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2013年10月

2013年10月31日 (木)

【第304回】 【映画&歌で英語】E.T.の残した5つの言葉

「先生は映画の字幕がなくても分かるの?」
「先生は英語の歌の歌詞が分かるの?」
生徒からよく聞かれる質問である。

 教科書に書いてあることはとっつきにくいが,英語の映画や歌がそのまま理解できるようになりたいと思う生徒は多いようだ。私自身もそうだったが,字幕や歌詞カードを見なくても少しずつ分かるものが増えてくると,英語が面白くなった。ついでに学校の成績も上がった。挙句の果てにはいつの間にか,英語を教える仕事に就いている。

 生徒が将来英語を一生の仕事として選ぶとは限らないし,むしろそれはごく少数派に違いない。しかし私の場合,英語が好きになれたことがきっかけとなって,自分の進むべき道を決めることになった。そうして今度は自分の生徒たちと顔を合わせながら,教科書を読ませ,英単語テスト等で追い立てながら,なんとか英語の楽しさ,面白さを伝えたいと密かに思っているのだ。できれば自分の授業が,生徒がそれぞれの将来について考えるきっかけの一つになれば嬉しいと思っている。

 今の高校生たちにも,自分の好きなものを選んで,楽しみながら英語に慣れ親しんでほしい。たとえば映画などはもってこいの教材である。字幕を出したり隠したりできるDVDなどがある時代である。それを利用しない手はない。映画と言っても数えきれないほどあるが,今回は1つだけ紹介しようと思う。

◆『E.T.』(イーティー、E.T. The Extra-Terrestrial)◆

 古い映画で申し訳ないが,「面白くてわかりやすい」ということを優先すると,真っ先に思い浮かぶのがこれだ。

 E.T.は遠い星からやってきた宇宙人だ。地球上の植物採取をしているうちに人間に見つかり,大慌てで宇宙船まで逃げ走る。ところが目の前まで来た時に,宇宙船は飛び去ってしまう。この作品は,一人地球に残された彼が,エリオット少年や兄妹らとの友情を育みながら故郷へ帰るまでを描いている。

 映画の画像を勝手に載せると著作権侵害になるので,webリンクを張っておく。映画の詳細についてはそちらを見てほしい。
・E.T. - allcinema <http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1709>
・E.T. - KINENOTE <http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=675>
・20周年アニバーサリー特別版公式ホームページ (英語)  <http://www.universalstudiosentertainment.com/et-the-extra-terrestrial/>

 ちなみにE.T.とはエリオットが,かわいらしくもありグロテスクな宇宙人につけた名前だ。本来はExtra(外)-Terrestrial(地球)の略で,単純に「宇宙人」を意味する語だ。

 主人公のE.T.は宇宙人であり,当然英語が話せない。エリオットらとコミュニケーションをとるうちに,徐々に人間の言葉を覚えていくが,それでも最終的に話せる言葉は5つほどなのだ。この映画の英語がわかりやすい理由はここにある。

1. "Ouch" 「痛い」
 E.T.は故郷の星と通信をしようとして,エリオットの家のガレージにあるものをかき集める。"Ouch"は,その中にあったノコギリの刃でエリオットが指にケガを負った際に発した言葉だ。E.T.はそれをまねて"Ouch"と言いながら,不思議な力でエリオットの傷口を治してしまう。

2. "E.T. phone home." 「E.T.ウチにデンワする」
 エリオットは家のキッチンで,E.T.に「ここがボクの家(home)だ」と教える。E.T.はあちこちを歩きまわり,置いてあるものに興味を示し,やたらと触りまくった。その中で特にE.T.の目を引いたのが電話機だった。これがあれば故郷の星と連絡が取れると考えたのだ。エリオットが"phone"という言葉を教えるとE.T.は,"E.T. phone home"と言って,故郷からの迎えを呼びたい気持ちをとエリオットに伝えた。

3. "Be good." 「いい子でね」
 E.T.は家中を歩きまわって,エリオットの手に負えない。このままでは家族に見つかって,大騒ぎになってしまう。そう思いながら必死のエリオットは,E.T.に「おとなしくいい子にしていて」と言うのが精一杯だった。

