2022年6月23日 (木)

【第735回】「不思議な力」植木 大 (保健体育)

 男子卓球部は、6月の石川県総体(24大会連続優勝)、北信越総体(21大会連続優勝)と学校対抗戦を無事に戦い抜きました。北信越大会の開会式では、昨年の20大会連続優勝を特別表彰していただきました。いただいたトロフィーには感謝という文字が刻まれています。開催県、富山県委員長のK先生から事前に私の好きな言葉を聞かれまして「感謝」とお伝えしたところ、お気遣いいただきました。
とても素敵なトロフィーに感動しています。K先生、ありがとうございました。
 思い返すと何度も負けを覚悟した試合を思い出します。あと1点で負けという試合も多々ありました。しかしながら、不思議な力が勝利へと導いてくれます。言葉では説明できませんが、とてつもない力がそこに存在します。私は神様などの存在は信じてはいませんが、人には不思議な力があり、運だとか気の流れなどをしばしば感じることがあります。
もちろん不思議な力だけで勝利しているとは言いません。そこには生徒たちの日頃の努力や色々なものに対しての準備があってのことだと思います。
 しかし、勝負の世界にいると不思議な力に遭遇します。私はその力を手に入れたく、生徒たちには日頃の生活の過ごし方や練習に対する姿勢などを話します。卓球部がおこなっている小学生の見守り活動はその一つです。私自身も生徒と一緒に見守り活動やゴミ拾いを実施しています。ゴミ拾いで不思議な力が手に入るとは言いませんが、生徒や私にとって何らかのプラスがあることは間違いありません。今後も継続していこうと思います。
 そして「感謝」です。「感謝」の気持ちが生徒たちの成長を高め、人間力をアップさせ、不思議な力を与えてくれるものと信じています。トロフィーに刻まれた「感謝」を眺めながら、私自身が「感謝」を忘れないように日本一を目指し努力していこうと誓いました。

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2022年6月16日 (木)

【第734回】「マザーテレサの言葉から」I. I. (国語)

私は、長い教職の中で、何度か自分の教育理念を変えてきました。
50歳を過ぎて出会ったマザーテレサの言葉が、今の私の理念となり、
教師としての私を支えています。
その言葉を紹介します。


人はしばしば不合理で、非論理的で、自己中心的です。
それでも許しなさい。

人にやさしくすると、人はあなたに何か隠された動機があるはずだ、と非難するかもしれません。
それでも人にやさしくしなさい。

成功をすると、不実な友と、本当の敵を得てしまうことでしょう。
それでも成功しなさい。

正直で誠実であれば、人はあなたをだますかもしれません。
それでも正直に誠実でいなさい。

歳月を費やして作り上げたものが、一晩で壊されてしまうことになるかもしれません。
それでも作り続けなさい。

心を穏やかにし幸福を見つけると、妬まれるかもしれません。
それでも幸福でいなさい。

今日善い行いをしても、次の日には忘れられるでしょう。
それでも善を行い続けなさい。

持っている一番いいものを分け与えても、決して十分ではないでしょう。
それでも一番いいものを分け与えなさい。


私は、人間を育てる仕事をするにあたって、この10年、常にこのマザーテレサとの言葉とともにありました。
これらの言葉の一つひとつを実践できなかったからこそ、実践しようと努めてきました。

私は、聖人ではありません。ですから、マザーテレサのように信念をもって生き、教育に当たることはできません。

でも、この言葉を忘れずに、これからも教壇に立とうと決心しています。

このマザーテレサの八つの戒めの、一つでも行い得たと思った時、私は、満足をもって退職できることと思います。

まだまだ、これから頑張りますよ。

2022年6月 9日 (木)

【第733回】「第1回学内留学開催!」I. Y. (英語)

 6/7(火) 第1回学内留学Zoomビデオ通話を開催しました!
 昨年度は、フランスの姉妹校である、ノートルダム=シジスベール校の学生とは定期的にビデオ通話をしたり、季節のグリーティングカードを交換したり・・・
コロナ禍でも出来る活動を!と思い、活動してきました。
 今年度は第1弾として、Zoomビデオ通話を開催することになりました!
 1年生8名、2年生3名、3年生4名が参加してくれました。たくさんの生徒に参加してもらい、少しでも海外に興味を持ってくれる生徒が増えてくれたらいいなと思っています。

 事前に質問する内容を用意して、話す練習もして、いざ本番を迎えた6月7日。
 みんな緊張している様子もありましたが、原稿を見ながら一生懸命に話している姿はとても良かったと思いました。
 1つ心残りなことは、時間が来てしまい、参加してくれた生徒全員が話す機会を設けることが出来なかったことです。残念でしたが、次回はたくさん話できる機会を設けたいと思います。

 ビデオ通話が終わった後、ある生徒からは、
「ビデオ通話じゃなくて直接会って話がしたい」
という嬉しい意見も聞きました。
「海外に行ってみたい」という気持ちから、これから海外に興味がある生徒が増えてほしいです。

 もし、学内留学に興味がある生徒はぜひ、参加してください!
 今からでも遅くはありませんよ!!

