向江 大輔 (地歴公民)

2019年3月 7日 (木)

【第569回】 プレイボール

遊学館高校野球部16期生のみんな、卒業おめでとう。

みんなの人生と、この卒業の節目を 「野球」 に例えるならば、
まだ試合前のウォーミングアップが終わったばかりではないでしょうか。

ここから先、いよいよ本番となる永い永い人生の公式戦が始まります。

心で勝て。
初回の入りが大事やぞ。
積極的にいけ。
リードしても勝ったと思うな。
リードされてもあきらめるな。跳ね返せ。
ピンチの後にチャンス有り。
逆にチャンスの後は気を抜くな。
仲間のミスをカバーしてやれ。
状況の確認。
予測しろ。
迷うな。
判断しろ。
…etc。

野球を通じて学んだことを、生き抜く力として応用していく事が大事です。


そして、

感謝。
挑戦。
進化。

ここがみんなの「原点」。

迷った時や悩んだ時は「原点」に戻ることが大事。
これは私が恩師に教わった大事な教訓。みんなにも伝えます。

人生のレギュラーを獲れ!
人生の勝利者になれ!!

プレイボール!!!

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2017年9月21日 (木)

【第496回】 日記

私は、毎日10行ほどの日記を綴っている。

たいしたことは書いてないが、毎日小さなことをコツコツ積み重ねるための自分への挑戦でもある。

日記を綴り始めて数年になるが、過去の日記を振り返っていると去年の今頃はこうだった、ああだった等と書いてある。

自分で体験してきたことなのにすっかり当時のことを忘れてしまっている。人間は忘れる生き物なんだなと感じる瞬間。と同時に記憶よりも記録だなとも感じる。

客観的に昔の自分を見ることで、何か今への気付きやヒントが出てくる。

私は野球部の顧問をしており、野球部員も毎日野球日誌を書いて提出をしている。部員たちにもこの日誌の中から、客観的な見方、気付き、ヒントなどを得て自分を成長させて欲しい。

引き続き、君たち野球部のことも私の日記に綴っていきたい。

2016年5月 5日 (木)

【第424回】 勝負の不思議

 現在高校野球では、第134回北信越地区高等学校野球石川県大会が開催されている。そして約2ヵ月後には第98回全国高等学校野球選手権石川大会が開催される。いわゆる夏の甲子園をかけた熱い戦いが繰り広げられることとなる。毎年感じることであるが、夏まで「あっというま」である。

 『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』という言葉がある。

 勝つ時というのは、例えばいい当たりではなくてもヒットになったり大事なところで相手がエラーをしてくれたりと、なぜか不思議についてる現象が起こり勝つという試合がある。

 逆に負ける時というのはヒット性のいい当たりを打つが野手の正面でアウトになったり、ミスをして欲しい場面で相手にきっちりと仕事をされて負ける。
 まさに負けるべくして負ける。そして、どうしても負けられない大事な試合であればあるほど、この傾向が強くでてくる。

 では、この差は何なのか?

 それは『普段』である。

 いつもの練習でもグラウンド以外のところでも、普段やっていることが一番大事なときに出る。自分の言動や姿勢が『不思議な勝ち』に繫がる言動かどうか。

 今から夏まで「あっというま」である。「あれをやってたから勝てたんだな。あれをしといて良かったな。」と後で振り返れることを積み重ね、まずは『連覇』そして、その先の『日本一』を全員の力で達成したい。

2014年12月 4日 (木)

【第355回】 我がクラス

我がクラス、1年4組を言葉で表わすと「元気と緩急」です。

どんな意味かというと、基本元気で活発なクラスなんですが、時折その元気がアップしたりダウンしたりと緩急がつくクラスです。(笑)(良いのか悪いのか...)

そこで今回は我がクラス、1年4組のメンバーを紹介します。こんなメンバーがいます。

どんな人にも優しく男気のある人。
友人やクラスメイトを大切にしている人。
真面目で黙々と取り組む人。
精神的にかなり大きく強くなった人。
自分のペースで着実に進んでいる人。
素敵な言葉をたくさん使える人。
落ち着いていて、冷静に周りを見れる人。
みんなの事をすごく考え、気を遣ってくれる人。
皆に優しいおおらかな人。
明るく元気をくれる、花のような人。
最近、めちゃめちゃやる気が上がった人。
皆と違う視点や考えを持っている人。
感謝の心が学校生活から伝わってくる人。
信念があり、自分で成長している人。
仕事人の人。
責任感が強く、全体を第一に考えてくれる人。
これから大きく飛躍しようとしている人。
自分をみんなにさらけ出せるオープンな人。
クールで大人な人。
ジワジワ自分を成長させている人。
みんなをいつも笑わせ、笑顔にしてくれる人。
姿勢が伸びて、いろんな面で伸びている人。
やさしくて継続力がある人。
純粋な心を持っている人。
どんなときも明るくて強い人。
やるべきことは積極的にやる人。
みんなで盛り上がるのが特に好きな人。
じっくり前に進んでいる人。
弱いところを見せず、明るく振舞う強い人。
勇気を持って、少しずつ自分の道を進んでいる人。
明るく、積極的に行動する人。
機転が利いて、みんなを引っ張れる人。
学校を楽しみながら、やるべきことはやる人。
みんなから人気があり好かれる人。
おおらかで心がひろい人。
自立しはじめてきている人。
明るさと笑顔を大切にしているポジティブな人。
これから感性が発揮されそうな人。

