2018年1月18日 (木)

【第512回】<7年ぶりの・・・>Is. T. (地歴・公民)

 3学期がはじまって1週間が過ぎました。新たな目標をもって日々勉強に部活動に取り組めていますか??
 まだまだ正月気分の人、まだまだ冬休み気分の人はいませんか!?!?

 先週末、金沢では7年ぶりとなる約60cmの雪が積もりました。7年前をふと思い返してみると、私は地元の愛知県から金沢に引越してきた1年目で大学1年生でした。愛知県はほとんど雪が降らない県なので、初めて見る雪景色(特にスーパーなどの駐車場に積み上げられる雪山!)に衝撃を受けました。ちょうど大学の試験期間中でしたがバスも全然来ないため、みんなで雪道を1時間くらいかけて歩いて大学まで行った記憶があります。

 先週の金曜日は、なんとか学校までたどり着くことができました。すでに学校の周辺では、卓球部の女の子たちが学校の周りの道路を除雪してくれているのを見かけました。その後休校が決まり、翌日には推薦入試を予定されていたこともあり、野球部の寮生を中心に多くの生徒が学校の周りの道路や駐車場の除雪に協力してくれていました。遊学生のマンパワーによって昼頃には学校の玄関周辺や駐車場はきれいに除雪されました。
 また、週が明けても学校周辺にはまだまだ多くの雪が残っており、雪にはまった車を手助けしている生徒がいたとの話も聞いています。困っている人をすぐに助けることができる行動に感心しました。しかし、雪道を走行している車は滑って予期せぬ動きをすることがありますので車が近くを通る際は十分に気をつけてくださいね。

 さて、3学期が始まりました。3年生はいよいよ卒業間近です。高校生活を振り返るとともに、進学・就職へのステップアップのために、また1,2年生は次の学年へのステップアップのための大事な学期として毎日を大切にしてほしいと思います。

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2018年1月11日 (木)

【第511回】 帰省A. K. (理科)

 あけましておめでとうございます。
 週末は、センター試験ですね。受験される皆さんの健闘を祈っています。

 年末年始は、どう過ごされましたか?
 私は、実家のある新潟に帰省してきました。昨年は、家庭の事情で帰省できなかったので、肌に突き刺さるような日本海からの強風を受けて、久しぶりに新潟に戻ってきたのだなと感じました。
 若い頃は、帰省した時の何回かに一回は、母校を訪ねていました。
 私は私立高校の卒業生なので、いつ訪問しても、お世話になった先生が異動されていることもなく、笑顔で迎えてくださったのがとても嬉しかったことを覚えています(もう大半の先生が定年されましたが)。
 順調な時ばかりではなくて、弱音を吐きに行ったこともありました。「やっぱり、もうちょっと頑張ってみようかな・・」と少し前向きになって、今は廃止になった特急北越号に乗り、こっちに戻ってきたことも何度か記憶しています。
 帰省は、今でも私にとって、また日常に戻った時に頑張れる力を与えてくれるイベントです。
 春から実家を離れ、進学や就職される皆さん、たまには帰ってきてリラックスしてくださいね!親も喜びますよ。

2017年12月28日 (木)

【第510回】 「何のために」A. K. (保健体育)

あなたは何のために人生を生きていますか?

あなたは何のために高校へ通っていますか?

あなたは何のために勉強をしていますか?

あなたは何のために部活をしていますか?

あなたは何のために寮生活をしていますか?

「みんなが高校に進学するから、とりあえず高校へ行こう」と考えませんでしたか?

長期休暇の課題は、とりあえず答えを写そうと思っていませんか?

クロフネカンパニー代表取締役の中村さんは以下のようにコメントしています。
「日々起こるどんな些細なことでも“何のために”を考え続け、自分に与えられる役割に全力で取り組んだとき、人生は思いもよらない方向へ走り出す」と。

今のあなたのままで本当にいいですか?

2018年、遊学館であなたの人生が思いもよらない方向へ走り出すこと期待しています!

2017年12月21日 (木)

【第509回】 「冬といえば・・・」A. H. (数学)

冬といえば・・・雪!
 雪国で生まれ、冬は雪に囲まれながら育ちました。20年以上も雪に囲まれてきたからなのか、今この文章を書きながら眺めている外の景色が懐かしいです。雪が積もると「冬が来た」と実感します。数年前に1年間だけ岐阜県に住んでいました。12月でも1月でも太陽が出ることに衝撃を受けました。冬という感覚が来ないまま春がやってきてしまいました。寒いのは本当に嫌いですが、自分にとって雪は四季を感じる大切な存在です。新潟に生まれてよかったなと。

