2024年11月 7日 (木)

【第860回】「REBIRTH」水本 勝也 (英語)

20241107

10月27日(日)富山市でマーチングバンド北陸大会が開催され、4年連続8度目となる全国大会への出場権を手にしました。
今年度のマーチングのショー「REBIRTH」に込められた想いは例年とは少し違う特別なものです。

ストーリー
背中の翼で自由に空を駆けていた人々は突然の災害に翼をもぎ取られ、地に叩きつけられた。当たり前だったものは失われ、ぶつけようのない悲しみ・悔しさに包まれ暗い絶望の底でうつむいている。
それでも徐々に前を向き、ボロボロになった翼をもう一度取り戻し空を飛ぼうと人々はもがき始める。そして翼はより大きく再生し、再び大空へ舞い上がる。

吹奏楽部が取り組んでいるマーチングのショーには毎年ストーリーがあります。
日本語で「再生」を意味する今年度の「REBIRTH」は、翼をテーマに能登への強い想いを表現しています。
12月15日、さいたまスーパーアリーナで開催される全国大会で高く舞い上がります。

2024年10月31日 (木)

【第859回】「第93回吹奏楽部定期演奏会に・・・」M. Y. (国語)

 2年生のあるクラスの論理国語の授業が終わって職員室へ戻ろうとしたとき、そのクラスのYさんから呼び止められて
「10月3日木曜日夜空いてますか、定期演奏会があるのですが来られますか?
大丈夫ならぜひ来てください。」と招待状をもらいました。
 10月の予定表を見てから行きたいと思っていて、(どうすればチケット入手できるのか)と悩んでいたところ、生徒から招待券もらえるとは、思ってもいなかったので、正直とても嬉しかったです。
 ところがこのごろ少し記憶が怪しくて、大事なものでも大事にしすぎてどこに大事にしまったかわからなくなります。
 そこで考えた末がま口式のサイフに入れておくことにしました。
 それから当日まで楽しみで、毎日暇があれば何回も開けては閉じ開けては閉じ招待券があるのを確認しました。自分でももし人に見られたらちょっと不気味かもしれません。
 前日となりました。
 また論理国語の授業後Yさんがやってきて
「先生、いよいよ明日ですね、私は基本的にずっと立って演奏しています。」と私を見つけてください。かな?
そして当日一緒に鑑賞しようと同僚のI先生と音楽堂の2Fで開場が18:00なのでその時刻ごろに待ち合わせをしていました。駐車場に車をいれ、直にエレベータで2Fのホール前に到着しドアが開くと、目の前はお客様の長蛇の列。開場15分前でした。椅子に座つてI先生を待っていると10分前に開場され列が動き出しました。列の最後につけばいいと思って待っているとなかなか列の最後が見えません。その間に次々と顔見知りの生徒達が中に入っていきます。その後どうにか I先生と合流して中に入り席に着きました。その席からずっと立って演奏しているYさんは、よく見えました。楽器もわかりました。本当に2時間たっぷりあったのに楽しいひと時はあっという間に過ぎ、私にとっての第93回吹奏楽部定期演奏会は、終わりました。

2024年10月24日 (木)

【第858回】「今年の夏も暑かった」M. K. (数学、情報)

 この題名にした理由は,去年猛暑と言われた夏同様に今年の夏も去年と変らないくらいの暑さを感じたからである。‘今年の夏も暑かった’と思うのは私だけだろうか?

 特に全国的に猛暑日が昨年以上に多かったようである。例えば連続猛暑日を例にとると
    福岡県 太宰府市 40日
    福岡県 久留米市 34日
    兵庫県 淡路市  31日
となってはいるものの,私が調べて驚いたのは北北海道に位置する北見市が連続3日の猛暑日だったのにはびっくりした。日本列島は温帯気候ではなく亜熱帯気候に代わってしまったと強く感じて仕方がない。

 今この文書を書いているのは10月18日である。というのも例年ならば日本列島は秋の便りが聞こえるはずが,金沢市は今日も最高気温が25℃を超え,10月に入ってから6日連続の夏日となっている。これは10月としては過去最高の連続夏日でないかと思われる。
それだけ話題は‘暑い’という言葉ばかり聞こえるのは私だけなのか?いつになったら秋になったと思える時がやってくるのかと思うこの頃である。それだけ今年の夏の暑さが今も残っているということでないのか?
 温暖化現象と言ったらそれまでだが,いつになったら秋らしくなったと思える時がやってくるのかと心配する今日この頃である。