4. I'll be right here. 「すぐに戻るからね」
 この表現は「ターミネーター」で有名になった"I'll be back."「また来る」と意味はほぼ同じだ。ここでは,エリオットが「すぐに戻るからね。待ってるんだよ」とE.T.をなだめようとしている。エリオットがE.T.に手を焼いている間に,お母さんが帰ってきてしまったのだ。  この表現は直訳すると,「私はまさにそこにいるでしょう」ということになるが,場合によっては「ボクはずっとここにいるからね」という意味で使うこともできる。

5. "Come." 「おいで」
 街はハロウィーンの仮装をする人々で賑わっていた。エリオットたちはE.T.に衣装を着せ,外に連れ出した。今日こそE.T.の故郷と交信をしよう。「おいで。」エリオットはE.T.を連れて山の方へと向かった。そこには怖い野生のコヨーテが住んでいるのだが…

◆そして感動のエンディング◆
 ここまでかなりネタバレ的に説明をしてきたが,エンディング,つまりE.T.との別れの場面を,せひ字幕なしで観てほしい。E.T.が地球で覚えた言葉を,実に絶妙なタイミングで使うのだ。きっと内容がほぼわかると思う。そして少しでも感動できたり,字幕や吹き替えなしの英語のままで映画が観れたことを喜んでもらえたら,私もとても嬉しいと思う。

2013年10月24日 (木)

【第303回】 キャプテン

尊敬する人

毎日を過ごしていて、皆さんには追いつくことのできない、まねをすることのできない存在がいるであろうか。

自分にはいる。それはキャプテンである。

キャップは、とにかくいろんな意味で器の大きい人である。

仲間を大事にし、チームを盛り上げ、そして皆に元気を与えてくれる。

自分のモチベーションが上がらないときも、キャップと話せば魔法のようにモチベーションが上がる。

キャップは、そんな人の心を変えてしまう力の持ち主である。

そんなキャップとキャップ率いる上昇軍団には、2日後に一大イベントが待ち受けている。

イベントへの準備の力の入れようと費やした時間と気持ちの入れようは、想像を絶せるものである。

それを知る多くの関係者が、そのイベントの成功を願ってやまない。

もちろん自分もその一人であり、何かが起こるその現場で、誠心誠意を尽くすつもりである。

どうかイベント当日が良い日になりますように♪

We  are  YUGAKKAN!!

2013年10月17日 (木)

【第302回】 目に見えないことの重要性

リンカーンは「すべての人を一時的にだますことはできるし、一部の人をいつまでもだましておくこともできる。しかしすべての人をいつまでもだまし続けることはできない」と言っている。だますということは良くありませんが、どうしても人間は周りの人たちから評価されたいがために過大な表現をしてしまうことがあります。しかし、この過大な表現をするということは決して悪いことではないと思います。重要なのはこの過大な表現をしたあとの行動です。相手に対して期待を持たせるような発言をしておきながら期待はずれであれば、これはだますということになるでしょう。これが期待通り、期待以上のことであればたくさんの人が評価してくれることは間違いありません。過大な表現を大きな目標という言葉に置き換えて、それに対して誠意ある進化をとり続けていれば、たくさんに人に受け入れられるはずです。

 変化に富んだ世の中に対して、私も含めてその場その場をしのいでいくことに精一杯で、どうしても自分をよく見せたいと思いがちですが、失敗は避けられないけれどもやると決めたことにとことん励んでいくことが必要なのではないでしょうか?中学生に「遊学館にいけば自分を成長させてくれる」、保護者の方に「子供を預けるなら遊学館」、卒業生に「高校を選ぶのなら遊学館」、サッカー少年に「サッカーで日本一を目指すなら遊学館」、そして世間の皆様に「遊学館を応援しよう」そんな遊学館を目指していきたいです。我々の気づかないところで世間の皆様に声をかけていただき、気にしていただいていることに感謝しつつ、その期待に答えるだけの進化を遂げていきたいと思います。そのためにも普段の目にはつきにくい即効性のないことも地道に積み重ねて習慣化し、すばらしい人間集団を作り上げていくことに努めていきます。

2013年10月10日 (木)

【第301回】 初心に戻る

 プロ野球のシーズンも終わりに近づき、すばらしい成績を収めた選手がスポーツ新聞をにぎわしている。王貞治選手が記録した年間55本をバレンティン選手が現在60本に記録を塗り替えている。また、田中将大選手が開幕24連勝の大記録を、そして、アメリカ大リーグで活躍しているダルビッシュ選手が最多奪三振の記録を打ち立てている。
 遊学館はこの田中将大投手と岡山国民体育大会の決勝で対戦している。また、ダルビッシュ選手とも甲子園の2回戦で対戦している。結果は残念ながら両試合とも負けているが、超一流の選手と対戦して私自身学ぶことがたくさんあった。

