【第27回】また一年が過ぎていく本 茂通 (地歴・公民、福祉)
もうすぐ卒業式
三年間の高校生活が終わり、新たな人生のスタートを迎えるこの時期、生徒も先生もいろんな思いが込み上げてくる。今年はどんな卒業式になるだろう…
~昨年のこの時期、私はこんな思いでした~
勉強・進学・就職・クラブ活動・生徒会活動・友人関係などそれぞれの生徒がそれぞれの思いを持って過ごしてきた三年間、どれだけ自分自身に納得できるものになっただろうか。どれだけ私の思いを伝えられただろうか。
常に全力で生徒と向かい合ってきたはずなのに思い返せば、何かやり残した気持ちが残ってしまいます。でもそれは、私の心の中に「この生徒たちと別れるのが淋しい」という気持ちがあるからだろう。みんなの笑顔・みんなの思い、私の記憶にしっかりと刻まれてきた。とってもいい生徒たちだった。とってもいいクラスだった。
思いを言葉にしきれないとはこんな状況の事なんだろう。卒業式は笑顔で送り出してあげよう!(式の当日は我慢できなくて大泣きしてしまいましたが…)
今年卒業をしていく生徒たち、卒業していった生徒たち、また元気な姿を見せに来てくれることを楽しみにしています。