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2023年8月10日 (木)

【第795回】「勉強合宿」谷内田 京子 (国語)

 特進コース2年3年の選抜メンバー8名が、7月31日~8月4日京都で勉強合宿を行いました。
 朝8時~夜9時まで河合塾京都校で、みっちり勉強をするというものです。メンバーの中には、女子駅伝競走部やバトントワリング部に所属している生徒もおり、彼女たちは早朝と夕方に自主練習を行い、合宿中も文武両道を実践していました。
 勉強漬けの5日間で生徒たちが感じたことを紹介します。

・今までの自分が経験したことのない勉強量。それが当たり前のことだと分かった時に、本当の受験生が何なのかもわかった気がしました。今までの自分は本当に甘かったです。合宿が終わって通常の生活に戻っても、気持ちは戻さず高い目標に向け努力し続けます。(2年)

・合宿を通して、自分たちの集団のレベルの低さを実感した。多くの塾生は集中力を切らさず勉強をしていた。今後もっと勉強時間を増やし、特進クラス全体のレベルを上げていきたい。(2年)

・勉強合宿で習得した勉強のリズムを部活動の合宿でも実践していきたい。(2年)

・意識が高い受験生と同じ空間で勉強ができて楽しかったです。昨年も参加しましたが、今年は自分に少し余裕があったので、もう一週間やりたかった。(3年)

・去年とは違い、受験生として合宿に参加し、周りと比べて至らなさを実感したが、自分なりに集中して取り組めた。京大を本気で目指す同学年の人たちの熱量や意識を間近で感じ、この夏本気で頑張って自分を変えようと決心した。(3年)

・私たちは勉強合宿中だから、朝8時から夜9時まで勉強したけど、塾生は普段の生活として同じ時間塾で勉強していた。私も通常の生活に戻っても1日12時間勉強を続けようと思った。(3年)

 3年生は来年春、2年生は再来年春に志望校合格できるよう、私たち教員もチームとしてサポート頑張ります!!

2022年2月10日 (木)

【第716回】「3年7組ビブリオバトル」谷内田 京子 (国語)

 3学期に入ってからクラスでビブリオバトルをしました。本来はレジュメなし、パワポなしのスピーチのみで行われますが、コロナ禍ということもありA6サイズの色画用紙に本の魅力を書いてもらい、優勝を決めるという方法に変更しまた。企画した時は、みんな積極的に取り組んでくれるかな?そもそも本を持っている?など不安に思っていましたが、始めてみると真剣そのもの。色画用紙は本のイメージに合わせた色を選び、それぞれマジックや色鉛筆などを用意してA6の紙に思いを込めていました。
 私は国語の教員なので本は大好きですが、いつも似たような本を読んでいる気がします。今回、生徒が書いた紹介文を見て、いつもだったら書店で選ばないような本に興味を持ちました。
 ・UFOと宇宙人の謎
 ・道あけてもらっていーすか?
 ・俺か俺以外か

3年7組ビブリオバトルの優勝は芥川賞受賞作品「推し燃ゆ」でした!

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2020年9月 3日 (木)

【第644回】 「優しい生徒に囲まれて」谷内田 京子 (国語)

 仕事が忙しく、クラスの生徒に余裕を持って接するのが難しくなってきたある日、日課である教室の除菌をしていたら、「先生ありがとう。」と感謝の一言。一気に暖かい気持ちになりました。大げさではなく涙が出るくらい嬉しかったです。
 朝礼に行ったら、「先生、疲れている?大丈夫?」と優しい一言。笑顔なく、「おはよう。」と教室に入った私の姿を見て、生徒はそう感じたのだと思います。行事がなくなり、授業ばかりが続いている生徒たちも疲れているはずなのに、担任の私が笑顔を忘れていたことを反省。
 仕事をお願いすると、「任せておいてください!」と頼もしい一言。

 みんなの優しさが、私のパワーの源です。これから受験に向けて大変な時期ですが、進路目標が達成できるように、全力でサポートします!!

