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2023年3月16日 (木)

【第774回】「卒業式」N. H. (保健体育)

 先日、【令和4年度 卒業証書授与式】が粛々と執り行われました。今年度の卒業生は、入学時から卒業まで、『新型コロナウィルス感染症』に翻弄された3年間の高校生活だったのではないでしょうか。数々の学校行事やイベントが中止・縮小され、今までの卒業生と比較すると生徒によっては、「この時代だからこそ中身の濃い」と感じた生徒がいると思いますが、多くの生徒があまりにも消化不良と感じた生徒がいると思わざるを得ません。
 ただ、ここ数ヶ月は、感染状況が落ち着きを見せ、日本政府は感染症の分類として「季節性インフルエンザ」と同等の『5類』へ2023年5月8日より移行し、法的な扱いが大きく変わることになると発表されました。確かにここ1・2年前よりも感染拡大が落ち着いてきているように感じられます。卒業式前後には、2年生の沖縄修学旅行や1年生の北海道修学旅行が実施されました。以前より学校行事やイベントでは制限などあり、何とか実施してきましたが、このような大きな学校行事が実施されたことは、今後大きな意味を持つことになると思います。

 『新型コロナウィルス感染症』がこれで、終息するとは簡単に考えられませんが、徐々にこれまでの「季節性インフルエンザ」と同じような扱いや捉え方になっていくのかなと思います。少しでも以前の日常を取り戻し、特に卒業生には、高校生活で経験したことをこれからの生き方に活かしてもらえたらなと思います。それと同時に今後の活躍に大きな期待を抱かずにはいられません。『夢』を持ち続け、諦めることなく、掴みとってほしいと願っております。いつかこの体験や経験が役に立つことになることを祈っております。

2021年9月 9日 (木)

【第697回】 「2学期が始まりました!」N. H. (保健体育)

 2021年度の2学期が、始まりました。昨年より新型コロナウイルスによる甚大な影響で、世界中で現時点でもこの先どのようになっていくのか見えない状況が続いております。少しでも早く、収束して以前の日常生活を取り戻せたらなと毎日思います。
 本校の1学期においては、学校行事など昨年からさらに強化し、引き続き実施している感染対策の徹底によりスポーツテストや体育祭などの学校行事、あるいは県高校総体(インターハイ県予選)や高校野球県予選など昨年は中止された行事やさまざまな各種大会など実施されてきました。ただ、残念なのは、7月頃からの全国だけではなく石川県内においても感染状況が、短期間で急激に拡大し、学校行事で大きなイベントである『学園祭』が2年連続で中止になったことです。
 1学期より生徒会が中心となり厳しい制約がある中、いろいろな企画などを計画していたように思います。生徒たちが楽しみにしている『学園祭』が実施されないのは、長い教員生活においては、残念で仕方ありませんが、学校としても生徒の健康における「安全・安心」を考慮してのことと苦渋の決断だと思われますので、このような状況がいつまで続くのか誰もがまったく予測がつかない事態となっているのではないかと思います。
 このような状況でも、生徒たちが、勉強や部活動など今自分ができることを精一杯努力している姿勢に(自分自身も頑張っていこう)と元気づけられるとともに生徒たちが逞しく成長していくことを感じられ、私としては頼もしく思います。
 今後、状況がどのように変化していくのか予想は難しいですが、生徒ともども置かれた状況の中で出来ることに最善を尽くしていきたいと思います。
 一日も早く、以前の日常生活に戻れるよう願っております。

2020年4月16日 (木)

【第624回】 「2020年に思うこと」N. H. (保健体育)

 新学期が始まりました。411名の新入生を迎え、新鮮な気持ちで新年度に取り組んでいこうと思いますが、新入生だけではなく、新2・3年生もまた我々教職員や保護者の皆様も個々に期する思いがあると思います。

 しかし、2020年の幕開けとともに新型コロナウイルス感染症が中国から全世界に拡大し、現在もなお猛威を振るっております。日本も内閣総理大臣が緊急事態宣言を発出したにもかかわらず東京都を中心に感染者が増え続けています。石川県も少しずつ感染者が増加しており、いつ生活環境が汚染されるのか不安はありますが、不要不急の外出や日頃から意識しない手洗いなど出来ることをしていくしかないのかなと感じております。

 今回の感染症に限らず、常日頃から“自分には関係ないから”“自分は大丈夫だろう”などその根拠のない自信はどこから湧いてくるのだろうと不思議でなりませんが、他人事や無責任な行動を慎むことを改めて考えさせられました。

 いつかは終息が来ると思いますが、日常の生活が送れるようになることを祈っています。

 暗いニュースばかりで気持ちが滅入りますが、この状況を皆で乗り切り、できるだけ良いスタートができるように準備を入念にしていきましょう!