と、こんな楽しみなメンバーが揃っています。
2学期ももうすぐ終わり、1年生も残り3分の1ほどとなります。3学期は1年の集大成となる学期。最後、充実した1年だったと、1年4組は最高のクラスだったと後で振り返られるよう、自分らしさ・1年4組らしさを伸ばせるよう顔晴っていこう!!

2013年8月29日 (木)

【第294回】 8月7日(水)晴れ

 今日は、宮城県気仙沼向洋高校との試合。この試合は石川県高等学校野球連盟が大会ごとに募金活動を行い、被災地の高校を石川に招待し、石川県の高校との試合や交流を深めるという活動だ。

 気仙沼向洋の選手が遊学館のグラウンドに入ってきた。礼儀正しく明るく元気な印象だ。

 両チームがアップ、シートノックをし試合が始まる。初回に遊学館が3点を先制。その後も追加点をとるが、3回裏、気仙沼向洋も1死から左中間を破る3ベースヒットからセンターへの犠牲フライで1点を返し反撃する。しかし、その後も遊学館が追加点を加え、14-1で遊学館の勝利であった。

 試合をしながら、劣勢でも常に明るく元気よくプレーする姿、最後までボールにくらいついていく姿が非常に印象的だった。

 試合が終わり、両チームで楽しく記念撮影を行い交流を深めた。その後、気仙沼向洋の川村監督から遊学館の選手に話をしていただいた。

 川村監督は、ゆっくりとしずかな口調で、地震のこと、津波のこと、一度地震がおさまり様子を見に動き出した人たちが被害にあわれたこと、4階建ての校舎の屋上に避難したが屋上から手を伸ばせば海面がさわれそうだったこと、死を覚悟したこと、避難した場所がちょうど「押し波(震源から遠ざかる波)」と「引き波(震源に向かって動く波)」の関係で水位が上がらず助かったことなどオープンに話してくださった。

 そして、そのひと言ひと言にとても“重み”を感じた。

 遊学館の生徒たちも、その重みのある言葉や試合を通じて自分たちの環境がいかに恵まれているか、当たり前が当たり前でないこと、感謝の気持ちの大切さなど改めて感じることができ、貴重な経験をさせていただいた。

 東日本大震災から2年5ヵ月。自分たちもだんだん意識が薄くなってきていないだろうか。もう一度、自分自身に問いかけてみたい。

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2012年5月 3日 (木)

【第229回】 「ジンザイ」の4タイプ

まずはじめに、このコラムを読もうとしてくれているあなた、ありがとう。

さてみなさん、ジンザイというと普通『人材』と書きますね。でもこのジンザイにもいろんなタイプのジンザイがあるそうです。

それは、

①  人罪(ジンザイ)
   罪な人と書きます。ルールやマナーを守らず人に迷惑をかけたり、人の悪口を
   いったり(書いたり)、人のやる気をなくさせたり、学校に苦情の電話がかか
   ってくるようなことをする人のことです。(なりたくないですね…。)

②  人在(ジンザイ)
   存在する人と書きます。周囲のマイナスにもならなければプラスにもならない
   という人。今のところそこにいるだけなんですが、これから何か行動を起こそ
   うとしている人のことです。(この人在、顔晴れ!)

