【第788回】「107歳?!」道上 ちひろ (英語)
2007年に日本で生まれた子どもは、50%の確率で107歳まで生きる。
※アメリカのカリフォルニア大学とドイツのマックス・プランク研究所が行った調査結果
それは素晴らしい!と思うことは私にはできませんでした。むしろ、なんだかモヤモヤした気持ちになりました。「え、健康でいられる?」「何歳まで働けと?」「天変地異や凶悪事件が増えているような時代に、107歳なんておそろしいわ!」※ちなみに私は40歳を過ぎています!
私の性格のせいなのか、いろいろと考えを巡らせても前向きな気持ちにはなれませんでした。モヤモヤの先にようやく見えたことは、3つ。
①「うん!今を前向きに生きるしかない」遠い未来を案じていてもしょうがない。
②「できるだけ、心身ともに健やかにいられるように心がけよう」健康だから頑張れる!
③「生きることはお金がかかるということ。長生きしたときにお金に困らないようにする」
生臭い話ではあるけれど、大切なことだと思います。
個人的な価値観ですが、精神論や友人・知人が多いだけでは幸せにはなれないように思います。また、たくさんのお金さえあれば幸せかというと、そうでもないのではないでしょうか。若いみなさんには、学校生活や部活動などを通し、学生時代に “良き人間関係” を築いてほしいと思います。
それと同時に、自身の将来を大きく変化させるかもしれない進路や職業についても深く考え、一生懸命に学ぶことが人生107年時代?!を生き抜くために重要になるのではないでしょうか。
私は進路指導を担当する者のひとりとして、それぞれの個性に合った進路選択や職業選択のお手伝いができれば、そのように思っています。
若いみなさん、人生はこれからです!
できることからでいいんです!
小さな一歩でいいんです!
きっと、未来は明るいです ^_^