2023年1月19日 (木)

【第766回】「行動が自分を変える」辻元 友視 (英語)

 自分が中学生のころは、勉強は好きではなかったし進路のことはあまり深く考えたことはなかった。高校に入学してからも、大学と言えば東京大学と金沢大学ぐらいしか知らなかった。1年生の最初のテストで壊滅的な数字をたたき出し、これではいけないと一念発起し勉強したテスト(県庁所在地を答える簡単なテスト)が100点だった。「なんだ、自分もやればできるじゃないか」とうれしかったことを今でも覚えている。そのあとの定期テストでは2週間前からかなり勉強した。それこそ食事と睡眠以外の時間はすべて定期テストの勉強にあてた。勉強時間と成績は比例し、中学生の時にはとったことがない点数をとることができた。そこで担任の先生に言われた「○○大学を目指してみないか」という言葉で自分のやる気に火がつき、本気で大学に向けての勉強を始めた。なぜならその大学は自分が考えたこともないような偏差値の大学だったから。
 人間のやる気の源はいろんなことが考えられるが、自分の場合は「自信」だった。自分でもやれるという「自信」。「自分なんてだめだ」という思いだけで挑戦していないことがなんと多いことか。ただ、「自信」を持つためには自分が行動しないといけない。「行動」しないと始まらない。行動していないうちに諦めていることはないか。もしあるのであれば、行動してからでも遅くはない。小さなことでもいい。今から始めよう。
 よし、3キロやせるぞ!

2023年1月12日 (木)

【第765回】「楽しい毎日」谷口 克也 (数学)

 中学校を定年退職し、遊学館高校にお世話になって2年目になりました。明るく人懐っこい生徒達に囲まれ、熱心で若さ溢れる教師陣からエネルギーをいただき、楽しい日々を過ごしています。
 先日、公衆浴場で中学校時代の恩師(現在77歳)に久しぶりにお会いし、恩師と私の近況を交換しました。
 恩師は私にこう告げました。「ワシぐらいの年になると、キョウイクとキョウヨウが大事なんや」「キョウイクは今日行くところがある、キョウヨウは今日用事がある。ってことや。」
 毎日の授業、生徒との会話、生徒募集のために中学校回り、野球部のスカウティングに指導、練習試合のバス運転手、生徒の健康管理など、私には「キョウイク」も「キョウヨウ」もあります。そして、活気ある生徒や同僚に囲まれ、刺激的な毎日を送ることができています。なんと幸せなことだろう。
 人にとって大事なのは「キョウイク」「キョウヨウ」で、自分の居場所があることですよね。

2023年1月 5日 (木)

【第764回】「正解」T. M. (英語)

RADWIMPS「正解」より

あぁ 答えがある問いばかりを 教わってきたよ そのせいだろうか
僕たちが知りたかったのは いつも正解などまだ銀河にもない

一番大切な君と 仲直りの仕方
大好きなあの子の 心の振り向かせ方
なに一つ見えない 僕らの未来だから
答えがすでにある 問いなんかに用などはない

次の空欄に当てはまる言葉を書き入れなさい 
ここでの最後の問い

「君のいない 明日からの日々を
僕は/私は きっと □□□□□□□□□□□□□□□□□□」

制限時間は あなたのこれからの人生
解答用紙は あなたのこれからの人生
答え合わせの 時に私はもういない
だから 採点基準は あなたのこれからの人生

「よーい、はじめ」

作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎

これは数年前に「18祭」というもので様々な思いを抱えた18歳1000人とRADWIMPSで歌われた曲の一部です。生徒の皆さんは今の自分と共感できる部分も多いはずです。一度聞いてみてください。歌詞にもあるように、人生に正解はなく、自分で選んだものが正解になっていくという部分を皆さんに感じてほしいです。3年生は進路が決まり、これから自分が選んだ道に進みます。自分が正しいと信じたことには一生懸命になってほしいです。たとえ間違ったとしてもやり直すことはできます。
採点基準はあなたのこれからの人生です。

2022年12月29日 (木)

【第763回】「継続すること」髙橋 李句 (国語)

