2024年6月27日 (木)

【第841回】「人からもらう指導やアドバイス」T. T. (理科)

 人からもらう指導やアドバイスについて皆さんはどう考えますか?
 アドバイスには様々な形があり、一見アドバイスと感じないこともあります。私は注意や指導もアドバイスだと思って生活しています。

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 自分自身の視野の広さは自分が思っているよりも小さく、客観的に見ないとわからないことがこの世の中にはたくさんあると思います。注意や指導は皆さんを懲らしめたり、嫌な思いをさせたりしたくてされているものではないと私は考えます。ルールの中で生きるということは狭苦しく感じることもあります。こんなに細かく設定される必要があるの?と思うことはあります。ただ、様々なことを配慮して作られたルールは守っていくことが大切で、そのルールがなかったらなかったでもっと狭苦しいことになるかもしれません。しかしながら、すべてにおいて納得できるものではないのもまた事実だと思います。変えていけるルールなら、現状に合わせて変えていく、ブラッシュアップも必要です。
 納得できない部分を主張しルールを変えていきたいときには、まず主張するだけの信頼や行動が必要不可欠だと思います。普段からルールを守らず、自分のしたいままに生活していると、自身がしたいことを主張する場合に聞いてもらえる確率が圧倒的に減ってしまいます。主張も通りません。何かを成し遂げたいときには、何かを我慢することも必要です。生活する中で、今その瞬間にやりたいと思っていることを優先するのか、長い目で見たときに得することを優先するのか、それを決めるのは皆さん自身です。
 もっとこうなればいいのになぁ、こうしたほうが効率的だ、など、現状を変えたい人はアプローチの仕方を変えてみれば現状を変えられるかもしれませんよ!
 考え方の転換で世界は広がるかも・・・

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2024年6月20日 (木)

【第840回】「出会いを大切に!」谷口 克也 (数学)

 先日、中学生の野球の視察に小松市の弁慶スタジアムに行った。帰り際に「先生」と声をかけてくれた人がいた。元同僚の中学校教師である。「先生、先生のブログ読みましたよ。職場の机上に切り抜いて貼ってあります。」と言ってくれた。
 何気なく寄稿した文章が知人に読まれ、少しだけでも関心を持ってもらい、何か影響を感じてもらえるだけで光栄である、と思った。
 人が生きてきた証は、「出会い」だ。出会った人から影響を受けたり、感銘を受けたり・・・。それが反面教師の場合がある。もっと言えば、「出会い」によって人生まで変えてしまう。良き「出会い」もあれば、悪しき「出会い」もある。そんな「出会い」の中で、私たち人は成長する。
 学校とはまさに「出会い」の場。そんな場に41年間身を置けた半生に誇りを持ちたい。そして、遊学館高校に集う生徒たちにとって、毎日の学校生活の中で友達や教師といい「出会い」に巡り合えることを願ってやまない。

2024年6月13日 (木)

【第839回】「連鎖」T. M. (英語)

以前、夕方のニュース番組にサッカー元日本代表の本田圭佑が出演していたときに、教育について話しているのを見た。そこで彼が語っていたのは「教育は連鎖する」ということだった。教育をしっかりと受けて育った人間は自分が親になったときに自分の子供に対して学ぶことがいかに大事なのかを伝えることができる。しかし、自分が十分な教育を受けないまま大人になると、自分の子供に対しても学ぶことの必要性を説くことができない。そしてそのことは孫やその下の世代に連鎖していく。その負の連鎖を断ち切るために彼は海外で教育の機会の提供に携わっていると話していた。

その話を聞いたとき、人を育てるということの影響力は計り知れないと改めて感じた。また振り返るといろんな場面で成長を感じる瞬間があった。
昨年まで顧問をしていた女子バスケットボール部では今の3年生が「自分たちの代でチームを強くする」と宣言し、ウィンターカップ予選では公式戦で3回勝ち上がり、セカンドラウンドまで進むことができた。
担任をして2年目になった特進クラスでは、明らかに1年生のときに比べて、彼らのやる気や点数に関するこだわりが増してきていることを日々感じることができる。先日行った勉強合宿でも「100点以外は0点」を合言葉に単語テストに取り組んでいた。

遊学館高校にはいろんな分野で活躍している生徒がたくさんいる。
彼らが大人になったときに「正の連鎖」を起こせるようになっていてほしいと期待している。

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 ≪先日の休暇村能登千里浜での勉強合宿の様子≫

2024年6月 6日 (木)

【第838回】「出会ってきた言葉たち」髙橋 李句 (国語)

私はよく本やマンガを読みます、アニメを観ます、映画を観ます、音楽を聴きます、ラジオを聴きます、職場の先輩や後輩と話をします。
そんな中でグッときた言葉たちがたくさんあります。そして、その言葉は私の生活の中で生きています。
今回のブログではそんな言葉たちを紹介します。

