【第435回】 ア・ツ・い・夏吉田 昌史 (理科)
ア・ツ・い・夏
職員室の窓を開けると、蝉の鳴き声が聞こえ、暑い夏を感じています。
甲子園への切符を手にするための県予選が開幕し、熱い夏の始まりを感じています。
小学生が水着袋を持って登校している姿を見て、暑い夏を感じています。
放課後の図書室で、受験に向けて必死に取り組む姿を見て、熱い夏を感じています。
真夏のアスファルトに雨が降り注ぎ、独特な匂いを漂わせ、暑い夏を感じています。
蒸し暑い体育館から、練習する音が聞こえ、熱い夏を感じています。
コンビ二の前で、汗を流しながら笑顔でアイスを食べる姿を見かけ、暑い夏を感じています。
いくつのなっても、暑い夏に、充実した熱い夏を過ごしたいものです。