2018年11月29日 (木)

【第556回】 『最近思うこと』N. H. (保健体育)

 最近思うこと、感じることはいろいろありますが、特に健康面について考えさせられることが多くなってきたように感じます。

 毎日のように健康面の情報が私たちの手元に入手しやすい環境の中で何が正しく何が間違いなのか判断を迷うことがしばしばあります。つい数年前に正しいと考えられていたことが現在では、違った結果が出てきているような事例が多くあるようです。

 何が正しいのか間違っているのか情報を収集し、自分なりに見極めて毎日穏やかに過ごしていきたいと考えています。

 本校の生徒諸君は、勉学や部活動に大変な努力をしていると思いますが、健康面に留意し、充実した高校生活を送って行けたらと思います。

2017年7月 6日 (木)

【第485回】 『35年目』N. H. (保健体育)

早いもので、今年で教員生活35年目を迎えております。

奉職した当時からは、考えられないほど続けられているなぁと自分自身が感心しているところでもあります。

時代の移り変わりは、いつになっても起こることですが、生徒の保護者には女子校時代の生徒がかなり多いように感じられます。

さて、本校の1年生ですが、私にとっては3年ぶりの担任を任されました。いつの1年生にもいえることだと思いますが、中学を卒業したばかりで、不安や希望が入り混じった気持ちとこれからのさまざまな期待を胸に入学してから、一人ひとりが懸命に学校生活に取り組んできていると思います。

高校生活の3年間は、長いようで意外と短いので、時間を無駄にせず有効かつ効果的に利用できればと思います。部活動や学習面など高校生活での活動は、良い思い出や苦い思い出など成長させてくれる重要な時間です。受け身にならず主体的に積極的に取り組んでくれたらと思います。

ここ数年、平成生まれの若い世代のさまざまな分野での活躍が報道されていますが、本校の生徒諸君も彼らに負けない潜在能力が備わっていると確信しているので、出し惜しみせず積極的に何事にも取り組んで欲しいと期待しております。

2016年2月11日 (木)

【第412回】 『受験シーズン』N. H. (保健体育)

 今年もまた、例年の如く「受験シーズン」がやってまいりました。高校入試や大学入試いろいろな受験の形態があり、受験生は最後の追い込みにすでに入っていることと思います。また、受験生だけではなく、保護者や家族にとっても不安や心配な時期ではないでしょうか。
 私は、受験生を持った経験のある親として、何ができるかを振り返ると正直、(何もしてあげられない)のが現状でした。ただ、タイミングなど自分なりに気遣いをしているつもりで適度な声かけをしました。(追いこんだり放任はかえって逆効果かな?と思ったもので)それと、体調管理には本人だけではなく家族で毎年あまり気にしないうがいや手洗いなどできることには随分気を遣った記憶があります。体調を崩すと不安や心配が増えると思います。この時期、最大の対策は充分な睡眠と栄養管理ではないでしょうか。
 本校の生徒諸君もこれから受験シーズンを迎えていくと思いますが、目標に少しでも近づけるように体調管理に注意し、睡眠や食事など生活習慣を健康的に送ることが重要だと思いますので、努力をしてみてください。
 とにかく心身共に健康であることが、受験シーズンを勝ち抜いていくアイテムの一つであり、努力が実ることを期待したいと思います。

2014年9月11日 (木)

【第343回】 『日本』N. H. (保健体育)

今年も暑い夏がやってきましたが、例年とは少し様子が違った夏だったように感じます。また、毎年実施される各地における各種のイベントなど日本は、(なんと平和な国なんだ)と感謝せざるをえません。世界では、さまざまな不幸が起こっていますが、日本は世界とは何か違うような気がします。平和な毎日が当たり前になり、身勝手な言動や不平不満ばかりで、ストレスが蓄積し、自分を見失うような状況に追い込まれてしまい、残念な結果を招いてしまうことが、多くなってきているように感じます。自分のことは大切ですが、周囲に目を向け、冷静になり、他人のために自分が今何ができるかを考えることも重要ではないでしょうか。

 まだまだ未熟者ですが、平和で幸せな環境にある自分を見つめ直し、客観的な立場から物事が正しく判断できるようになっていきたいものです。

2013年5月23日 (木)

【第280回】 『コーヒー』N. H. (保健体育)

 皆さんは、コーヒーが医学的に注目されていることをご存知でしょうか。先日、ある民放の健康番組を見ているとコーヒーの成分(カフェイン)ががんの治療に利用され、医師に足の切断を宣告された患者が、カフェインの投与で切断が回避され、術後経過が良好で、がん細胞の切除に成功した症例の報告が放送されました。脳卒中に効果があることは新聞記事で知っていたが、がんの治療に効果があるとは驚きであった。しかも、がん・脳卒中だけではなく、心疾患・糖尿病・肝臓病の予防など生活習慣病に効果があるらしいのです。