冬といえば・・・全国高校駅伝!
 ここ2年ほど、京都まで足を運び、選手の皆の走る姿をこの目に焼き付けています。遊学館に来る前は、テレビで見ているだけでした。テレビでは最初から最後まで先頭ランナーを見ることができます。しかし、後方の様子がわからなかったり、姿を見たりすることはできませんでした。初めて現地で応援することができたとき、ものすごく興奮したことを覚えています。選手が自分の目の前を必死に駆け抜けていく、その姿に自分も全力で応援する。やっぱり直接見るのが一番ですね。

冬といえば・・・箱根駅伝!
 いつか見に行きたいと思いながらも、機会がなく、まだ行けていません。でも1月2,3日とコタツに入りながら箱根駅伝を見ていると、正月が来たなと実感します。始めて見たのは中学生の時でした。ある大学が4連覇をしたり、聞いたこともなかった大学が優勝したり、優勝候補が途中で棄権したり、これまで予想通りの結果で終わったレースはないと思います。だからこそ、ぜひとも見に行きたい。

冬といえば・・・手帳の買い替え!
 私は手帳を使っています。スマートフォンが主流のこの時代に手帳を使うことは古いと思われるかもしれませんが、私にとっては断然手帳のほうが使いやすいです。大学生になった2006年4月から今日まで、毎日日記を書いています。いつの間にか習慣になっていて、案外忘れることなく続けて来られました。たまに数年前の日記を読み返すことがあります。懐かしさを感じ、様々な出来事を思い返すことができる、大切な記録です。冬が来たこの時期に新しいものに替えることで、気持ちを新たに、また前に進もうと思います。


 自分にしかない季節の感じ方を持つことで、今まで以上に四季を楽しむことができるのではないかなと。それは生まれ育った土地を大切にすることにつながると思います。

2017年12月14日 (木)

【第508回】 「遊学館高校バトン部、全国大会から戻ってきました!」松田 淳 (地歴・公民)

 高校バトン界の2大全国大会のひとつ、冬の全国大会「第45回バトントワーリング全国大会」が12月9日(土)~10日(日)千葉幕張メッセにて開催されました。昨日までの熱戦も束の間、今朝から再びまた1年後の全国大会をめざして、いつもと同じように早朝練習を続けている部員たちです。

 巨大なドームである幕張メッセイベントホール客席のいろいろな場所から「ゆうがくか~ん!」「頑張れー!」の大声援が響き渡る瞬間には心が熱く涙が出そうになります。
 夢や希望は必ずかなうものでもない、試合も情熱と冷静さの両輪がかみ合わないと結果は出せないという現実があります。しかし、高校生には短期間で結束し、短期間で実力を伸ばすことがある“伸びしろ”があるのももうひとつの現実です。そこに普段の練習、全国大会に出場し続けている伝統がノウハウというエネルギーとして加わってくる…。夏の全国大会である「2017ジャパンカップ高校選抜大会」では2位に終わり、本来武器としたい“遊学館らしさ”を発揮できず、自分たちの力量に不安を感じて終わった大会のようでした。いつも冷めた目で観戦する私にも本来伝わってくるはずの“熱波”を感じることができず、冬の全国大会までの3ケ月にとても不安を感じた大会となりました。
 この冬の大会では、前述した“伸びしろ”が発揮されたようです。演技はまさに今ある実力を正面切って発揮した“遊学館らしい”演技でした。「こうでなければ!」と、一人の観客化した私は会場の盛り上がりととともに熱く楽しむことができました。絆そのものを体現する集団美・統一美、バトントワリングの持つショーとしてのパフォーマンス…気迫と思いを熱波のように、前へ前へと観客に全エネルギーを発出する。歴代の部員たちのめざした“遊学館らしい”演技とは、会場の観客の皆様に満足と感動を体感していただくこと。結果はあとでついてくるもの。アクター(演技者)としての責任を果たすことが最大の満足感と考えています。
 それにしても高校生の持つ“伸びしろ”には感心します。目の前の壁を乗り越えようと心をひとつにして立ち向かうときのエネルギーはたいしたものだと思います。私は高校時代、硬式野球部に所属していましたが、女子チームの結束力には男子チームにはない特性があります。特に、本校バトントワリング部は年間40回にもおよぶ校外の出演の中でご覧いただく多くの皆様から多くの拍手とご声援をいただく機会があります。演技力・表現力そして笑顔と度胸はそれらを通じて磨かれていくのでしょう。すでに“伸びしろ”そのものが発揮できるように潜在的に養われているのかもしれません。
 これからも私たちは立ち止まることなく走り続けます。「観て感動したよね!」「凄かったよね!」をチームの勲章として、そして喜びとしたいと思います。
 バトントワリングの楽しさをお伝えするために…。