼓判。
初めは「そんなに!?」と軽い気持ちで見始めたがこれが正に「涙腺崩壊」ものの感動ストーリーであった。様々な人物の思いや挫折、苦悩や困難を乗り越える様が非常に観る人の心を打つそんな内容であった。

 そのドラマの中で、数々名シーンが存在する。その中で何度か出てくるワードが「勝つ」というワードである。やはり勝負事、競馬なので勝ち負けにこだわる人物が多く登場してくる。また「勝つこと」に向かって様々な人が協力する姿、熱い思いをもって努力する姿が多く見られる。私自身、勝負事に関わる中でたとえドラマといえど、そんな熱い思いに触れると、「まだまだ自分は頑張れそうだ!」と活力をもらうわけである。

 ドラマの話はさておき。この遊学館高校には多くの目標や夢をもった生徒が沢山いる。更には勝負事に関わっている選手も沢山いる。しかし、勝つ時・本気で自分の目標を達成したいと思ったとき、全てが順風満帆にいくとも限らない。そんなときは、こういったドラマや本、映画、漫画でもいい。更には同級生の試合や発表会でもいい。いろんな世界をみようとすることをおすすめしたい。そこにはまた明日の練習を頑張ろう!と思えるヒント、勝つため、目標を達成するために必要なヒントが必ず潜んでいる。そこで得た活力を自身の夢や目標に向かってのエネルギーにしてみてほしい。
そうすれば皆さんの目標に近づくことができるのではないだろうか、と思っている。

ザ・ロイヤルファミリーについてはこのブログを執筆している週末が最終回なので非常に楽しみだ。原作もあるが、是非映像で観ることをおすすめする。
その翌週(12月21日)には京都で全国高校駅伝がある。
テレビの前でも構わない。京都を駆け抜ける遊学生の応援を是非お願いしたい。

2025年12月 4日 (木)

【第916回】「節目の2025年」寺山 いずみ (養護)

2025年も12月に入り残り少なくなりました。
巳年生まれの私は、今年、5度目の年女、つまり還暦でした。
何が変わったと言うことはないのですが、イベントが2つありました。
一つ目は、2月2日に「善光寺節分会」で「還暦福女」として、豆まきに参加したことです。豆まき用の福枡(還暦の人は朱文字)をいただき、本堂で追儺式が行われ、回廊からたくさんの人に福豆を撒きました。テレビで、芸能人の豆まきを見ますが、まさか!自分が豆まきをするとは、思ってもいませんでした。でも、「豆まきするなら、一緒に行くよ!」と、申し込みをして同行してくれた、ちょっと年上の友人達のおかげで、素敵な還暦の始まりとなりました。
二つ目は、8月9日に小・中学校合同「還暦同窓会」がありました。新竪・菊川・南小立野小学校から城南中学校の巳年会の集まりです。夕方、石浦神社を参拝しお祓いをうけ、兼六園そばのラグナヴェールで同窓会、柿の木畠で二次会と80名ほど同級生が集まりました。美貌を保ち続けている女子、おじさんなのに少年のような男子、中学卒業以来の同級生にも会えて、本当に楽しい時間でした。名簿を管理し、企画準備をしてくれた幹事さんの心遣いと労力に感謝しながら、私も、頑張らなければと思いました。
人生100年時代を言われますが、還暦となり100年の半ばも過ぎましたが、新しい目標に向かって、進んでいこうと決心の2025年でした。
高校性のみなさんには、還暦・・・想像もつかないと思いますが、良き友人に恵まれた人生は楽しくて素敵です。そして、自分自身も良き友人でいられるように努力を続け、頑張られたら、嬉しいですね。ちなみに・・・赤いちゃんちゃんこは、着ていませんhappy02

2025年11月27日 (木)

【第915回】「流行語」T. Y. (地歴・公民)

