【第305回】 時代の輝き・人の輝き松田 淳 (地歴・公民)
平成27年春に開業する北陸新幹線の名称が「かがやき」と決まった。
そのニュースを聞いて、「かがやき」という響きに、現代の4人の若者を重ね合わせた。
史上最速新入幕・不撓不屈、穴水出身の遠藤関。
シーズン無敗を誇る世代最強エースの田中将大投手。
自らの名が新技につけられた金メダリスト・スーパー高校生の白井健三君。
バドミントン国際大会で史上最年少・日本人初の優勝を果たした福井勝山高校の山口茜さん。
4人に共通することは、積み重ねた基本から生まれる圧倒的な強さ、しなやかさ、柔らかさ、
そして、眼の輝き。
いつの時代も輝き放つ存在は、人々の心を湧き立たせ、前向きにさせてくれる。
北陸新幹線も4人の若者も、子どもたちの憧れとして活躍し、彗星のごとく時代を疾走する
光として、人々に夢と希望を運んでほしい。
この国には次々と「かがやき」が生まれている。
そして、人々の心を励ましてくれる。
この国に生まれて来てよかったと想う。