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2023年6月 1日 (木)

【第785回】「姉妹校」マーク ヒーギンス (英語)

「姉妹都市」という言葉を聞いたことがありますか?姉妹都市は、文化交流や親善を目的とした地方政府同士の関係を指します。

1金沢は世界7カ国の都市と姉妹都市関係を結んでいます:アメリカのバッファロー市、ブラジルのポルトアレグレ市、ロシアのイルクーツク市、ベルギーのゲント市、中国の蘇州市(そしゅうし)、韓国の全州市(チョンジュし)、フランスのナンシー市です。
遊学館は、フランスのナンシーと特に特別な絆を持っています。
ナンシーはドイツに近いフランス東部の都市で、美しいヨーロッパの建築物があり、美味しいフランス料理、特にマカロンやキッシュで有名な都市です。
ナンシーとは姉妹都市関係だけでなく、姉妹校関係にもあります。ナンシーにある遊学館の姉妹校は、Notre Dame Saint Sigisbert (ノートルダム・サン・シジスベル)と呼ばれています。長年にわたり、私たちの学校は友情と文化交流の絆を育んできました。
遊学館の学生は、フランスの学生と話す機会や会う機会がたくさんありました。
年に3~4回、遊学館の学生がナンシーの学生とビデオ会議で話します。外国の方とお話できる貴重な機会だと思います。

22019年は12名のフランス人学生が金沢に来て、本校学生と1週間のホームステイをしました。私たちは、彼らに私たちの学校と日本のおもてなしを示すことができてとても興奮しました。フランスの学生は多くの活動に参加することができました。
例えば、着物を着たり、金沢の人気スポットを見たり、遊学生と一緒に授業に参加したり、海鮮丼などの金沢名物を食べたりしました。
今年の10月12日、金沢市はナンシー市と姉妹都市提携50周年を迎えます。
フランスの友人たちとの刺激的な文化交流が、さらに50年続くことを願っています。
また、近いうちに遊学館の学生がフランスにホームステイする機会があればと思っています。もしフランスに行く機会があったら、キッシュとマカロンを一緒に食べませんか?

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2021年11月25日 (木)

【第707回】 「Your Own Backyard」マーク ヒーギンス (英語)

 私にとって、旅の一番の魅力はその新しい経験にある。この時期、新型のコロナウイルスの影響で感染予防のために県外旅行を控えることにしました。旅行が大好きですが、石川に滞在したかったので、この県のいくつか美しい場所を見ることにしました。とりあえず、能登半島から始めました。最近、毎週日曜日に、天気が良ければ、今まで見たことのない新しい場所に行きたいと思っています。私も歌うのが好きなので、ドライブ中に一人で歌う良い機会で、まるでひとカラのように思われる。一石二鳥ですよ。☺

 この数ヶ月の間に、たくさんの美しい場所を見てきました。能登最北端から白山・富山近郊の山々、加賀の南部まで、これは私が石川に住むのが好きになった理由の一つです。都市活動も自然活動を楽しむことができます。もちろん、コロナ禍が静まったら、日本の47都道府県のすべてを見たいですが、でも、それまでは石川の県魅力的なところを見るのはとても大満足しています。 英語で「There is plenty to see in your own backyard.」ということわざがあります。自分のバックヤードで経験をするものが沢山あるという意味です。つまり、県内でまだ行ったことのないところが多いです。

 3年生の皆さん、数ヶ月で卒業し、人生の次の第一歩を踏み出します。これからの次の数ヶ月は皆の高校生活のラストスパートです。石川に滞在する場合でも、県外に行く場合でも、新しい体験や新しい人生が始まるでしょう。皆さんが自分の魅力的なことを見つけられることを願っています。

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 珠洲岬 珠洲市   千枚田 輪島市
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 いかの駅 九十九湾 能登島    コスモス

2020年5月21日 (木)

【第629回】 「Every Cloud has a Silver Lining」マーク ヒーギンス (英語)

Everyone, are you genki? Are you being responsible and staying home as much as possible? Are you completing you homework? I know these times might seem a little difficult now, but at times such as these, I often think about an English expression to help relieve some of the stress that may be present in this situation. That expression is “Every Cloud has a Silver Lining”. In English, it means that after a difficult situation, there will be happy times ahead. I want you to think of those future happy times.

