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2013年9月12日 (木)

【第296回】 灯火親しむころ森井 みわ子 (国語)

 暑かった夏が終わり、暦の上では灯火親しんで読書にふける季節が来ているのに、現実はそうでもない。どしゃ降りの雨が山を崩したり、道路を川にしています。

 人間は水から離れては生きられないのに、ある日、突如としてその水が牙をむき、人間に襲いかかるのです。これは恐ろしいことですが、考えてみれば、人間はそんな現実の中で生きているのですね。

 では灯火に親しんで本を読むことにします。

 本を読むのは楽しい。至福のとき、と言ってもいいですね。なぜそんなに楽しいか。それを書いた人と、直接向かい合って、お話を聞けるからです。本を書く人は、自分の思いを、一番いい言葉、一番ピッタリした表現を選びぬいて文章にしています。

 これを味わい取れる。これが至福でなくて何でしょうか。

 さあ灯火に親しみましょう。