【第754回】「終わり 始まり」S. Y. (保健体育)
10月22日(土)私にとって4回目の選手権が幕を閉じた。
勝負には『勝ち』か『負け』しか存在しない。
またしても、石川県の頂点に立つことは出来なかった。
毎年受け継がれる伝統、新たに加わる歴史。
この日流した涙は、新たなスタートを切るための涙だ。
終わりが来るときは、始まりの合図でもある。
立ち止まらず前に進もう。全てを受け止めて前を向こう。
また、ここから新たな歴史を刻めるように。
次はみんなでうれし涙のスタートをきれるように。

10月22日(土)私にとって4回目の選手権が幕を閉じた。
勝負には『勝ち』か『負け』しか存在しない。
またしても、石川県の頂点に立つことは出来なかった。
毎年受け継がれる伝統、新たに加わる歴史。
この日流した涙は、新たなスタートを切るための涙だ。
終わりが来るときは、始まりの合図でもある。
立ち止まらず前に進もう。全てを受け止めて前を向こう。
また、ここから新たな歴史を刻めるように。
次はみんなでうれし涙のスタートをきれるように。

前回の先生ブログ(2021年4月15日 (木)「軽音同好会、はじめました」)から1年以上たち、「軽音楽同好会」から「軽音楽部」に昇格(?)することができました。様々な面で協力してくださっている先生方・地域の方・楽器屋さん、いつもありがとうござます。
びっくりすることに今年入部した部員で私の先生ブログから遊学館高校軽音楽部の存在を知ったという子がいたので、軽音楽部に興味がある中学生や在校生に私たち軽音楽部のことをもっと知ってもらえるように、今回も軽音楽部をテーマに書いていきます。
遊学館高校軽音楽部は、はじめは女子4人で始めた同好会でしたが、今や男女26人の部員を抱える部活になりました。個性豊かでかわいくて大切なみんなと日々楽しく音楽をしています。しかし、部員が増えたことで目標や意識の共有をしきれていないと感じることもあり、「なんのために軽音楽部をやっているのだろう?」と思う日もありました。
そんな日々に、大学時代を過ごした群馬・高崎のあるライブハウスが休業するというニュースが飛び込んできました。震える手で立ったあの場所が、観客が手を上げて自分たちの演奏を聴いてくれたあの景色が、憧れのバンドマンをみたあのステージが、なくなってしまう。ライブハウスを守りたい、そのために自分ができることは…。そう考えたとき、軽音楽部で音楽を愛する人を育てることがライブハウスの利用者の増加につながるのではないかという考えが浮かびました。
正直私は遊学館の周りの金沢のライブハウスにはあまり思い出がありません。ですが、私と同じ音楽を愛するバンドマンたちが愛した地元金沢のライブハウスに貢献することが、「ライブハウス」という文化を守ることにつながるのではないか、そう思えました。小さな箱・地元の箱には、いろいろな景色が詰まっています。地域のバンドマンの血が流れています。誰かの思い出の場所を守れますように、これからも誰かの思い出の場所になりますように、そんな思いで部員全員を大切に、これからも遊学館で自分にしかできないことを探していきます。
| (FOMARE「愛する人」を聴きながら) | ![]() |
|
| 2018,09,24(trust55)→ |
「僕はラガーマンではないし、国語の教員でもない」
私は、身長185㎝、体重80kgです。プロ野球で同じ体型の選手は野球に全く詳しくないので、分かりません。ラグビー部でした?と聞かれた事も特にありません。国語も教えていません。
ただ、小藤先生のブログのタイトルが気に入り過ぎたので、真似させて頂きました。
さて、タイトルの「知之者不如好之者、好之者不如楽之者」は「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」と読み、孔子の格言だそうです。
超簡単に言うと「楽しんでる奴が最強」ということ。
最近、私が特に学校生活や授業で大事にしていることが、この「楽しむ」であり、それなりに多くの生徒が楽しそうに問題を解いて提出してくれていると思う。
正直数学の問題は公式というヒントを使って解く謎解き程度に考えて臨んでもらえばいい。
最初は分からない難しく見える問題でも、友達と楽しくいろんな意見を出して協力して解ければ、「あのときこうやって解いたな」とエピソード記憶として残り、後々のテストでも良い結果が出ているようにみえる。
分からないことを一人で悶々と考え、結局答えが出ずに椅子に座って授業を耐えるだけの一時間。そして、つまらなかった苦痛だったと感じれば記憶にも残らず成績も伸びないだろう。
やはり楽しむことが大事。
そして、自分から楽しめる環境を作っていくことが重要。
普通にしていたらつまらないかもしれない数学でも積極的に友達と教えあいながら解いていって欲しい。
ということで、とにかくルールを守って楽しくなるように学校生活を送ってください。
