【第840回】「出会いを大切に!」谷口 克也 (数学)
先日、中学生の野球の視察に小松市の弁慶スタジアムに行った。帰り際に「先生」と声をかけてくれた人がいた。元同僚の中学校教師である。「先生、先生のブログ読みましたよ。職場の机上に切り抜いて貼ってあります。」と言ってくれた。
何気なく寄稿した文章が知人に読まれ、少しだけでも関心を持ってもらい、何か影響を感じてもらえるだけで光栄である、と思った。
人が生きてきた証は、「出会い」だ。出会った人から影響を受けたり、感銘を受けたり・・・。それが反面教師の場合がある。もっと言えば、「出会い」によって人生まで変えてしまう。良き「出会い」もあれば、悪しき「出会い」もある。そんな「出会い」の中で、私たち人は成長する。
学校とはまさに「出会い」の場。そんな場に41年間身を置けた半生に誇りを持ちたい。そして、遊学館高校に集う生徒たちにとって、毎日の学校生活の中で友達や教師といい「出会い」に巡り合えることを願ってやまない。