【第571回】 卒業生の活躍 PartⅡM. Y. (保健体育)
2019年1月2日、本校の卒業生である山本修二(東洋大4)、田中龍誠(東洋大2)がそろって箱根駅伝の往路に出場した。今年の箱根駅伝では、青山学大学、東海大学が優勝候補であり、東洋大学の下馬評は高くなかったが、昨年、往路優勝をしたこともあり密かに東洋大学の往路優勝に期待していた。昨年に続き1区から先頭を走り、2区の山本修二には僅差の1秒差で襷が渡された。その後、激しい先頭争いが繰り広げられ、最後は国士舘大学の留学生に先頭は譲ったが、6秒差の2位で襷を渡した。また5区の田中龍誠は昨年に引き続き山登りへの挑戦となった。今年も、後続との差は詰められはしたが昨年から成長した姿を見せてくれ見事先頭でゴールし、箱根駅伝の往路優勝に貢献してくれた。さらに1月3日、箱根駅伝の復路に田中健祐(東京農業大4)が関東学連選抜チームの一員として7区に出場し、4年生して初めての箱根駅伝を見事走りきってくれた。
続く2019年3月10日、本校卒業生の山本憲二(マツダ)もびわ湖毎日マラソンにおいて2時間8分42秒の自己べストで、日本人トップの7位に入り9月15日に行われる東京五輪マラソン最終選考レースに向けて勢いをつけるレースを行うことができた。山本憲二は山本修二の兄であり、本校駅伝競走部の1期生である。今回の結果で、彼の目標である東京オリンピックマラソン日本代表に向け1歩も2歩も近づくことができたと思う。是非、目標を達成するために精一杯頑張ってもらいたい。
昨年に引き続く卒業生の活躍にたくさんの勇気・元気をもらった。自分自身も初心に帰り生徒たちと共に目標に向けて頑張っていきたいと思う。