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2016年11月17日 (木)

【第452回】 「言葉が世界を変える」川北 将人 (主事)

 最近、ステキな言葉と出会いました。その言葉によって気持ちが少しだけ軽くなりました。そしてその少しが毎日を大きく変えてくれました。少しの積み重ねは大きいなと感じるこの頃です。

 私が出会ったステキな言葉とは、次の2つです。

 「足りないものを探す人生から、満ち足りている部分に目を向けて感謝する人生へ」

by寺井俊高


 「幸せだから感謝するのではありません。感謝するから幸せなのです。」

byデヴィッド・スタインドルラスト

 この言葉に出会ってから、自分が満たされている面を見るよう心がけるようになりました。そして満たされていることを感じられたら感謝するようにしています。
 何かに、または誰かに感謝できている時、確かに幸せな気持ちになれます。感謝っていいですね。
 そして日々を幸せな気持ちで過ごすために、この言葉を1日に何度も口ずさむことを習慣にしました。

 また、さらに「嬉しい」「楽しい」といった言葉を笑顔をつくりながら心の中でつぶやくことも習慣にしました。
 人の脳は自分が遣った言葉に影響を受けるんですね。普通は楽しいことがあるから楽しいと言葉にしますね。でも先に「楽しい」と言ってしまうのです。特に何も楽しいことがなくてもです。すると脳は楽しいことを探し出します。つまり物事の楽しい面に目を向けるようになるのです。楽しさは満たされた部分であり、感謝へとつながります。
 また、笑顔をつくることも満たされた気持ちにつながります。これもまた先に笑顔をつくってしまうことで、脳が勘違いをして楽しさや嬉しい気持ちを呼び起こしてくれるのです。

 ステキな言葉との出会いによって、私は世界の見え方が変わりました。
 物事のどの面を見るかによって気持ちは変わります。そして日々遣う言葉はどの面を見るかに影響を与えます。ですので、日々遣う言葉というのはよく選んで遣いたいものですね。
 みなさんも自分が普段よく遣う言葉を思い返してみてはいかがでしょうか。新しい発見があるかもしれませんよ。