【第862回】「未来」道上 ちひろ (英語)
11月16日、金城大学と短期大学部の併設校推薦入試が行われました。60名近くの生徒が面接練習や小論文練習に励む姿がありました。これまで自分自身の将来や考えをあまり語ったことのなかった生徒が「患者さんの気持ちに寄り添い信頼される看護師になりたい」「幼い頃からの夢だった保育士になるために学びたい」、「起業してセレクトショップを経営者になりたい」、「困っている人たちの話をたくさん聞き、その人たちを助けられる社会福祉士になりたい」など、多くの生徒が自分たちの描く未来像を語ってくれました。
このように具体的な夢を語る生徒もいますが、「私は高校時代に一生懸命に打ち込めるものが見つけられませんでした。ですので、大学生活の中で自分が活躍できることを見つけて努力したいと思います。」そのように話す生徒もいました。面接としてはふさわしくないのかもしれません。しかし、私は「それでもいいんだよ!」と笑顔で送り出してあげたいと思います。
長い人生、自分の人生が大きく動き出す時期はそれぞれ異なります。前向きな姿勢を忘れず一歩を踏み出せば、きっと今まで見たことのない明るく新しい景色が見えてくるはずです。スマホの中の世界では叶えられない、かけがえのない人生を送ってください!みなさんの未来に幸あれ!