 私は、優しくされたら、誰かに優しくできると思っています。優しさの連鎖です。クラス全体に、3年生全体に、遊学館全体に、社会全体に優しさの連鎖が生まれますように・・・。

2019年4月 4日 (木)

【第573回】 京都の思い出谷内田 京子 (国語)

 大学時代を京都で過ごした私は、たくさんの仲間や大学の先生方に恵まれ、楽しく充実した日々を過ごしました。
 日本文学を専攻していたので、大学の先生と源氏物語の舞台を訪れたり、十二単を着させていただいたり、文楽の鑑賞に出かけたり・・・。

春 花の頃になると、円山公園の桜もすばらしいのですが、天神川沿いに咲く桜と柳の淡いピンクと淡い緑が何とも言えず美しいのです。

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夏 京都の夏は、あつあつい夏
夏の楽しみは、かき氷。お気に入りの甘味処で「宇治ミルク白玉」をいただく。学生の頃からのお気に入りで、この氷を食べると20数年前に友人と話した内容まで、あれこれと思い出します。

Summer


秋 嵐山、東福寺、仁和寺、岩清水八幡宮
京都は、紅葉や銀杏の落ち葉にも趣があるように感じるので、不思議。

Autumn


冬 早朝の南禅寺
友人と散歩しながら「やはり、冬はつとめて。」と話したことを、授業で清少納言の説明をするたびに思い出します。

Winter

 

 

 

 

 桜の季節となりました。今年は天神川の桜を見に行きたいな・・・

2017年10月19日 (木)

【第500回】 同窓会準備中!!谷内田 京子 (国語)

 先日、遊学館高校19期生の同窓会幹事会が行なわれ、学年同窓会の準備が始まり、代表幹事を務める二人を中心に、積極的な話し合いが行なわれたようです。
 その話を聞いた、19期生の3年次の担任で、卒業アルバムを見ながら、当時のことを懐かしく思い出していました。
 19期生は、人懐っこくてユニークな生徒が多く、学校行事は大いに盛り上がった学年でした。

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体育祭では、一生懸命になるあまりに意見がぶつかり、何度も話し合いをして最高の応援合戦にしたり、学園祭では、楽しい企画をたくさん考え、全校生徒を笑いで包んでいました。時に羽目をはずして、先生方から注意を受けると、素直に謝ることができる生徒が多かったように思います。

 私が受け持ったクラスは、金城大学コースと一般進学コースで編成されたクラスでした。学園祭のアピールタイムでは、泣きながら記者会見をしていた議員のものまねで、見事最優秀賞を受賞しました。球技大会では、お揃いのフットサルシューズ(オレンジだったよね)で、優勝を目指し、真剣に練習に取り組んでいました。残念ながら準優勝でしたが、決勝戦の戦いぶりは、今でも鮮明に思い出すことができます。

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そんな19期生の同窓会、とっても楽しみにしています。幹事のみなさん、いろいろと大変だと思いますが、よろしくお願いしますね♪

2016年6月 3日 (金)

【第428回】 遊学講座谷内田 京子 (国語)

 私が遊学講座で「硬筆書写検定」を担当するようになり、3年目。年に3回行なわれる検定に向け、毎回、字を丁寧に書く練習と、部首や筆順など理論の勉強に取り組んでいる。
 最初の頃は、くせ字だったり、バランス良く書けなかった生徒が徐々に上手く書けるようになっていく。
 講座中、おしゃべりをする生徒はいない。毎回集中して取り組んでいるので、合格率も全国平均より高く、今年度は3級全員合格!!を目標に指導していきたい。
 「硬筆書写検定」を担当するまでは、「クッキング」「ヨガ」の巡回に行っていた。それぞれ外部講師の方が指導をしてくださっている。「クッキング」では、調理器具の使い方、味付けの基本、調理のコツなど、長年料理をしている私も、毎回「なるほど!」と思うことがあった。「ヨガ」では受講生と一緒に、基本のポーズや呼吸法を学んだ。私も毎週受講したい!と思うほど、リラックスした時間を過ごすことができた。
 遊学生のみなさん、本校の特色のひとつである遊学講座。楽しく、有意義に受講しましょう♪

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2015年1月29日 (木)

【第363回】 虹谷内田 京子 (国語)

広島生まれ広島育ちの私にとって、金沢の冬は寒くて雪が多くて、とても辛いです。
引っ越してきてから3年くらいは、どうしてこんなに曇っているのだろう・・・と、いつも思っていました。