 2022年最後のブログ担当のはずです。何を書こうか4月からずっと考えて、結局ここまで来てしまいました。
・年末だから締めくくりっぽいこと?
 →キャラでも柄でもないから×
・大ケガからの復帰(8割方治りました。)
 →つまらなくてケガしそうだからなし
・車が変わった話?
 →誰も興味ないからなし
・文化祭のバンド、カラオケ企画に感動した話?
 →ほんとに感動した、かっこよかった
・押韻にはまったから押韻について?
 →能ある鷹は爪を隠し、ノーマルバカは夢を無くしみたいなお遊び
・アニメ好きだからアニメ?
 →ラブライブ見てそうってめっちゃ言われる(実際見てない)
・ネット麻雀始めたからネット麻雀について?
 →難しいけど楽しい、脳トレみたいなもの
・VTuber見るようになったし、YouTube全般?
 →生徒におすすめ教えてもらってる
・カフェでだらーっとしてる話?
 →ス○バじゃないです。
・図書館楽しくて仕方ない問題
 →ほんとに楽しい。夢の国
 しかし、どれも書いては消してを繰り返し締め切りぎりぎり…。夏休みの宿題も、大学のレポートもギリギリまでやらないタイプだった自分に心から嫌気がさします。
 悩みに悩んだ結果、思いつきました。「今年1年継続したことの話」です。そもそも、ブログのネタを考えられたのは『マイブック‐2022年の記録-』(新潮文庫)があったからです。2023年版も出ている頃でしょう。僕は今年1年欠かすことなく『マイブック』に日記をつけました。何を食べたか、何を言ってもらったか、何をおすすめされたか、何をしたか、何を買ったかなどを箇条書きや文章で書き残しました。そして現在(12月25日午後8時33分)コーヒー片手に『マイブック』を開きブログを執筆しています。何気なく始めたものだけど、1年継続できたことは誇りに思っていますし、飽き性の僕がここまで続けられたのも驚きです。来年は何を継続しようかなと考えているところです。『マイブック』はしんどかったので来年はやりません!(笑)みなさんも一緒に1年間継続して何かをしてみませんか?

2022年12月22日 (木)

【第762回】「新しい挑戦をしよう」T. Y. (英語)

 日本中が熱狂したサッカーのワールドカップも終わり、もうすぐ新しい年を迎えます。私はサッカーも見ますが、今年一番楽しませてくれたのは大リーグで二刀流で活躍する大谷翔平選手です。毎朝大谷選手の試合結果をチェックするのが日課でした。来年のWBCも楽しみでしかたありません。
 私も今年は二刀流に挑戦しました。今まで遊学館高校では英語を担当していましたが、今年度は情報も教えています。私が高校生の頃は「情報」という科目がまだなく、家にはパソコンもスマホもない時代でした。情報化がもたらした生活の変化やコミュニケーション手段の発達について教えるたびに、「私が高校生の頃は友達と待ち合わせするときは家に電話して約束するしかなかった」とか、「集合写真をみんなでシェアするときはまずフィルムを現像して写真を焼き増しして、遠くに住んでいる友達だったら郵送しなければいけなかった」と昔話をたくさんしてきました。今ではほとんどの人がスマホを持っていますから、待ち合わせする前から友達の居場所がGPSでわかったりしますし、集合写真なんてスマホで撮ってSNSを使えば一瞬で全員に送れますよね。ほんの数十年しか経っていないというのに、私たちの生活は本当に大きく変わったと気づかされます。
 ところで、今年から新しくなった「情報Ⅰ」ではPythonという言語を使ってプログラミングを学習します。プログラミングを教えるのは初めてで、私にとっては試行錯誤をしながらの挑戦でした。プログラミングの学習に入ったとたんに英単語や演算子がたくさん出てきてびっくりした人がたくさんいたのではないでしょうか。2学期期末考査の後では「難しくて全然できなかった」という声が多かった一方、「前から興味があった」とか「将来プログラミングの仕事をしたい」という声もあり、とてもうれしく思いました。プログラミングを学ぶのはプログラミング言語を覚えることが目的なのではなく、自分の目の前にある問題をどうやって解決していくか考える力を身につけることが大切なのです。Pythonの見た目の難しさに負けずに「考えること」に挑戦してほしい。高校生のみなさんが今の私の年齢になる頃には、きっと現在はまだ想像ができないほど生活にいろんな変化が起こっていることでしょう。その時代の変化に対応できる「考える力」「生きる力」を身につけて高校を卒業してほしいと思いながら授業をしています。また来年プログラミングを教えることがあれば、今年よりもっと楽しく興味が持てる授業をすることに挑戦したいと思っています。
 みなさんも新しい年を迎えたらなにか新しい挑戦をしてみませんか。