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2018年11月29日 (木)

【第556回】 『最近思うこと』N. H. (保健体育)

 最近思うこと、感じることはいろいろありますが、特に健康面について考えさせられることが多くなってきたように感じます。

 毎日のように健康面の情報が私たちの手元に入手しやすい環境の中で何が正しく何が間違いなのか判断を迷うことがしばしばあります。つい数年前に正しいと考えられていたことが現在では、違った結果が出てきているような事例が多くあるようです。

 何が正しいのか間違っているのか情報を収集し、自分なりに見極めて毎日穏やかに過ごしていきたいと考えています。

 本校の生徒諸君は、勉学や部活動に大変な努力をしていると思いますが、健康面に留意し、充実した高校生活を送って行けたらと思います。

2018年11月22日 (木)

【第555回】 出発点中川 都 (国語)

 8月の下旬から12月にかけて、入社試験・入学試験があります。この時期に行われる入学試験は、AO入試、推薦入試で、本校の生徒の多くが利用します。AO入試、推薦入試の選考方法は主に、書類審査(推薦書・志望理由書・エントリー用紙等)や面接・小論文になります。

 志望理由書やエントリー用紙の指導のため、生徒と過ごす時間が増えます。志望理由書やエントリー用紙の書き始めは、生徒たちは、なかなか書けません。書くことがないと言います。そこで、生徒たちと話をします。将来の希望や、今までの学校生活、また、志望する大学・学校の要項やパンフレット・ホームページに書かれていること、オープンキャンパス行った感想等などです。その中に、書くべきことがあります。それに気づかせることから、指導が始まります。
 自分の志望する大学・学校では何を学べるのか、学びが将来にどう結びつくのか。将来の夢をもったきっかけは何か。部活動に所属している生徒には、成績ではなく、毎日の活動の中で何をしてきたのか。部活動に所属していなくても、毎日の学校生活や学校行事で何をしたか、色々な話を聞いていきます。そうすると、段々書くべきことが分かってきます。

 志望動機やエントリー用紙を作成することは、簡単な作業ではありません。しかし、準備期間をしっかり設け、真剣に取り組めば、書くべきことや書き方が分かってきます。書き方が分かれば、内容が深まります。大学や学校で学ぶことの興味や関心がどんどん出てきます。自分のことも見えてきます。そうなると、良いものが出来ます。良いものが出来れば、自信がつきます。力もつきます。力がつけば、・・・・・。
 だから、私は、自分の進路に早くからしっかり向き合うことが大事だ、と思うのです。早くから自分の進路目標を定めた生徒は、入試の準備を通して、どんどん力がついてきました。そういう生徒達と関わる中で、自分としっかり向き合い、将来の夢、目標を早く見つけることが、とても大事であると実感しました。早く見つければ、それだけ長く準備ができます。実現するために必要なことも分かります。必要なことにしっかり取り組めば、力がつきます。力がつけば、どんどん可能性が広がっていきます。

 生徒のみなさん、入社試験や入学試験は自分を成長させる、大きなチャンスです。大きなチャンスを生かすための出発点を、みなさんはいつにしますか。

2018年11月15日 (木)

【第554回】 「私と彼の違い」中川 光雄 (保健体育)

 私は高校時代、自分なりの野球に対する考え方があり、指導者や仲間からのアドバイスを素直に受け入れることができない選手だった。いま指導者として、高校時代の私を評価すると、典型的な伸びない選手・成長できない選手であった。

 2年前、本校野球部に運動能力が非常に高い選手が入部した。彼は、1年生の春からメンバー入りし、試合にも出場していた。ところが、1年生のあいだは試合に出場するも、自分の力を発揮することができなかった。そして、試合において、良い結果が出なかった時には、言い訳をする。自分の考えを否定されたら、ふてくされる。そんな選手だった。
 運動能力は間違いなく高い、しかし、野球に対する姿勢が、私の高校時代に似ている部分が多々あった。彼には野球の技術はもちろん伝えたが、それ以上に人として成長するために必要なことを伝えた。

