2012年2月 9日 (木)

【第219回】 「四十にして惑わず」N. Y. (国語)

 遊学館高校初任の年、「生徒指導だより」に載せる挨拶文を依頼された。

 『明るいクラス、元気なクラス、落ち着いたクラス…クラスにはそれぞれの雰囲気がある。そしてその雰囲気を作るのは、クラスの生徒一人一人である。みんながステキな顔ならば、素晴らしいクラスになる。そんなクラスを目指して、一人一人が持っている力を発揮しよう。』

といった内容のことを書いた。

 これまで数多くの生徒の「顔」と接してきた。それぞれの生きている毎日が、それぞれの表情に現れてくると日々、実感している。落ち着いた良い表情の生徒は、毎日の学校生活が充実しているのだろう。逆に、元気が無く冴えない表情の生徒は、悩み事があったり、生活習慣が乱れていたりするのであろう。個々人に色々な出来事があるのだろうが、それでも一人の生徒が入学して卒業するまでの3年間、様々な経験を積んで確実に成長を遂げていて、「大人」の顔に近づいていく。学校という場所だからこそ、そうした生徒の成長に関わることができるのである。

 あの時は、まさに生徒に向けて書いた文章だったが、この頃その初任当時の「自分」をふとしたときに、思い返すことがある。毎日多くの生徒の「顔」と接しながら、自分自身の「顔」は成長しているかどうか。孔子の言葉のように「不惑」と胸をはって言えるだろうかと。

 まもなく3年生は卒業の時を迎える。この学舎で生活した日々がそれぞれの「顔」を作ってきたことと思う。この遊学館で送った高校生活で培った経験、自信を胸に更なる飛躍を遂げてほしい。そして20年後、胸をはって「不惑」であると言えるようであってほしいと願う。

2012年2月 2日 (木)

【第218回】 『最近関心・興味のあること』N. H. (保健体育)

 3ヶ月ほど前からあることに関心・興味を持ち始めました。若い年齢層からすると「ハマっている」ことである。

 それは、ある女性が20代の若さで『○○がときめく、片づけの魔法』を出版し、100万部を超えた『片づけ』である。

 テレビのCMを見て、(本当にそんなことがあるのかなぁ?)と疑い、(そんなことあるわけないやろ、どうせよくいうやらせやろ)と決めつけ、騙されたつもりで視聴してみた。番組では、ある数人の芸人の部屋を『綺麗に片づけること』を実際に公共の電波に乗せて放映されたのである。ご覧になられた方も大勢いらっしゃると思いますが、疑ったのは私だけではないと思います。

 私は、子供のころから『片づけ』が苦手で、片づけてもすぐにリバウンドしてしまうことで、できる範囲で簡単に済まそうと今まで40年以上過ごしてきました。
 いつか片づけなければ・いつかゴミを捨てなければと考えてきましたが、その「いつか」はとうとう来ないままでした。3か月前までは・・・

 『片づけ』のカギは、「使うもの」と「使わないもの」を区別するのではなく、物に触れてみて【ときめく】か【ときめかないか】、また【ときめかない物を捨てる】のではなく、【ときめく物だけを残す】のだそうです。半信半疑で実際にやってみるとまさにその通りでした。
 物が溢れていたウォーク・イン・クローゼットのウォークができなかったが、私の物を片づけることで、すっきりし、楽々ウォークできるようになったことやタンスに衣服が押し込められ、飽和状態が解消され、随分とスリムになり余裕が生まれたことです。
 今まで、洗濯物など片づけをすべて奥さんに任せていたのですが、自分のものは自分でするようになりました。片づける方法が解決すると楽しくなるもので、今後も継続していくと思います。

 自分では、絶対できないと決めつけていたことが、簡単にできるようになると「ワクワク」するし、また取り組んでみようと積極的になると思います。
 「100%リバウンドしない」というフレーズは本当で、現在でも自分としては、すっきりしていると思います。『○○がときめく、片づけの魔法』に嘘偽りは、ありませんでした。

 片づけで「ワクワク」できたことで、今後ともこの気持ちを維持していこうと思います。

2012年1月27日 (金)

【第217回】 マナーについて中川 都 (国語)

