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2007年11月14日 (水)

【第14回】縁城丸 哲宏 (地歴・公民、福祉)

先日、中学校訪問に行って来ました。
生徒募集、選手勧誘のためです。

私は女子卓球部の監督をしています。そのため、毎年この時期になると県内外の中学校を回り、来年度の新入部員を勧誘させてもらっているわけです。中学校の校長先生に「○○君を是非、本校で預からせて下さい!!」とお願いをしています。

選手勧誘をしていていつも強く感じることがあります。それは…「縁」です。

「縁」があるとダメだと思っていた勧誘がうまくいく時があったり、またその逆に「縁」が無いとどれだけがんばって勧誘してみてもうまくいきません。これは「本当に不思議だなー」といつも思います。

そして、「縁」があれば「出会い」があります。

みなさんも「この人と出会わなかったら、今の自分はいない」といえる人がいるのではないでしょうか?私にもそのような人が何人かいます。

中学校時代、たまたま入った卓球部で顧問の先生があの先生でなかったらどうなっていたのだろう?

高校時代、普通に進学した高校に偶然、代わって来られた顧問の先生が熱心だったことで自分が成長できたこと。

大学時代、スポーツ推薦で受験した大学に失敗し、一般受験で入った別の大学を選んだことでその恩師から教員をすすめられたこと。(これがなかったら教員になっていなかったと思う。)

指導者となってからも、いろいろな人のおかげで今の自分がいる。

「縁」とは不思議です。

これからもこの「縁」と「出会い」を大切にして行きたいと思う。

今、女子卓球部には10名の部員がいます。この子達は全て、強く「縁」を感じる生徒達です。この選手達と日々、「日本一」という大きな目標に向かって努力をして行きたいと思います。