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2020年7月 9日 (木)

【第636回】 「やっと元に戻った」三浦 勝則 (数学、情報)

 コロナ禍により2月の末から緊急事態宣言が発令されて、3月から5月にかけて学校は休校を余儀なくされ、校舎は正直単なる箱にしかなかったように見えた。
 従来のように、沢山の生徒達がそろい、授業を受け、休み時間は生徒たちが元気よく騒いでいる姿は訪れるのだろうかという一抹の寂しさがあった。そして放課後の課外活動に励むことができるのか心配だった。テレビを見るとコロナ対策の番組が多く、リモート出演の番組がやたら目立っていた。
 いよいよ迎えた6月1日。分散登校とは言っても、学校に活気がみなぎったのは確かであった。学校は生徒がいないと成り立たないことを改めて感じさせられた瞬間だった。そしてそこには何か新鮮さが心の中にあった。
 6月15日。それは分散登校が終了し、全員が登校することになった日。やっと元の姿に戻れ、生徒も教職員も以前と同じ姿に戻り、小さな平和が訪れている気がしてならなかった。
 1年生にとっては高校生活の始まりで、授業においてはどこかたどたどしく、落ち着かない感じがしたが、‘宝の持ち腐れ’になることなく、自分の持ってる力を発揮してもらいたい。
 2年生は1年間を通して、長所・短所を見直し地に足をつけて、自分のやるべき道へ向かって行動してほしい。
 3年生は修学旅行がなくなり、部活動に励んでいる生徒は、高校総体・総合文化祭が中止になるなど何かぽっかりと穴が開いてしまったように感じるが、目指す進路を考えたら油断禁物である。3年生の中には空き教室で勉強している生徒もちらほら見受けられる。これからはちらほらでなく、沢山の生徒であってほしい。そうなれば学校は活性化する。自分を見失わず、目的に向かって頑張ってほしい。来年の卒業式こそ晴れやかな表情で迎えられることを願っています。
 やっと元に戻った学校がコロナ禍によってプラスに転じたと思えるように私も頑張っていかねばならない。