本年度より本校で英語科の授業を担当することになりました。私は社会人を経験しています。以前はツアーコンダクターとして世界各地を飛び回っておりました。当時の仕事は、お客様に外国の良さを伝え、満足してもらうことが重たる使命でした。今はそのことがとても懐かしく感じます。特に印象深かったことは、訪ねた国々にて、日本との違いを多く発見したことでした。単に言語が違うということだけではありません。実は、根本的にものの考え方が違うということでした。それにより、時には不便や違和感を覚えたり、時にはなるほどと感心して憧れたりもしました。そして、次第に日本との違いを楽しむようになりました。例えば、電車やバスの中での携帯電話での通話は、他人の迷惑になります。だから、日本では禁止されています。しかし、外国ではどの国でも禁止されていません。また、ゲームをする時はイヤフォンを使わずにスピーカーの音を漏らしている人もいます。このことから日本人は神経質なのかと思ってしまいます。もう一つ例を挙げると、教育の考え方もかなり違っています。欧米では、個性を大切にするという考え方が浸透しています。以前、修学旅行の引率でロンドンに行った時のことです。現地の観光ガイドさんは、バスの中で自己紹介の後、次のことを言いました。「ヨーロッパの教育は、日本とは違いますよ。個性を伸ばす教育なのですよ。だからみんなが持っている唯一の個性を大切にしましょう。」でした。その時、それを聞いた生徒も先生も驚いて目をパチパチさせていました。そのガイドさんが言いたかったことは、金太郎飴のような人間にならないでほしいということでした。みんなの顔が違うのと同様、個性も違って当然。興味のあるものを発見し、そのことについて、どんどん腕を磨いていきましょうということだったと私は認識しました。ヨーロッパでは個人主義が基本です。そのため、個性と個性がぶつかり合うことが心配されます。しかし、みんなが違うからこそ、他人を尊重することも大切になります。他人が自分と違うことで差別につながるのではなく、お互いを認め合うことが必要だということです。そこで大切なのがコミュニケーションなのです。私は、前職の経験を通じて外国人とのコミュニケーションの大切さを痛感しました。日本人だからと言って差別されたこと、反対に日本人だから信頼されたこと、でも最終的にはその個人の人柄なのだと理解しました。これらの経験は、ほとんどが失敗の連続でしたが、とても有意義だったと思います。コミュニケーションを深めることによって、人との距離がより近くなることは、私にとって、この上ない喜びでもありました。いろいろな人に話しかけるのは勇気が必要です。しかし、自分と全く違う見方や考え方を発見することができるのです。このことで自分の視野が広がることもあるのです。私は、この違いを発見した瞬間がとても好きでした。
現在の私の生活は、遊学館高校の生徒や先生方と多くの時間を共有しております。毎日が新しい発見の連続です。もちろん、生徒から学ぶこともたくさんあります。なかでも、目標に向かって全力で打ち込んでいる姿はとても輝いて見えます。遊学生のみなさん、どうか自分の個性を大切にしてください。そして、是非とも自分とは全く違う「いろいろな人」や「外国人」にも興味や関心を持って、優しく思いやりのあるコミュニケーションを目指してください。
「わたし、勉強できないし…(ムリムリ!)」「わたしはあの人とはちがうから…(ムリムリ!)」
「わたしの家はこうだから…(ムリムリ!)」「時間がないし…」「お金がないし…」
ムリムリ!
をひきだす言い訳は無限にでてきた、若き頃の私。
大人になって、就職して、結婚して、子どもができて… 時間もお金も立場も…さまざまな制約が増えました。
まさに、何もかもがムリムリ!!な状態です。
ところが、いざそんなムリムリ!!な状況になると「いや、ムリじゃないし!!」
と、すべて突っぱねたいと思っている、今の私。
もともと、あまのじゃくなんです。
「子どもがいるから…
子どもと一緒にできることは?子どもがいてもできる方法はないかな?!
(3●歳にして娘と一緒に習い事始めました。学生の時に出来なかった留学を、
娘たちと一緒に…!親子留学が今の目標です)
「もう○○歳…
だけど、人生100年時代!
まだまだ!今日の私が1番若い!」
ない時間は作り出そう!そんなふうに考えるようになりました。
そして、昔なら「ムリだったら恥ずかしいし…」と秘めていた
欲しいもの、やりたいこと、やってみたいこと…を口に出せるようになりました。
口に出すと、賛同してくれる人や応援してくれる人、導いてくれる人に恵まれるようになりました。
何より、自分が本当はどうしたいのかに気づくようになりました。
諦めたくなかった自分に気づきました。
出来ない自分も、ダメな自分もひっくるめて、
その上で、ムリムリ!…ではないようにする方法を考えたい!
そう思うようになりました。
5年後会ったときに
「変わらないね~!」 ではなくて、「変わったね~! 」
と言ってもらえるそんな人間になりたい。
私が、「わたし」を諦めない限り、
私の道はどこへも続くはず。
だから私は、わたしを諦めない。