【第943回】「原動力」Y. H. (数学)
教員生活が長くなるにつれて、これまでに関わった生徒の数は年々増えていきます。私が勤める遊学館高校は私立学校ということもあり、教員の異動が比較的少なく、多くの卒業生が年間を通して学校に顔を出してくれます。なかには、自分の子どもを連れて元気な姿を見せに来てくれる卒業生もおり、その姿を見るたびに格別の喜びを感じます。
再会する卒業生たちは、高校生だった頃とはまた違った、すっかり成長した姿を見せてくれます。進学先や就職先、あるいはそれぞれの家庭で充実した日々を送り、自分らしく歩んでいることが伝わってきます。
卒業生とのつながりは、学校の中だけにとどまりません。子どもの保育園の先生や習い事のコーチから「遊学館の先生ですよね?」と声をかけられ、教え子たちの活躍を知ることもあります。また、友人から「職場に遊学館の卒業生がいるよ」「とても頑張っているよ」と聞くこともあり、本当にさまざまな場所で、教え子たちが社会を支える一員として活躍していることを実感します。
教え子たちの頼もしい成長や活躍に触れるたびに、教師という仕事の素晴らしさを改めて感じます。彼らの姿は、私に多くの元気と励ましを与えてくれるとともに、これからも生徒たちと真摯に向き合っていこうと思う原動力になっています。