 先日東京に行ってきました。東京駅の人の多さ、慌ただしさに訪れるたびに圧倒されて、金沢のゆったりとした所がいいなぁと思ってしまう私ですが、今回は少し違う印象を持ちました。
 それは何かというと、人々のマナーの良さです。電車では降りる人が優先、親子連れがのってくるとさっと席を立つ若い男性、荷物を自分の座席の横に置く人はいません。横に座る人がいると、座りやすいように空けてくれます。お店・エレベーターどこでも順番になりますが、整然と人々が並んでいます。
 東京では、人が多くいるからこそ、皆が合理的に気持ちよく過ごすためにマナーが守られているように感じられました。

 では、金沢ではどうでしょうか。ここ金沢は、東京より人も少なく、ゆったりできるように思いますが、道路は狭く、通勤・通学時には、車も自転車が道路にあふれます。バスや電車も混みます。そんな時こそ、皆が気持ちよく移動できるようにマナーが必要だと思いました。
 また、これから冬本番を迎え雪が降ると、いっそう不便なことがでてきます。

 雪が多く降った日の朝、運動部の生徒が、学校の周りを雪かきしてくれます。その優しい思いやりにいつも感謝しています。
 マナーは優しさや思いやりの気持ちが表れる行為でもあると、私は思います。 
寒くて、道の悪い日が続きますが、皆で他の人を気遣い、優しく対応できると、この時期が過ごしやすくなるのではないでしょうか。
自分のことだけではなく、他の人の立場も優しく考える余裕がほしいものです。

2012年1月25日 (水)

Vol.6 厳しい冬のあとには必ず暖かな春がやって来る松田 淳 (地歴・公民)

本校の校章は、雪の結晶の中央に白梅一輪をあしらったデザインです。
明治40年4月に定められたものです。
この校章に込められたスピリットは先人たちの時代から脈々と継承されています。
厳しい寒さが続く北陸の冬…白梅一輪は春を待ちわびるかのように花を開かせます。
人生の歩みも同じ。
厳しく辛いことがあっても耐え忍び、頑張り続けること。あきらめずに。
そうすれば必ずいいことがある。人生の“華”を開かせることができる。
そう信じて日々、努力を続けよう…と。
新人の頃、先輩の先生から校章に込められた生徒への思いを教えられました。
以降、ことあるごとに、クラスや部活動で生徒たちに伝えてきました。

私の担当するバトントワリング部は今年1月の全国大会にて、惜しくも全国第2位。
昨年に引き続き、日本一であるグランプリの連覇達成できず。
しかし、日本一への夢は歴代の先輩から今年の3年生へ、
そしてさらにその思いを今の後輩たちが胸に秘め脈々と継承されていきます。
校章に込められているスピリットはいろいろな場面で勇気を与えてくれます。
また、次の一歩を歩み出そうとする元気を与えてくれます。
「雪の結晶、白梅一輪」はまさに遊学館のスピリットだと実感できます。

2012年1月19日 (木)

【第216回】 日記や日誌の効果中川 光雄 (保健体育)

皆さんは日記や日誌を書いていますか?

私は五年連用日記を愛用しています。
個人的なことから始まり、野球部における練習内容、時間、ミーティングに対する選手の反応、効果など様々です。

これを毎日、毎週、毎月、毎年積み重ねて5年目になりました。
過去を振り返り、現在との些細な違いを見いだし、そこから未来や出来事の本質が見えてくるようになりました。

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(愛用中の五年連用日記。内容は秘密なのでぼかしてあります。)

皆さんも日記や日誌を愛用してみてください。
日記や日誌などにある些細な出来事を振り返ることで、折に触れて自分がなすべきことを見通す洞察力が養えると思います。

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ちなみに我が野球部の生徒達は日誌を毎日書いています。
左側は表紙で右側は裏表紙です。
昨年の秋、創部初の県大会完封負けを喫しました。
この出来事を絶対忘れないために選手達の強い要望で裏表紙に敗戦内容を入れました。

この出来事以降、練習だけでなく日誌の内容も格段に成長がみられます。

この日誌の効果は必ず夏にあらわれます。

野球部を応援してくださっている方々、期待してください。