 2025年も残り1ヶ月ほどとなり、暑い時期が長かったせいなのか、これまでになく時の流れの早さを感じております。年末が近づいてきますと、毎年恒例になっている、今年の「新語・流行語大賞」の候補となるノミネート30語が発表されました。大賞は12月1日に発表されるそうです。ノミネート30語を眺めていますと、「二季」や「古古古米」からは気候変動や食糧問題、「トランプ関税」や「物価高」、「女性首相」からは政治・経済、「国宝」や「ビジュイイじゃん」からはエンタメ、「ミャクミャク」からは文化など、今年1年の人々の関心や不安を短い単語の中で見事に表現しているように感じます。
 その中で気になったのが「7月5日」というノミネート語です。これは7月5日に大きな自然災害がおこるという、科学的な根拠がないにも関わらず、SNSを中心に広がったことを指す言葉ですが、その背景にある情報の拡散力に恐ろしさを感じてしまいます。誤った情報が実際の社会や旅行業界に影響があったとういう報道もありました。この言葉がノミネートされることで、情報化社会が進展するなかで、私たちがデマや噂をどのように扱うか、どう責任をとるかという問題を改めて考えさせられるきっかけになるのではないでしょうか。
 ノミネート語が発表された後、校内にて「エッホエッホ」と階段を駆け上がっておりますと、女子生徒に「古っ!(笑)」と言われ、流行が過ぎ去る早さも感じておる今日この頃です。
 今年はどの言葉が大賞に選ばれるのか、そして2026年はどのような言葉が生まれ、関心が持たれるのか、注目していきたいと思います。

2025年11月20日 (木)

【第914回】「当たり前って?」T. T. (理科)

 誰かに親切にしてもらったら「ありがとう」と言う。食事中は肘をつかない。目上の人には敬語を使う。「こういうときにはこうするのが普通だ」という社会のルールやマナーは、数え切れないほど存在します。
 では、皆さんはその“当たり前”を、どれだけ正確に把握できているでしょうか?「そんなの簡単だ」と思うかもしれません。しかし、その「当たり前」が、時代の変化や、育った環境、国や地域、職場の文化によって、実は少しずつズレているとしたらどうでしょうか?最近そのようなことを考える機会が増えました。
 最近、私は自身のクラスで受験準備のサポートをする中で、この「当たり前のズレ」を痛感する機会がありました。入試の書類確認、出願手続き、面接練習など、様々な作業をサポートするのは、担任として当然の役割です。しかし、これらの準備に対してサポートしたことに関して、「(担任だから)お礼を言われなくても仕方ない」と割り切るべきなのか、それとも「労いの一言ぐらいはあってもいいのではないか」と思う自分がいるのです。もう一つ驚いたのが、受験が終わり合否が出た時のことです。私の中では、合否にかかわらず、お世話になった先生方には自分から出向き、結果を直接報告するのが当たり前の礼儀だと思っていました。しかし、ある生徒に報告を促したところ、返ってきたのはこんな言葉でした。「え?学校にも合否は届くから、先生は知っているものだと思っていました。」この言葉には、正直驚愕しました。私の「当たり前」は、彼らの「当たり前」の中には存在していなかったのです。
 結局のところ、「当たり前」とは、過去の経験と環境によって作られた、その人にとっての最適解です。家族の習慣、学校の教え、初めての場所でのルールなど、育ってきた道筋が違えば、持っている「常識」も当然違ってきます。
 私たちの人生を円滑にしてくれる一つのツールとして「当たり前」があるのだと思います。だからこそ、新しい人間関係や環境にしっかり対応できるように、ある程度の「当たり前」を学び、身に付けておくのが大切だと、今回の経験から改めて強く思いました。
 私自身もまだまだ未熟な立場なので、生徒たちから学ぶ姿勢を忘れず、もっともっとたくさんの「当たり前」を知り、自身の「当たり前」をアップデートしながら、変化の激しい今の環境に適応していきたいと思っています。

2025年11月13日 (木)

【第913回】「無題」谷口 克也 (数学)

 賛否両論あった関西万博は成功裏に終わった。私もご多分に漏れず10月初めに駆け込み見学をしてきた。人の群れに酔ってしまって、2時間ほどでそそくさと退散した。パビリオンには一切入れず、大屋根リングを人の流れに沿って廻ってきただけで終わった。

 振り返れば1970年、大阪万博が開催され、兄は修学旅行で、父は中学校教師として修学旅行の引率でそれぞれ大阪万博に行ってきた。専業主婦の母と小学校4年生の私は、父の「人を見に行くだけだ」という強い反対で、大阪万博には行けずじまい。泣きながら悔しい思いをした。

 確かに今回、「人を見に行くだけ」の関西万博だったが、日本国中が大きな夢と希望を持って開催したイベントに参加でき、家族で記念撮影ができたことだけでも、とてもいい経験ができた。

 いろんな考えがあるだろうが、やらずして諦めるよりも、体験して評価した方が悔いが残らないだろうと感じた。