でも、金沢の冬には素敵なものがあります。
それは、虹です!!
雪やあられが降った後、急に晴れると、必ずといっていいほど虹が出ます。
ある朝は、虹のトンネルをくぐり通勤。
ある昼下がりは、くっきりと二重の虹。
朝学習中、ふと見上げると虹。 クラスのみんなが静かに勉強している時に、思わず「みんな虹を見て!!」と叫んでしまった。虹を見るとなんだか幸せな気分になります。

辛いと思う中にも何かいいこと、素敵なものはあるはずです。
皆さんも、辛いことの中に何か素敵なものを探してみませんか。

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2013年9月12日 (木)

【第297回】 さぁ、夢の舞台へもう一歩谷内田 京子 (国語)

 9月7日春の高校バレー石川県大会が行われた。遊学館女子バレー部は準決勝を勝ち進み、決勝へと駒を進めた。
 私のクラスには二人の女子バレー部員がいる。一人は2時間かけて通学している。遠いところからの通学にもかかわらず、部活動と勉強を両立しようと必死に頑張っている。もう一人は、いつも元気で面倒見が良く、クラスを引っ張っていってくれる。今日、彼女達は朝礼で試合結果の報告と決勝戦に向けての抱負を語ってくれた。私は彼女達が話している間に、朝練をしている姿。トレーニングで走っている姿。楽しそうに練習している姿。(辛いことも多いだろうけど・・・)大きな声を出して試合をしている姿。色々な場面を思い浮かべていた。今年こそ春高バレーに出場して欲しい!!そう思った。クラスメイトは「絶対勝ってね!」「応援に行くからね。」「先生、もちろん全校応援でしょ?」などと口々に言っていた。

 女バレのみんな、10月26日は最高の応援をするからね!最高のプレーを楽しみにしてるよ!

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2012年6月14日 (木)

【第234回】 思い出谷内田 京子 (国語)

 4月下旬に、卒業生2人と食事をしました。大学をこの春卒業し、公立中学校に勤めているK君と、専門学校を卒業し、大企業に勤めて3年目になるU君。私は、彼らの1年次の担任でした。7年前、遊学館に入学してすぐの彼らは、元気いっぱいのわんぱく坊主!!
勉強に部活にがむしゃらに頑張っている姿がとても印象的でした。

 たくさんおしゃべりをして驚いたのが、高校時代の些細な出来事が、大切な思い出になっている事。入学してすぐにクラスで自己紹介をした時の話、○○先生の口癖、国語の授業中に「羅生門」の音読で盛り上がった事など。私はその頃を思い出し、笑いが止まりませんでした。                   
 K君が、中学1年の担任として、悩みながらも前に前に進もうとしている姿。U君が大企業に勤めながら、さらなる目標を見つけ、自分の人生を切り拓こうとしている姿に感心し、私も2人に負けないように頑張らなくては・・・と思いました。
 日常の些細な出来事が、思い出として彼らの心に残っているように、私自身、毎日の朝礼や掃除時間を大切にして、生徒との大切な思い出を作っていきたいと思います。

 さぁ、今週は体育祭です!!遊学生のみなさん、ルールを守って思い出深い体育祭にしましょう!!

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2010年8月18日 (水)

【第146回】和谷内田 京子 (国語)

 「最後、山岸さんまで打順が回ってきて良かったな。
山岸さん今まですごく頑張っていたし、本当に良かった…。」
 甲子園2回戦終了後、学校に戻るバスの中で1年生の野球部員が話していた会話です。
この会話を聞いて、目頭が熱くなりました。
そう思える1年生も、そう思ってもらえる山岸くんも素晴らしいな、と。

 3年生は、1年次の学年目標が「和」でした。
クラスの「和」を、学年の「和」を、部活の「和」を、学校全体の「和」を大切にしよう!!と心がけていました。
そのためか、仲の良い学年です。
 ある日のお昼休み、野球部の3年生が生徒ラウンジでお弁当を食べていました。
そこへ山本監督がやって来て、3年生と談笑をしていました。
その雰囲気が、和やかで微笑ましいものでした。
今年は甲子園に行ける!!そう思った瞬間でした。

 県大会での戦いは厳しいものでしたが、見事優勝し、私たちを甲子園へと連れて行ってくれました。
野球部のみんなありがとう。
これからも、「和」を大切にして目標に向けて努力をしていきましょうね。
本当にありがとう。

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