【第709回】「流行語大賞」M. K. (数学、情報)
2021年のユーキャン流行語大賞グランプリは「リアル二刀流/ショータイム」に決定した。他にはAdoの「うっせぇわ」やコロナ関係の流行語など多々あったようであるが、やはり今年1年を振り返ると、大谷翔平選手の活躍は日本人が誰にもできないと言われるプレーをし、実績を残してくれたことが感動を呼び、受賞となったのでないかと思う。今はコロナの第六波がいつ訪れるかわからない中で、暗い話題を明るい話題に変えてくれたことが老若男女問わず支持を得たのでないか。
私にとっての2021年流行語大賞は「山のてっぺんから見下ろす景色もいいけども、谷底から見上げる景色もいいもんだぞ。」である。
この言葉は、NHK相撲解説者の舞の海秀平さんが現役力士時代に当時の師匠であった出羽の海親方(元横綱佐田の山)から掛けられた一言だったと今年の大相撲解説において説明していました。それは幕内に上がって連敗が続いていた時、この言葉だけを残してその場から立ち去ったそうです。その後は練習にも実が入り、勝ち星を積み上げていったということでした。
言葉は、時には人を喜ばせ、時には人を傷つける魔法を持っているといわれている。
今後も良い言葉があれば、1年を通じて私にとっての流行語として記録を残してみるのも面白いと思うこの頃である。