 特に、ダルビッシュ選手と対戦したとき感じたことを述べていきたい。

 その年の優勝候補は東北高校があげられていた。投手のダルビッシュは投げる球は速いし、変化球も鋭い、ダルビッシュ以外の選手も身体能力に優れ守りも攻撃も隙のない超高校級のチームだった。私は東北高校と対戦する前にビデオを観て徹底的に研究をした。各打者の打てるコース、打てないコースの分析。バントやエンドラン等の作戦の取り方。ダルビッシュ投手の癖など細かく研究・分析した結果、対等に闘っても勝てない相手であることは確かである。しかし、ダルビッシュ投手はフィールディングが適当でランナーに対する注意力もないようにみえ、自分の能力にうぬぼれた選手のように感じたので「なんとか一泡吹かせてやろう」と思って試合に挑んだ。

 結果は0―4の完敗であった。

 初回の四球を選んだ選手が牽制でタッチアウト。4回の先頭打者の2塁打の選手も絶妙なタイミングの牽制でタッチアウト。このとき選手にはダルビッシュ投手の攻略方法として「スキがあれば積極的に走ろう」と指示をしていたためだろう。打撃でも、「ストレートを狙い逆方向に強い打球を打て」と指示していたが、1球ごとにダルビッシュ選手が守備位置の指示をしたところに痛烈な打球が飛んでいく。打者としても、いつもは打たないのに3本のヒットを打たれ、1時間53分で試合が終了した。

 試合の後、野球関係者から「ダルビッシュ選手があそこまで真剣に投げたのを観たことがない、今年一番の投球内容だった。あれではプロのチームでも得点するのが難しいよ」という慰めをされた。高校生でも一流選手の能力は想像を超えることを痛感させられた。
どんな万全な準備をしていてもそれまでの経験した中での準備であって、自分の経験以上の準備をしていかなければいけないのが甲子園なのである。本当に高いレベルで考えていかないと準備が完全にできたといえないことを学んだ。
 「これくらいで大丈夫」そう思ったときが負ける方向に傾いている。考えられる限り準備をしていくことが指導者にとって最大の仕事なのである。

 今年の夏と秋の大会で悔しい敗戦を味わった。 「ダルビッシュ選手から学んだことを十分に生かされていたか・・?」自問自答してみると、十分でなかった反省で心が痛む。
初心に戻って選手と共に大きな目標に向かっていきたい。

2013年10月 3日 (木)

【第300回】 留学生を迎えて

 9月から私たちの学校にアメリカのフロリダ州からチャーミングな留学生(Cさん)がやってきました。
 1年ぶりということもあり、留学生担当の私はCさんが登校する前からそわそわし、何か心弾む嬉しさを感じました。

 留学生を受け入れることは毎回大変なことがたくさんあるのですが、私にとっては、とても貴重な大学生時代を思い出させてもらえるものです。 大学時代は、様々な国の人々と交流し、未知の世界へ好奇心いっぱいに第一歩を踏み出していました。スリリングで、本当に楽しい時間でした。もちろん、失敗もたくさんしてきました。
 今回、留学生を受け入れることで、生徒たちが刺激を受け、何かを掴み取ることができたらと思います。文化の違いや語学の勉強、自分が興味を持てること何でもいいと思います。
 失敗を怖れず、積極的に話しかけることを楽しんでもらいたいですね。

 また、留学生にとっても外国で学ぶことはとても貴重な時間で、その人にしか味わえない経験を通して、たくさんの思い出を作ることができます。
 これから数か月間、日本語のシャワーを浴びる日々が続き、少し辛い学校生活が始まり、ストレスが溜まりやすくなってくると思います。しかし、その険しい山を乗り越えたところに、明るく楽しい世界が広がっています。そこに達するまで、目標を持って頑張ってもらいたいと思います。
 留学生担当の私は、担任と協力して、彼女が少しでも充実した学校生活が送れるようにサポートしていきたいと思います。

 私も、初めて語学留学に行ったときは、勉強のために来ているのだと解かっていても、四六時中英語のシャワーを浴びていると本当に苦痛でストレスが溜まりました。だから、少しでも留学生のお役に立ちたいと思っています。

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