 
【コンプレックス持ってる奴は強いぜ】
『GIANT KILLING/ツジトモ』(漫画)
コンプレックスって嫌ですよね、しんどいですよね。でも、そのコンプレックスを何とか克服したいというエネルギーは誰にも負けない原動力になります。コンプレックスを知っているからこそできることも決まってきます。選択肢が少ない分早く動けると思うんです。自分のことを嫌いになりそうになった時に思い出しています。
 
【何度でも立ち上がって また何度でも走り始めればいい 
必要なのは走り続けることじゃない 走り始め続けることだ】
『オールドルーキー/竹原ピストル』(歌)
あるラジオを聞いていた時に流れてきた歌です。私は「こうしなきゃいけない」「こうじゃないとダメなんだ」という頑固で気難しい性格です。余裕がなくて人を傷つけてしまった経験もあります。そんな性格に突き刺さったのがこの歌詞でした。失敗を恐れて選択肢を減らすくらいなら失敗して落ち込んで、また再スタートしたらいいって思えるようになりました。たとえ立ち止まっても、立ち止まっていたその時間も糧になるはずです。心が重たくなった時に大切にしています。
 
【即今 当所 自己】
『仕事も人間関係もうまくいく 放っておく力/枡野俊明』(本)
「いま、この場で、自分がやるべきことをやりなさい」という意味の言葉です。シンプルですが、まさにその通りです。
他に意識が行く前に、今目の前にあるやるべきことをやる。おそらく、それこそが自分自身に与えられた「使命」なのでは?どんな場面でも心に刺さる言葉です。
 
【誰についていくのかが大事】
ある人より
ある人から言われた言葉です。私には目標もなく過ごしていた時期がありました。そんな私に対してその先輩がかけてくれた言葉です。自分はこれでいいのかな?このままでいいのかな?と迷ったときに思い出します。その人は今でも私のことを心配してくれて色々な言葉をかけてくれます。
 
【だから僕は僕らしく
そして君は君らしくって 始めから 探すような ものではないんだと思うんだ
僕は君じゃないし 君も僕じゃないから】
『らしさ/SUPER BEAVER』(歌)
ナンバー1になることは難しいですよね。これは最近の授業で扱った『進化が導き出した答え』という単元でも生徒に話しました。それならオンリー1はどうですか?あなた自身が一番でいられる場所は必ずあります。人と比べなくていいです。だってそれがあなたらしさじゃないですか。自分を見失いそうなとき、誰かに劣っていると勝手に比べた時に思い出します。
 

もっとたくさん紹介したいですが、今回はこの辺で…。みなさんもたくさんの言葉との出会いを大事にしてくださいね!!

2024年5月30日 (木)

【第837回】「続・古い色紙」T. Y. (英語)

 7年前、十数年ぶりに遊学館高校へ戻ってきたとき、「古い色紙」というタイトルで初めて生徒に書いてもらった色紙の思い出を書きましたが、今回はその続編です。

 そのころは教室で授業をした経験がほとんどなく戸惑うことも多かった私に、学校のことをいろいろ教えてくれたのは、遊学館では私より「先輩」だった当時の3年生でした。勉強と部活の両立に励んでいる人がたくさんいて、元気でやる気があって、授業がうまくいかず弱気になっていた時にはそんな生徒たちの存在がどんなに励みになったことか。そして卒業式の前に彼らからお花と色紙をもらいました。みんなの気持ちがうれしくて職員室へ戻るときは涙をこらえるのに必死でした。それからはうまくいかないことがあってもその色紙を見たらモチベーションが上がるという、私にとってはお守りのようなものです。そして、そのクラスにいた卒業生の活躍を間近で見られる機会ができました。

 ひとりは昨年発足した地元のプロ卓球チーム「金沢ポート」の五十嵐史弥選手。高校生のときから海外遠征などで忙しく、レベルが違う!と思っていましたが、最初に感心させられたのは高校総体のとき。一緒に試合を見ていたら、「あの選手はあそこに打ったら勝てますよ」などと、私でもわかりやすく解説してくれて、高校生でここまで卓球の面白さを伝えられるなんて、と驚かされました。昨年は2回金沢ポートの応援に行きましたが、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。今年も絶対応援に行きます!チームを上位に導く活躍を期待しています。

 もうひとりは今年から遊学館の教員になったS先生。彼女は英語のテストはほぼパーフェクト。それに、これまでたくさんの高校生と受験の面接練習をしてきましたが、彼女より上手な人に会ったことはいまだにありません。毎日同じ職員室で真剣に仕事に取り組んでいる姿を見ると、高校生の時に授業に集中して取り組んでいた姿を思い出し、私もがんばろうと思えます。今年は1年目なので昔の私のようにうまくいかないことも多いと思いますが、私のように「仕事がんばろう」と思わせてくれる生徒たちとの出会いがS先生にも必ずあることでしょう。

 卒業生の活躍が見られるのは本当に幸せなこと。今年卒業する3年生たちは将来どんな姿を見せてくれるかな。それを楽しみにしてまた1年がんばろうと思います。