 高校時代の私と違い、彼は「人の話を聞く」ことができた。

 とにかく私の話を聞く。聞きまくる。伝えたことはすぐ行動に移す。良い行動を継続することができる。素直な心で指導を受け入れた彼は、人としても、野球選手としても大きく成長してくれた。

 成長する選手と成長できない選手の違いは「人の話を聞くか聞かないか。」これに尽きる。

 平成30年10月25日 プロ野球ドラフト会議にて
 「第5巡選択希望選手 埼玉西武 牧野翔矢 捕手 遊学館高校」

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2018年11月 8日 (木)

【第553回】 『山そして自分の姿は自分で見えない』鳥畠 正明 (理科)

 この夏、赤石岳(3121m)と悪沢岳(3141m)を訪れた。南アルプス独特の雄大な山体に山中4日、アプローチに2日を要し、一日の行動は10時間を超えた。体へのダメージも大きく、夏の後半は、ほぼリカバリーに費やされた。結果、様々な身体面の衰えと直面した山行となった。
 ただ、この山行を終えて日本の標高ベスト10は全座登頂を果たし、極めて清々しい気持ちになっている。ほぼ半世紀の登山に一区切りがついた。
 好きな事を続けて来て、いつの間にか目標が見え、それをクリアする。これははなんと楽しいことか! 継続は楽しみなり。

 さて、もう一つ、長く続けているエクササイズがある。まぁ、中高年向けのエアロビクスと言っておこう。なかなか奥が深く、20年たった今でもまだまだ多くの発見がある。特に年に数回東京からおいでになる大先生のレッスンでは、とんでもない体の使い方に毎回目が点になってしまう。
 その時にいつも思うのだが、自分の姿勢が自分の思っているのと随分違う。そして、ホンのわずかに修正されるだけで明らかに内面が変わる。
 自分のやっていることは、なかなか自分では分からない。師となる人に見てもらって、直してもらう必要がある。コーチやコーチングと言うのは、そう言うことなのだろう。
 そして、伸びる秘訣はそのコーチングに、まずは素直に従ってみることだ、と思っている。これはスポーツでも勉強でも同じこと。 あなたは、どうですか?

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2018年11月 1日 (木)

【第552回】 愛しのレベッカ寺山 いずみ (養護教諭)

 今年5月に、Rebecca Lee(レベッカ リー)さんが、金沢に来ました。レベッカさんは、アメリカ人で、今から25年ほど前に、本校で英語を教えていました。ああ!と、思い出してくれる卒業生がいたら、うれしいです。
 勉強熱心なレベッカさんは、日本語が上手で、一緒に食事をしたり、旅行をしたり、良い友人でした。レベッカさんがアメリカに帰国した後も、3回会いに行きました。その時は、彼女の両親、姉妹、おばあ様に、お世話になりました。レベッカさんも、新婚旅行を兼ねて、素敵な韓国人の彼と金沢に来ました。当時、レベッカカップルと一緒のときは、韓国・アメリカ・日本の3か国!国際的!!!と、感じていました。
 そして、今回は、大きくなった息子アダム君と、20年ぶりの来日。私が彼女に会うのも15年ぶりぐらいです。
 不思議なことに、過ぎた年月も出来事も関係なく、当時に戻って、話し・笑い、過ごすことが出来て、とても楽しかったです。
 四半世紀たっても、国籍が違っても、今なお続くレベッカさんとの友情は、私が金城で得た宝物です。
 そして、最近の遊学館はもっと、すごい!英語のマーク先生はアメリカ、駅伝のジョス君はケニアから、野球部の張君は台湾、アメリカからの留学生のマックス君と、とても国際的です。また、フランス(ナンシー)のノートルダム・サン=シジスベール校と姉妹校になって2年。生徒同士の交流もそろそろ始まりそうです。
 この出会いが、何年後もみなさんの宝物になると素敵だなぁ~と、思います。
 11月4日で創立114年を迎える母校の歴史に、沢山の思い出が重なるこの頃です。

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