 コーヒーは、良くないイメージがありましたが、これは喫煙と一緒にコーヒーを飲むからで、コーヒーそのものは、もともと薬として発見されたものであるらしい。コーヒーは、ドリップやインスタント・缶などがありますが、ミルクや砂糖を入れない“ブラック”で飲む方が効果があるそうです。それと飲む時は、食後ではなく、食前のほうが血糖値の上昇を抑えることも実験で証明されているようです。本当かどうかはわかりませんが、ある年配の女性の顔のシミが薄くなったような気がするという話も聞きました。

 私は、今までコーヒーを愛飲してきましたが、これからも愛飲していきたいと思います。

2012年2月 2日 (木)

【第218回】 『最近関心・興味のあること』N. H. (保健体育)

 3ヶ月ほど前からあることに関心・興味を持ち始めました。若い年齢層からすると「ハマっている」ことである。

 それは、ある女性が20代の若さで『○○がときめく、片づけの魔法』を出版し、100万部を超えた『片づけ』である。

 テレビのCMを見て、(本当にそんなことがあるのかなぁ?)と疑い、(そんなことあるわけないやろ、どうせよくいうやらせやろ)と決めつけ、騙されたつもりで視聴してみた。番組では、ある数人の芸人の部屋を『綺麗に片づけること』を実際に公共の電波に乗せて放映されたのである。ご覧になられた方も大勢いらっしゃると思いますが、疑ったのは私だけではないと思います。

 私は、子供のころから『片づけ』が苦手で、片づけてもすぐにリバウンドしてしまうことで、できる範囲で簡単に済まそうと今まで40年以上過ごしてきました。
 いつか片づけなければ・いつかゴミを捨てなければと考えてきましたが、その「いつか」はとうとう来ないままでした。3か月前までは・・・

 『片づけ』のカギは、「使うもの」と「使わないもの」を区別するのではなく、物に触れてみて【ときめく】か【ときめかないか】、また【ときめかない物を捨てる】のではなく、【ときめく物だけを残す】のだそうです。半信半疑で実際にやってみるとまさにその通りでした。
 物が溢れていたウォーク・イン・クローゼットのウォークができなかったが、私の物を片づけることで、すっきりし、楽々ウォークできるようになったことやタンスに衣服が押し込められ、飽和状態が解消され、随分とスリムになり余裕が生まれたことです。
 今まで、洗濯物など片づけをすべて奥さんに任せていたのですが、自分のものは自分でするようになりました。片づける方法が解決すると楽しくなるもので、今後も継続していくと思います。

 自分では、絶対できないと決めつけていたことが、簡単にできるようになると「ワクワク」するし、また取り組んでみようと積極的になると思います。
 「100%リバウンドしない」というフレーズは本当で、現在でも自分としては、すっきりしていると思います。『○○がときめく、片づけの魔法』に嘘偽りは、ありませんでした。

 片づけで「ワクワク」できたことで、今後ともこの気持ちを維持していこうと思います。

2010年5月19日 (水)

【第133回】女子バスケットボール部N. H. (保健体育)

前回の最後の文面に
『公式戦で好結果が出せるように生徒達と一緒に頑張っていきたいと思います。』
と書き残しました。

 その後ですが、11月1・3日に開催された石川県私学大会では、常勝校の金沢学院東高校を79-76で破り、初優勝を果たしました。生徒たちは、闘志を剥き出しにしてよく闘い、目標の結果を出すことができました。
続いて、11月12日~15日に開催された新人大会では、目標には一歩届かないベスト8という結果でした。(石川県バスケットボール協会のホームページに掲載されています。)生徒たちの努力と保護者の方々のご理解をはじめ、周囲の環境に深く感謝し、厚く御礼を申し上げたいと思います。

 ただ、翌年(平成22年)1月に開催された、石川県高等学校選抜新人七尾大会では、16チームが参加し1回戦で敗退しました。男女共学になってからの初出場で、年末年始の練習計画に問題があったと今後の反省材料としなければなりません。
 そして、4月に開催された張江杯大会では、七尾大会と同じ相手と対戦しましたが、第4ピリオドで逆転され、敗退しました。心身のスタミナ不足を露呈し、課題を残した試合でした。

 現在は6月の石川県高等学校総合体育大会に向け、自分たちに足りない部分を少しでもなくせるようにチーム一丸となって努力し、前回の最後の文面のように好結果を出せるかどうか分かりませんが、少しでも目標に近づけるように生徒たちとともに頑張っていきたいと思います。
部活動へのご理解と応援の方をよろしくお願いいたします。