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2025年3月20日 (木)

【第879回】「英語を使って気付いたこと」I. Y. (英語)

今年度1年間、あと少しで終わりますが、充実した1年を過ごすことができました。オープンスクール、学園祭、部活動の合宿・・・自分の成長につながるイベントがたくさんありました。
その中でも特に印象に残っているのが、国際交流の一環で参加したフランスホームステイ体験。

私自身、ヨーロッパは初めてで、海外引率する上での注意点や生徒の動向など心構えしていたのですが、予想外の出来事も起きたりし、私自身も学ぶところがたくさんありました。
フランス語が話せないので、コミュニケーションを取るのに使うのは英語。「フランスは英語を話せても分からないふりをする。英語を使わない。」と言われてましたが、簡単な英語なら話してくれるだろうと思い、パリの駅のコンビニへ。エコバッグを買いたくて、在庫を聞いたら、全く反応してくれない。「何言ってるんだ、このアジア人は」という顔をされましたが、なんとか伝えようと話しし続けてようやく理解してもらい、購入成功。ここで、言語の壁、文化の壁を感じました。

ナンシー市に行ってからは、英語で基本的に問題なく過ごすことができました。
しかし、シジスベール校の担当教員の英語がたまに聞き取りづらいところがありました。訛りもあり、仕方ないかと思っていましたが、何か違和感を感じました。それは、発音の違いでした。ナンシーに来てしばらくは気づかなかったものの、それを思い出して、「言葉の壁」を感じるところがありました。確かに、ナンシーへ行く前にフランス語の挨拶などを練習していた時に、発音しない文字があると言っていたのを思い出しました。日本では当たり前に読んでいた単語も、同じ単語なのにフランスの発音に置き換わると全く別の言葉として聞こえ、とても興味深い感覚を覚えました。

世界共通言語として英語はあるけれど、各国の発音の違いによって、また違った言葉に聞こえたり、各国での母国語(言葉)に対する考え方の違いなど、現地に行ってこそ気付けるいい機会だったと思います。英語を勉強していてよかったと同時に、もっと英語を話したい、使いたい、勉強したいと思いました。

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海外へ行って、英語を通して現地の人との交流や文化を体験する機会を増やしていきたいと思いました!
英語は使うときは難しいと思うかもしれません。ですが、英語を使って会話したり、他国文化に触れるのはとても刺激的です。今後、海外に行きたい、または興味がある生徒は、億劫にならず英語を使っていろんな方と関われる機会を増やして、自分の視野を広げていってほしいです!