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2011年8月 4日 (木)

【第193回】打てよ、打てよ、ホームラン牛腸 尋史 (英語)

 7月27日、遊学館高校対金沢高校のカードで第93回全国高等学校野球選手権大会石川県大会の決勝が行われた。ご存知のように、遊学館高校は後半の追い上げで粘りを見せたが、甲子園大会の出場は叶わなかった。

私たち教員にとっても、そして生徒にとっても、県大会準決勝、決勝の全校応援は本格的な夏の始まりを告げる一大イベントになっている。だが、この行事も野球部が勝ち進んでくれてこそ実現できるものである。創部以来11年間で9回も全校応援ができているのは、他でもなく野球部員と監督、コーチの弛まない努力の証である。

普段の生活の中で、1000人が同じ場所で同じ思いを共有することなど、そうそうあるものではない。もちろん、学校生活においてもそれは同じである。グラウンドで白球を追う球児だけでなく、準決勝と決勝の1塁側では(もちろん3塁側も同じでしょうが)、スタンドで応援する野球部員、吹奏楽部、応援団、生徒たち、そして教職員もみんなが「甲子園に行きたい!」と、思いを一つに精一杯応援していた。

こんな幸せな時間を与えてくれた野球部に感謝である。