 私はテニス部の顧問として夏休みは午前中だけであるが,テニスコートの中で生徒の練習を見ていたが,年々暑さが強く感じるようになる。これは年のせいなのかと思ったりするが,生徒や20代の方々に聞いても‘暑い’と答えてくれた。ただ,部員は暑くて厳しい夏に,午前中の練習だけとはいえ帽子を被って練習していると,帽子の先から汗が雫になって落ちてくる。その姿を見ると,若さは代わることのできない宝物だと改めて思い知らされた。

2024年10月17日 (木)

【第857回】「We are Yugakkan English Club」マーク ヒーギス (英語)

In Japan, club activities are an important part of many students’ daily lives. Club activities are a great way to practice something you enjoy doing, fostering friendships with other classmates and making many memories of your life in high school. When I came to Yugakkan, I was so happy to hear there was an English club. Together with Mr. Watanabe, I have been very lucky and privileged to spend many years participating with students who enjoy English. At Yugakkan, we do many activities in English club: We play many games where we can use English. We have exciting English conversations. We have study sessions before the tests. We watch English movies. We study for all levels of Eiken and we sometimes have a Christmas or Halloween party. Some club members have even passed eiken level two.
At this time, many third-year students are preparing for life after high school; whether it be university, junior college, trade school or searching for employment, everyone is busy. It is a bittersweet moment when our members retire from the club to move on to their next stage in life. However, we are always happy to know that they will do their best for their future.
At Yugakkan, there are many clubs to join. If you haven’t joined a club yet and want to practice English, regardless of your ability, if you want to make friends with other classmates, if you want to learn from friendly seniors, if you want to try Eiken, or if you want to make happy memories of your school life, you will always be welcome to come by. Let’s enjoy Yugakkan English club together!!

日本では、部活動は多くの学生の日常生活において重要な部分です。
部活動は、自分の好きなことを練習する素晴らしい方法であり、クラスメートとの友情を育み、高校生活の多くの思い出を作ることができます。
遊学館に来たとき、英語クラブがあると聞いてとても嬉しかったです。渡辺先生と一緒に、英語を楽しむ学生たちと参加できたことは、とても幸運で特権だと思っています。
遊学館では、英語クラブで多くの活動を行っています。
英語を使えるゲームをたくさんプレイし、楽しく英会話を学び、テスト前には勉強会を開いています。
また、英語の映画を観たり、すべてのレベルの英検の勉強をしたり、時にはクリスマスやハロウィンのパーティーも開催します。
中には英検2級に合格した部員もいます。

この時期、多くの3年生が高校卒業後の生活に向けて準備をしています。
大学、短大、専門学校、または就職活動など、それぞれ忙しい日々を送っています。
部員が次のステージへ進むために退部するのは、少し切ない瞬間ですが、彼らが未来のために頑張っていることを知ると、いつも嬉しく思います。

遊学館には参加できるクラブがたくさんあります。
まだクラブに入っていなくて、英語を練習したい方、クラスメートと友達になりたい方、優しい先輩から学びたい方、英検に挑戦したい方、学校生活の楽しい思い出を作りたい方は、いつでもお越しを歓迎します。
Let’s enjoy Yugakkan English club together!!

2024年10月10日 (木)

【第856回】「進路について考える」干場 光将 (保健体育)

今年度、初めて3年生の担任となり、生徒の進路について考えることが多くなりました。私自身の進路を振り返ってみると、

・小学生-陸上競技を始める
・中学生-競技力が上がり、遊学館高校に推薦で入学
・高校生-駅伝の石川県高校記録を更新し、推薦で関東の大学へ入学
・大学生-競技を引退し、石川県の企業に就職
・就職後-小学校の教員を経験し、遊学館高校で教員をする、という経歴です。

12年間、陸上競技に関わってきたので、どの時期を振り返ってみても、この陸上競技という得意分野を活かし、進学や就職を決めていました。そこから改めて継続することの大切さに気づくことができました。
3年生の担任になり、志望理由や高校3年間で頑張ったことを書かせてみると、なかなかイメージが浮かばず、書けない生徒が多いように感じます。「なんとなく進学を決めた」「継続することが苦手」「自分の長所が分からない」など、自分は何がしたいのか、自分はどんな人なのか説明できない生徒がほとんどです。
しかし、私自身も陸上競技という「人より少し得意なもの」があり、周りの人たちと競い合えたおかげで進学できたので、私自身に陸上競技がなくなると生徒と同じような考えになっていたと思います。今、目標や夢がない生徒は、この3年間という期間を使い、自分の歩んできた18年間を振り返えることで、自分の良さや頑張ってきたことに気づくかもしれません。これから進路を控えている1、2年生は「人より少し得意なこと」を見つけることで、進路の幅が広がるかもしれません。高校生活を楽しみながら、自分の良さを見つける期間にしてみてはどうでしょうか。

202410101 202410102
 高校時代の写真