③  人材(ジンザイ)
   材料となる人と書きます。知識や技術は優れているのですが、その人がいなく
   なっても、また同じ知識や技術を持った人がくれば何事もなかったように組織
   が回りだす。代わりがいる人のことです。(能力は高いのになんかもったいな
   いし、寂しいですね…。)

私には、この遊学館に3年間通い成長している生徒たちに、是非こういう風になって社会で活躍してもらいたい、目指してもらいたいという「ジンザイ」があります。

それが、

④  人財(ジンザイ)
   財産となる人と書きます。「君がいてくれたから、助かった!!」「君と一緒
   に仕事ができて本当に良かった!!」「君とやったから達成できた!!」と言
   ってもらえる人。代わりがいない人。

「人材」と「人財」の違いは、知能指数(IQ)の差ではなくココロの知能指数(EQというそうです)の差ではないでしょうか。

先日、遊学館の1年生対象にキャリア教育講話という講話があり、その中で最近、高卒や大卒で就職した後2~3年で仕事を辞めてしまう人が多いというお話がありました。その主な理由が、「仕事が合わないから」とか「思っていたのと違う」とか「職場での人間関係がうまくいかない」などだそうです。知識や技術が辞める理由ではないのです。

もちろん、知識や技術は大切です。ですが知能指数(IQ)だけでなく、ココロの知能指数(EQ)もおおいに必要なのではないかと感じます。実際、今の企業ではこのココロの知能指数(EQ)の高い人が求められているという話も聞いたことがあります。また、ココロの知能指数(EQ)がある人のところには、自然に知識や技術が身についていくのではないかと思います。

遊学館で、ココロの知能指数(EQ)を高め「人財」になろう♪

2010年7月 7日 (水)

【第140回】熱 闘 2010

もうすぐ、暑い・熱い夏がやってきます。

第92回全国高等学校野球選手権石川大会が、7月17日(土)から開幕し、
間もなく熱戦の火ぶたが切って落とされようとしています。

3年生にとっては特別な大会です。
私も高校3年生の時、責任やプレッシャーで思うような結果が出せず、
キャプテンとして、チームをうまくまとめられず、思いっきり悩んでいました。
最終的に気持ちをふっきり、当時自分が持っていた力を全て出し切ることができたと思いだされます。

球児たちにはそれぞれの高校野球があると思います。
そして、今部員達に伝えたいことがあります。

それは、

常に、 の心をもって

  人が、 するほどの努力をすれば

      を与えられる人間(チーム)になれる

                                     ということ。

特に、感動を与えられるチームを甲子園は好みます。

この 三感王 のタイトルを獲得し、今年こそ甲子園という大舞台で

巻き起こせ!  遊学旋風!!

2009年9月 9日 (水)

【第100回】天国と地獄

むかし、むかし、天国と地獄の両方に行った事がある人のお話。

ある人が地獄に行きました。地獄には、綺麗な花が咲き、水が流れ、それはそれは美しい場所でした。

ある人が、地獄の道をさらに進んでいくと大きな建物が見えてきました。

その建物の中には地獄の亡者たちがたくさんいました。

その時、大きな鐘の音が『ガラーン・ゴローン』と鳴り響き、地獄の亡者たちが大きなテーブルの周りに座り始めました。そして、テーブルの上にはたくさんのおいしそうな料理が運ばれてきました。

どうやら食事の時間のようです。

さらに、よく見ると地獄の亡者たちの手には
自分の腕よりも長い箸を手に縛り付けられていました。

さて、いよいよ食事のスタートです。

地獄の亡者たちは我先にと食べ物をつまみ、自分の口元へ運ぼうとしますが箸が長すぎて食べられません。そうこうしている間に食事終了の合図がなり、テーブルの上にあった美味しそうな料理はグチャグチャに飛び散りひどい有様でした。しかも地獄の亡者たちは一口も食べられないまま食事の時間が終わってしまいました。(よく見ると地獄の亡者たちの体型は痩せてガリガリでした。)



次にある人は、天国に行きました。

天国も地獄と同じでそれはそれは美しいところでした。

ある人が天国の道を進んでいくと地獄にあった建物と同じ建物が見えてきました。中に入ると、ちょうど『ガラーン・ゴローン』と大きな鐘が鳴り響き、どうやら天国でも食事の時間のようです。

地獄と同じように大きなテーブルの周りに天国の住人たちが座り、たくさんのおいしそうな料理が運ばれてきました。もちろん天国の住人たちにも自分の腕より長い箸が手に縛り付けられています。

さて、いよいよ天国でも食事がスタートしました。

ですが、天国の住人たちはみんな美味しそうに料理を食べています。

さて?どうやって天国の住人たちは料理を食べることができたのでしょうか??

答えは簡単ですね。そうです。

天国の住人たちは長い箸で自分の向こう側の相手に食べさせてあげていたのです。そして、天国の住人たちはおいしい料理をお腹いっぱい食べることができました。

天国も地獄も実は同じ場所。
ただ違うのは、思いやり与える心
わかち合う心があるかないか。これが天国か地獄かの分かれ道。

クラス内や部活内・自転車で道路を走っているとき、公共の施設や乗り物を利用したとき、どこかのお店に入ったときなどなど、自分の身近なところに当てはめてみて下さい。

地獄は、一瞬で天国に変わります。

2008年11月12日 (水)

【第63回】雁(がん)の群れの秘密

雁という鳥を知っていますか?

