【第792回】「生徒指導の話」M. Y. (保健体育)
ここ数年、沢山の生徒の前で話をする機会が増えました。その度に、私なりに伝えたい内容が正確に生徒の皆さんに伝わるよう、工夫するよう注意しています。
しかし、聞く側の生徒の皆さんは「生徒指導からの話」となると、あまりいい印象は持てないのではないでしょうか。実際、「これは禁止です」、とか「二度とこのようなことのないように」などといった注意が多いのも事実です。我々もそのような皆さんの気持ちは百も承知の上で、それでも注意を促さずにはいられません。せっかく遊学館に来てくれたのだからトラブルに巻き込まれることなく成長して欲しいという思いで話をしています。
さて、今年も夏休みがやってきました。私が高校生の頃は今のように30℃を超えることもまれだったように記憶しています。しかし、最近の暑さは命の維持さえ脅かされるほどの暑さです。
そのような中、硬式野球部は甲子園を目指して夏の大会が始まりました。受験を控えた三年生を中心に夏期補習や勉強合宿、また、様々なボランティア活動など普段の学校生活の中では経験することのできない行事も多数計画されているようです。
私が顧問を務める駅伝競走部も全国高校総体、そして冬の駅伝を踏まえての強化合宿にと、すでにたくさんの行事を計画しました。
さて、生徒の皆さん、「生徒指導の話」をします。
コロナ感染症は少し落ち着いたように感じるかもしれませんが、感染には十分に注意して下さい。
毎日規則正しい生活を送るようにして下さい。スマホに依存して昼夜逆転の生活を送っていると、夏休み明けに学校生活に戻れなくなることになります。
SNSは便利だけど、誤解を招く発信や相手が嫌な思いをするような発信は絶対にしないようにして欲しいと思っています。
たまには家の手伝いもして下さい。
この夏休みが全校生徒の皆さんにとって、有意義で飛躍の期間になり、2学期の始業式、トラブルなく元気に登校してくる皆さんを待っています。