【第61回】相撲求道録を読んでM. K. (数学、情報)
今年も相撲界は沢山の問題を残して、1年が終わろうとしています。
なぜ相撲を題材にしたかといえば、私も相撲界も原点に戻ってという意味からです。
私は現在テニス部の顧問として生徒を指導する側に立っています。そこでいつも感じるのは、指導するというのは本当に難しいという思いばかりです。そこで有名監督・コーチなどの書物を読む中でふと目にしたのが、名横綱双葉山こと初代時津風親方の「相撲求道録」でした。
その内容は他の指導者とそんなに変わったことでないにせよ、忘れかけた身近なことをきちんと教えてくれたものと思っています。相撲界も教育現場も様変わりした部分があります。しかし、基本姿勢だけは変わってはいけないことを肝に銘じていかなければならないと思っています。