雁の大きさは、鴨(かも)より大きく白鳥(はくちょう)よりも小さく
現在では、日本で急速な減少から保護鳥の対象となり北海道の宮島沼や
宮城県の伊豆沼などに渡り鳥として飛来するそうです。

その雁たちは“群れ”をなして飛んでいくのですが、
なんと雁たちは、その“群れ”をなすことによって

一羽で飛ぶよりも、7割も遠くまで飛んでいけるんだそうです。

前の雁が飛び立つと、後ろの雁のために上昇気流を
作り出し、後ろの雁たちが楽に飛ぶことができます。

その群れから外れそうになっても、一羽で飛ぶと抵抗が大きく体力が
すぐに消耗してしまうので、すぐに群れに戻ってきます。

後ろの雁は、ガーガー鳴いて前の雁を励まし、
先頭の雁は、疲れると最後尾に回って別の雁と交代します。

群れの一羽が、ケガや病気で脱落すると二羽の雁が
その一羽を助けるために付き添って地上に降りてきます。
この二羽は、脱落した雁が回復するか死ぬまで一緒にいて

その後の新しい群れに加わるか、独自の群れを作って、
元の群れに追いついていきます。

…すごいね。雁って。

仲間同士“助け合って”飛ぶことによって“大きな力”
を作り出し、一羽では考えられないくらい遠くまで
飛ぶことができるんです。

人間と同じで、

同じ志を持ち、同じ目標に向かって一緒に進む人が
いると、“信じられない”くらいの“パワー”を発揮
することができるんです。

“1+1”が“5”にも“10”にもなるんです。
雁って『チーム一雁(丸)』(笑)の大切さを知っているんですね。

そして、この雁の群れは、ある型の編隊を組んで飛ぶんですが、

その編隊とは  
(ここからは、まず深呼吸をして、すこ~しずつ、ゆ~っくり下に進んでください)








その編隊とは…













なんと、
『V字型編隊』だそうです。

しかも勝利の『V』ですよ。



雁って、『チーム一丸』が勝利の『V』に

つながることも知っているんですね。


というわけで、遊学館の生徒諸君、雁を見習って勝利の『V』をつかもう!!
(ちなみに、女子駅伝競走部は11月2日に行われた全国高等学校駅伝競走
石川県予選で『V』をつかみました。おめでとう!!)

2008年2月 6日 (水)

【第25回】トイレ掃除

 遊学館高校は、昼休みが終わるとその後掃除を開始します。
私が担当の掃除分担区域に移動する際、また職員室に戻る際にいつも「いいなぁ」と思っている光景があります。

 毎日、この昼休みが終わると、あるトイレ掃除の生徒たちが、いの一番にそのトイレへと元気よくやって来ます。そして、そこを通る私に元気よく「こんにちは!!」と挨拶をしてくれ、すぐにせっせとトイレ掃除に取りかかります。皆が嫌がるようなところを、この生徒たちは率先してトイレ掃除に取り組んでおり、私はその姿に毎日感心しています。
そんなある時、あるところからこんな言葉に出会いました。

~なぜトイレ掃除が人を成長させるのか?~

1.心を磨きます
 心を体から取り出して磨くわけにはいかないので、目の前に見えるものを磨きます。
 特に、人の嫌がるトイレを綺麗にすると心も綺麗になります。
 人間はいつも見ているものに心も似てきます。

2.謙虚な人になれます
 どんなに素晴らしい才能があっても傲慢な人は人を幸せにすることはできません。
 人間の第一条件は謙虚であることです。謙虚になるための一番の近道がトイレ掃除です。

3.気づく人になれます
 世の中で成果を上げる人とそうでない人の差は無駄があるか、ないかです。
 無駄をなくす為には、気づく人になることが大切です。
 気づく人になることによって、無駄がなくなります。
 その「気づき」をもっと引き出してくれるのがトイレ掃除です。

4.感動の心を育みます
 感動こそ人生。できれば人を感動させるような人生を歩みたいものです。
 そのためには自分自身が感動しやすい人間になることが大事です。
 人が感動するのは、その人が手と足と体を使い、
 さらに身を低くして一生懸命取り組んでいる姿に感動します。

 特に、人の嫌がるトイレ掃除は絶好の実践です。

5.感謝の心が芽生えます
 人は幸せだから感謝するのではありません。
 感謝するから幸せになれます。
 その点
 トイレ掃除をしていると小さなことにも感謝できる感受性豊かな人間になれます。

という言葉です。
なるほど、そんな生徒がいる学校なんだな。

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