Every day, all the teachers at Yugakkan are working so hard to make your homework and preparing lessons for when you return. We want you to have a happy school life. We miss the morning greetings. We miss the sounds of laughter during the breaks between classes. We miss the sounds of various club activities after school. However, we understand that your safety and health are the most important thing. Until this situation is finished, we will wait with anticipation until you all return.

When this is finished and when life returns to normal, let’s all enjoy the happy times. Let’s help the economy by traveling and enjoying many restaurants. Let’s enjoy the four seasons. Let’s make new memories with our friends. Most importantly, let’s enjoy school life. Let’s greet all our friends and teachers with a bright, happy greeting. Let’s work hard in our studies and club activities. Let’s talk and play with our friends during the breaks.
Let’s enjoy life again! Let’s look for the rainbow after the storm!

皆さん、お元気ですか?責任を持ち、できる限り家にいますか?宿題と勉強は順調に進んでいますか?こういう状態は今少し難しいように見えるかもしれませんが、私がストレスの解消のために、とある英語のことわざをよく思い出します。「Every Cloud has a Silver Lining」という表現です。日本語で不幸中にも幸いがある。つまり、困難の状況の後、幸せの時が来るでしょうという意味です。私は皆にあの幸せの時について考えてほしいと思っています。

毎日遊学館の先生方が皆さんの宿題とか補習とかいろいろな準備に一生懸命励んでいます。私たちは皆さんが学校に戻るのを待っています。楽しい学校の生活を送ってほしいです。私たちは皆さんの朝の挨拶が恋しくて、授業の休憩時間の廊下での皆さんの笑い声が恋しくて、放課後に様々な部活の音が恋しいです。しかし、私たちは皆さんの安全と健康が最も重要なことを理解しています。こういう状況が収束するまで、私たちは我慢して待っています。

収束したら、幸せな時を楽しみましょう。旅行して、多くのレストランで食べて、買い物を思い切りして、経済を助けましょう。日本の四季を楽しみましょう。友達と新しい思い出を作りましょう。最も重要なことは学校の生活を楽しみましょう。仲間と先生方に素敵な挨拶をしましょう。勉強と部活動も頑張りましょう。休憩時間に先生方とクラスメイトと話しかけましょう。また自分の人生を楽しみましょう!

After the storm, let’s look for a rainbow!

2019年1月31日 (木)

【第564回】 It’s a Small World After Allマーク ヒーギンス (英語)

“It’s a small world”. This is a very common phrase in America and even in Japan. For me, I think it means that even though the world is very big, wherever we go, there are similar experiences that we can share. I have lived in Japan for six and a half years now and I have seen many beautiful places. Although my hometown is 11,000 kilometers away, I feel that because of the similarities we all share, wherever I go, I am never really far from home.

One of my hobbies is to travel. I have a dream to visit all 47 prefectures. So far, I have visited 39. This winter vacation, I decided to travel to Okinawa. I saw many beautiful views and ate many delicious foods. I also had the chance to meet many nice and friendly people. The people I met were like the people I have met in Ishikawa and all over Japan. I could see the similarities we share.

Soon, the third years will be graduating. Some students will go to universities outside of Ishikawa and some will stay here. Wherever you go, whatever you decide to do with your future, think of all the similar things we share and take the next big step forward. Thus, your “small world” is about to become a “big world”.

「世界は小さい」。これはアメリカでも日本でも非常に一般的なことわざです。

私にとっては、世界が非常に大きいにもかかわらず、どこへ行っても、私たちが共有できることは同じような経験があることを意味します。

私は日本に6年半住んでいて、この美しい国ではたくさんの場所を見ました。私の故郷は11000キロメートル以上離れていますが、どこ行っても、同じような優しさに触れることができ、私は自分の故郷の近くにいるような気がします。

私の趣味は旅行することで、47都道府県すべてを訪ねる夢があります。これまでのところ、私は39県を訪れました。この冬休み、私は沖縄へ旅行しました。たくさんの美しい景色を見て、美味しい料理も食べました。私はまた多くの親切で友好的な地元の人々に会う機会がありました。出会った人たちは石川県や日本中で出会った人たちのようでした。私たちが共有する類似点を見ることができました。

すぐに、3年生は卒業するでしょう。石川以外の大学に通う学生もいれば、石川に留まる学生もいます。あなたたちがどこへ行っても、あなたたちが未来にどういう道を行くとしても、私たちは皆同じ人間だということを心に留めて、次の大きな一歩を踏み出しましょう。

そうすればこの「小さな世界」は同時に「大きな世界」になるでしょう。