【第681回】 「道筋を大切に」S. M. (数学)
折り鶴を開いて折り目を見たことがありますか?
以前、団結をイメージして、人数分の連鶴を折ることに挑戦しました。どこが羽でどこが嘴なのか、羽と羽を連結させるにはどのように折ればいいのか、折り鶴を開いて折り目を見ながら考えました。あまり考えたことがなかった折り目は興味深く、何度か折り直しながら作っていく過程も楽しかった。途中千切れそうになりながら作り上げたことは良い思い出です。
数学の課題点検をしていると、答えだけ書かれていることがあります。分からない問題ならば、答えよりも途中の計算を書いて考えることが大切です。途中の計算が書かれていれば、どこまで分かっているのかを一緒に確認することが出来るのにと、いつも残念に思っています。自分で解けるようになるためには、遠回りも近道もありません。自分の分かるところを増やし、解ける問題を増やすために、途中の計算をしっかり書きましょう。
今週は、中間テスト期間です。テストや課題が返却されたとき、間違えた問題の途中の計算を見直しましょう。どこで間違えたのか教えてほしいという声を待っています。
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連鶴を折りました。
4つの鶴が繋がっています。
大変な時こそ、
人との繋がりを大切にできますように。