2023年7月13日 (木)

【第791回】「授業の一コマ」本 茂通 (地歴・公民、福祉)

先日、3年金城大学コース(社会福祉)の授業の一環で「金沢市地域包括支援センターとびうめ」の職員の方に来ていただき、地域包括支援センターの取り組みや認知症についていろいろと教えていただきました。

金沢市地域包括支援センターは、介護や生活の心配のある高齢者やその家族の方のための「総合相談窓口」で、高齢者が住みなれた地域で、尊厳あるその人らしい生活を継続できることを目指す「地域包括ケア」という考え方や仕組みを支える中核機関として、設置されています。

お話しいただいた内容は、「認知症当事者からのメッセージ」「認知症の方へのかかわり方」「今日からできる高齢者の見守り」「多様な高齢者」など幅広く、またクイズ形式なども盛り込みながら、わかりやすく楽しくお話を聞くことができました。

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今回のお話で感じたことは、人は誰もが支えあいながら生きているので、何かがあるから特別にということではなく、日ごろから高校生であっても、ちょっとしたことで支えあえるものなのだと感じたことです。

またこんな機会があればと思っています。
ありがとうございました。

2023年7月 6日 (木)

【第790回】「「返謝」の夏」向江 大輔 (地歴・公民)

間もなく、第105回全国高等学校野球選手権石川大会が開催となり、今年も熱い熱い夏がやってくる。
我が遊学館高等学校野球部には、「感謝・挑戦・進化」という3つの言葉がある。
この3つのうち1番先頭にある「感謝」について。

感謝は誰かに何かをしてもらってありがとうと思うだけではいけません。ありがとうという気持ちで誰かに何かを与えることができて初めて感謝が完成する。これを「返謝」という。
先日読んだ本にこのようなことが書いてあった。

野球部のみんな。
今までみんなは父、母、家族や周りのいろんな方々から、見えるところも見えないところも多くの支えや励ましを受けてきた。日常の中で当たり前すぎてそれに気づかない時もあったかもしれない。だけど、この夏みんなの力を合わせて「返謝」しよう。
家族、地域の方々、石川県民の方々、全国の方々に感動や勇気、元気を与えられるそんな試合をしよう。正しいことや良いことには必ずたくさんの応援が自然に集まってきます。

野球部みんなの力を信じています!!

2023年6月29日 (木)

【第789回】「美術部「高校生の美術展」(総文)に参加して」光谷 和子 (芸術)

 6月に、美術部は第43回石川県高等学校総合文化祭にて展示を行ってきました。今回は1〜3年生の15名が出品し、金沢21世紀美術館にて日々の成果を展示してきました。この6月の展示は石川県内の美術部が一斉に展示する一年で一番規模の大きい展示会です。写真、書、美術工芸の3部門があります。本校の部員は平面表現を主に制作し、絵の具やペン、デジタルによる作画を出品しています。
 いつもは一人で描いている絵も、客観的に自分の作品を解説して他校の先生方に講評をいただくことで次回作への課題が見え、新たな意欲が湧いてきたのではないかと思います。また、会場を鑑賞することで、同年代のハイレベルな作品と出会い、衝撃と共に大いなる刺激を受ける絶好の好機となりました。
 ぜひ、センスとスキルを磨き、自分にしかできない世界観を追求して、表現に繋げていってほしいと思います。

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2023年6月22日 (木)

【第788回】「107歳?!」道上 ちひろ (英語)

2007年に日本で生まれた子どもは、50%の確率で107歳まで生きる。
※アメリカのカリフォルニア大学とドイツのマックス・プランク研究所が行った調査結果

 それは素晴らしい!と思うことは私にはできませんでした。むしろ、なんだかモヤモヤした気持ちになりました。「え、健康でいられる?」「何歳まで働けと?」「天変地異や凶悪事件が増えているような時代に、107歳なんておそろしいわ!」※ちなみに私は40歳を過ぎています!
 私の性格のせいなのか、いろいろと考えを巡らせても前向きな気持ちにはなれませんでした。モヤモヤの先にようやく見えたことは、3つ。

①「うん!今を前向きに生きるしかない」遠い未来を案じていてもしょうがない。
②「できるだけ、心身ともに健やかにいられるように心がけよう」健康だから頑張れる!
③「生きることはお金がかかるということ。長生きしたときにお金に困らないようにする」
  生臭い話ではあるけれど、大切なことだと思います。

 個人的な価値観ですが、精神論や友人・知人が多いだけでは幸せにはなれないように思います。また、たくさんのお金さえあれば幸せかというと、そうでもないのではないでしょうか。若いみなさんには、学校生活や部活動などを通し、学生時代に “良き人間関係” を築いてほしいと思います。
 それと同時に、自身の将来を大きく変化させるかもしれない進路や職業についても深く考え、一生懸命に学ぶことが人生107年時代?!を生き抜くために重要になるのではないでしょうか。
 私は進路指導を担当する者のひとりとして、それぞれの個性に合った進路選択や職業選択のお手伝いができれば、そのように思っています。

若いみなさん、人生はこれからです!
できることからでいいんです!
小さな一歩でいいんです!

きっと、未来は明るいです ^_^

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2023年6月15日 (木)

【第787回】「純・日本人??」水本 勝也 (英語)

「日本から出るつもりがないので自分には英語は必要ないです。」
授業でよく聞くセリフですが、振り返ってみると自分自身、中学・高校時代に同じようなことを言ったことがある気がします。でも今の時代、英語を必要としない又は日常の中で英語を全く使わない日本人は限りなくゼロに近いと言えます。例えば世の中の多くの高校生が閲覧したり投稿したりしているTikTokやInstagramやYouTube、日本語に変換してみてください。インターネット、オンライン、ゲーム、コンビニやスーパー、、、‘和製英語’もたくさんありますが、全部英語です。グローバルな時代を生きている現代の日本人はもれなく英語なしでは会話や生活に支障をきたしてしまうでしょう。

逆に、大人気のアニメ「鬼滅の刃」は大正時代の初期が舞台になっていて、物語に登場するあらゆるキャラクターは当然、純粋な日本語のみで会話しています。
主人公の炭治郎が鬼と戦っている時に言う「見えた、隙の糸」はおそらく「チャンスだ!」という意味で、現代人ならカタカナ英語で簡単に言える言葉を独特の表現に変換している言い回しです。時代背景を考えると、物語の中で頻繁にそんな英語が出てきたとしたら違和感を覚えますよね。

現代でも同じように、例えば「大谷翔平がまたホームラン打ったね」をわざわざ「本塁打を打ったね」と言う人がいたら少し違和感があります。英語が大嫌いな人でも、英語を日本語に直す方が「気持ち悪い」と感じてしまうようになっているんです。みんな、ちゃんとグローバル化の流れに乗せられてますよ。

今突然に世の中から英語が無くなってしまったとしたら、本当に純粋な日本語だけで人と会話できる自信はありますか?個人的には絶対ムリ。。。
試しに、1日英語を使っちゃいけないゲームでもやってみてください。早速「ゲーム」と言っちゃったのでアウトですw
英語なんていらないと言っている自分が、普段からどれだけ英語を使っているか気づけますよ。