【第766回】「行動が自分を変える」辻元 友視 (英語)
自分が中学生のころは、勉強は好きではなかったし進路のことはあまり深く考えたことはなかった。高校に入学してからも、大学と言えば東京大学と金沢大学ぐらいしか知らなかった。1年生の最初のテストで壊滅的な数字をたたき出し、これではいけないと一念発起し勉強したテスト(県庁所在地を答える簡単なテスト)が100点だった。「なんだ、自分もやればできるじゃないか」とうれしかったことを今でも覚えている。そのあとの定期テストでは2週間前からかなり勉強した。それこそ食事と睡眠以外の時間はすべて定期テストの勉強にあてた。勉強時間と成績は比例し、中学生の時にはとったことがない点数をとることができた。そこで担任の先生に言われた「○○大学を目指してみないか」という言葉で自分のやる気に火がつき、本気で大学に向けての勉強を始めた。なぜならその大学は自分が考えたこともないような偏差値の大学だったから。
人間のやる気の源はいろんなことが考えられるが、自分の場合は「自信」だった。自分でもやれるという「自信」。「自分なんてだめだ」という思いだけで挑戦していないことがなんと多いことか。ただ、「自信」を持つためには自分が行動しないといけない。「行動」しないと始まらない。行動していないうちに諦めていることはないか。もしあるのであれば、行動してからでも遅くはない。小さなことでもいい。今から始めよう。
よし、3キロやせるぞ!