【第456回】 年末。成長を感じた瞬間。刑部 純至 (国語)
元気ハツラツ!新年度を迎えてもう8ヶ月が経ちました。今思い返すと、「今だったらこうしてたな~」とか「あそこはこうするべきだったな~」とか。後悔ばかりが先に歩いていきます。だけどその後に後悔に追いつこうと走ってくるのが、「遠足の焼きそば美味しかったな~」とか、「学園祭炭臭くなったけど楽しくてよかったな~」とか。いい思い出が頭の中を駆け巡っていきます。
さてさて、今年は、私自身初めて3年生の担任をすることになりました。書類を作成したり、生徒と面談をしたりで少し大変な日々を過ごしています。
私は先生ブログ前回、前々回と遊学生の成長について書きました。今回も同様に成長についての話です。
今私が所属している学年会は3年間一緒に持ち上がってきました。強烈に成長を感じるのは、何事も自分で取り組もうとしているところです。「先生に聞いたほうが早いんじゃない?」とか聞こえてくるときもありますが、その本人はなかなか聞きに来ないんですね。何をしているのかと思って耳をそばだててみると、「いや、もうちょっと自分で考える」という一言。この成長がお分かりいただけますでしょうか?(笑)赤ちゃんで言うなら、ハイハイからタッチできた!みたいな感じです。他にも、気が付いたら掃除してくれたり、私のことを気遣ってくれたり。徐々に大人になっていくのだと感じます。
悩みがあったり、不機嫌なときがあったり、波はまだまだありますが。それもまた勉強。まだまだ成長してほしいと思う今日この頃です。
ついでに、こんなことを聞かれました。「先生!もうすぐ卒業だけど寂しいやろ?」私は「嬉しいねぇ」と答えました。高校生活で成長し、その先の進路でまたどれだけ成長して社会に出ていくのか。楽しみです。
良き大人。良き社会人になってほしいがため、今日も先生たちは全力で!ちょっとよそ見しながら。。。頑張りま~~す