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2013年4月18日 (木)

【第275回】 『さくら』土谷 悠成 (地歴・公民)

 4月5日(金)、遊学館高校の桜が満開ではありませんが、見ごろを迎えておりました。
しかし、天気予報で、6日・7日の土日は全国的に大荒れの天気になるとのことで、「桜の花も散ってしまうな」と、少々残念な気持ちになりました。

 4月8日(月)、私の想像とは違い、犀川沿いや金沢城周辺、そして遊学館高校の桜はまだまだ力強く咲いておりました。
その日の夜にニュース番組で知ったのですが、桜は満開になるまでは散りにくいそうです。

 4月8日は遊学館高校において、平成25年度の入学式が執り行われました。
今年度は468人の新入生を迎え、その姿は、風雨にも耐え抜いた桜のような力強さ、そして、輝きが感じられました。

 新入生の皆さん。これから歩んでいく高校生活は、楽しいことばかりではないでしょう。多くの悩みや苦しみも、経験していくことになるでしょう。
しかし、その苦難を乗り越え、『遊学』の精神に則り、各方面・各分野において、さくらのような、満開の花を咲かせていきましょう。

 最後に、私が共感した言葉を載せておきます。

「種が芽吹くには土を跳ね返す力が必要である。土は種にとって相当な圧力となるが、土がなければ種は成長できない。」
  『諸葛孔明 人間力を伸ばす7つの教え(中国ビジネス思想の源流を知る)』(著者:姚磊)より