【第939回】「進路について考える」M. Y. (保健体育)
3年生の担任として日々生徒たちと接していると、「進路」という言葉の重みを改めて感じます。進学、就職、専門学校、公務員受験など、それぞれが自分の将来を真剣に考え始める時期になりました。高校3年生にとって、この一年は人生の大きな分岐点になる大切な時間です。
しかし、進路を考えることは決して簡単なことではありません。「自分には何が向いているのだろう」「本当にやりたいことは何だろう」と悩む生徒も多くいます。周囲の友人たちが進路を決めていく中で、不安を感じることもあるでしょう。それでも私は、悩みながら考える時間そのものに大きな意味があると思っています。
進路選択で大切なのは、偏差値や周囲の評価だけで決めるのではなく、「自分がどのような人生を送りたいのか」を考えることです。好きなこと、得意なこと、人の役に立てることなど、自分自身と向き合う中で少しずつ将来の方向性が見えてきます。また、挑戦したいという気持ちを持つことも大切です。結果を恐れて行動しなければ、可能性は広がりません。失敗や遠回りも、将来必ず自分の力になります。
最近のホームルームでは、進路について話し合う機会を多く設けています。生徒たちの話を聞いていると、一人ひとりが真剣に未来を見つめていることがよく伝わってきます。友人の考えに刺激を受けたり、自分にはなかった視点に気づいたりする場面も多く、クラス全体が少しずつ成長していることを感じます。
進路は「ゴール」ではなく、その先の人生につながる「スタート」です。だからこそ、自分で考え、自分で選択することが大切です。これから先、迷ったり悩んだりすることもあると思いますが、自分を信じて前に進んでほしいと思います。
私たち教員も、生徒一人ひとりが自分らしい進路を実現できるよう、最後まで全力で支えていきます。