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2022年6月 2日 (木)

【第732回】「ストリートダンス部 今年度の活動について」磯部 早紀 (数学)

 ストリートダンス部は各年度からAチームとBチームに分かれて活動しています。AチームとBチームは以下のような違いがあります。
 <Aチーム> ※大会での上位入賞を目指す
  •練習 週4~5日
  •部費は2000円/月
 <Bチーム> ※主にイベント等への出演
  •週2~3日 練習
  •部費は500円/月


 今年度はAチームの大会用振付講師として、下記の2名の先生にお願いしました。

 <日本高校ダンス部選手権(DANCE STADIUM)振付講師>

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 <ダンスドリル秋季大会 振付講師>

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 今年は4つの大会に加え、地元のコンテスト等にも多数出場する予定です。上位入賞を目指してがんばりますので、応援をよろしくお願いします。

 以下、現時点でのストリートダンス部の1学期スケジュールです。

内容 場所 出演者
KODダンスコンテスト 片町キララ 1年生
19 RUNUP北陸早期予選 つるぎクレイン Aチーム
未定 全国高等学校ダンス部選手権 オンライン Aチーム
16 港フェスタ 金沢港 ABチーム
17 チームダンス選手権 名古屋 Aチーム
23 七夕まつり 能美市 ABチーム
29 日本高校ダンス部選手権 京都 Aチーム
30~31 オープンスクールでの演技発表 遊学館 ABチーム
14 RUNUP北陸予選 つるぎクレイン Aチーム
28 津幡南中夕涼祭 出演 津幡南中 ABチーム


 また、昨年度から新たに石川県高校ダンス連盟(spray)を立ち上げ、県内の高校ダンス部を盛り上げていきたいと思っています。(mail: spray.ihdf@gmail.com)
 今年度はコンテストの開催に加えて、合同練習等の運営もしたいと考えています。


 練習風景などは下記のインスタグラムをご確認ください!
  URL:https://www.instagram.com/yugakkan.hs/
  (遊学館高校HPからも公式インスタグラムへアクセスできます)
 是非学校公式インスタグラムのフォローをよろしくお願いします!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

2022年5月26日 (木)

【第731回】「甲子園」飯田 小次郎 (地歴・公民)

 毎年この時期になると総体、総文、そして甲子園予選を前に部活動を必死に頑張っている生徒を目にする。

 私も此処、遊学館高校で幼い時からの夢を叶える為、日々部活動に明け暮れた。そんなこともあり今の生徒を見ると当時の自分を見ているように思える時がある。心から楽しんで部活動を行っている顔、思ったような結果が出ずに苦しんでいる顔、それでも何とか結果を残そうと必死にくらいついている顔、時には投げやりになってしまっている顔も見られる。そんなすべての顔を見て、私は頑張ってほしい、何か力になってあげたいと心から思う。

 私は現在硬式野球部の顧問をしている。硬式野球部の生徒は後輩にもあたる。そんな、後輩でもある生徒と共に甲子園に行きたい。甲子園で必死に白球を追いかける姿が見たい。これが今の私の願いである。実は甲子園を目指すことはとても輝かしい夢のようで本当はとても厳しく、苦しい。うまくいかないこと、厳しいこと、苦しいこと、どうすればいいかわからないことなどの連続である。今の生徒はこのような現状に直面しているのではないかと思う。それでもめげずに夢、目標に突き進んでほしい。どんな時も甲子園を想像してほしい。県大会で優勝し全員で喜んでいる姿を想像してほしい。どんなことがあっても絶対に諦めないでいてほしい。どんな形でもいい、打て。捕れ。走れ。勝ち切れ。甲子園行きの列車は一番想いの強いチームを迎えに来る。なぜなら、想いが強ければ強いほど練習の質が上がる。私生活の質が上がる。そうすれば、おのずと強くなる。これから甲子園予選まで残りあと数か月。ここまで来たら気持ち。決して精神論ではない。どれだけ強く想えるか、どれだけ強く願えるか。どれだけ粘り強くやり抜けるかにかかっている。絶対に優勝しよう。何が何でも。