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2024年5月 2日 (木)

【第833回】「登山」S. Y. (理科)

 最近、近くの山に登ることがあった。登山は久しぶりで、白山や富士山、大山など今まで様々な山に登ってきた。今回は獅子吼高原を登ってきた。1時間程度で登れる手軽な山である。ゴンドラで上がることも出来るため、頂上にはカジュアルな服装の家族連れも多くいた。
 登り始めていつも感じることは、なぜ登ろうとしてしまったのかという後悔の念。辛い、しんどい、のどが渇いた、楽しくない、まだか、など負の感情が溢れてくる。そのうち、どうしたら楽に登れるのかを考えるようになる。歩幅は小さく、段差は一気に登らず、スモールステップで。そのうち、登りだけでなく、降りも出てくると、少し得した気分になる。ただ、降りばかりだと、それはそれで足に負担がくる。そうして森林がなくなり、開けてくると、遠くに日本海やパラグライダーを楽しむ人の姿が見えて来る。よくもあの小さい一歩が、ここまでの高さになったものだと感心する。
 勉強や部活、人生など、様々なものと登山がリンクする。苦しいとき、辛いとき、楽なとき、清々しいとき。結局、平坦な道が一番いいのである。昨日と同じ今日が一番いいのである。

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 スカイ獅子吼 | 【公式】白山市鶴来の観光情報サイト-ご加護のある街つるぎ (shoko.or.jp)