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2012年1月27日 (金)

【第217回】 マナーについて中川 都 (国語)

 先日東京に行ってきました。東京駅の人の多さ、慌ただしさに訪れるたびに圧倒されて、金沢のゆったりとした所がいいなぁと思ってしまう私ですが、今回は少し違う印象を持ちました。
 それは何かというと、人々のマナーの良さです。電車では降りる人が優先、親子連れがのってくるとさっと席を立つ若い男性、荷物を自分の座席の横に置く人はいません。横に座る人がいると、座りやすいように空けてくれます。お店・エレベーターどこでも順番になりますが、整然と人々が並んでいます。
 東京では、人が多くいるからこそ、皆が合理的に気持ちよく過ごすためにマナーが守られているように感じられました。

 では、金沢ではどうでしょうか。ここ金沢は、東京より人も少なく、ゆったりできるように思いますが、道路は狭く、通勤・通学時には、車も自転車が道路にあふれます。バスや電車も混みます。そんな時こそ、皆が気持ちよく移動できるようにマナーが必要だと思いました。
 また、これから冬本番を迎え雪が降ると、いっそう不便なことがでてきます。

 雪が多く降った日の朝、運動部の生徒が、学校の周りを雪かきしてくれます。その優しい思いやりにいつも感謝しています。
 マナーは優しさや思いやりの気持ちが表れる行為でもあると、私は思います。 
寒くて、道の悪い日が続きますが、皆で他の人を気遣い、優しく対応できると、この時期が過ごしやすくなるのではないでしょうか。
自分のことだけではなく、他の人の立場も優しく考える余裕がほしいものです。

2012年1月25日 (水)

Vol.6 厳しい冬のあとには必ず暖かな春がやって来る松田 淳 (地歴・公民)

本校の校章は、雪の結晶の中央に白梅一輪をあしらったデザインです。
明治40年4月に定められたものです。
この校章に込められたスピリットは先人たちの時代から脈々と継承されています。
厳しい寒さが続く北陸の冬…白梅一輪は春を待ちわびるかのように花を開かせます。
人生の歩みも同じ。
厳しく辛いことがあっても耐え忍び、頑張り続けること。あきらめずに。
そうすれば必ずいいことがある。人生の“華”を開かせることができる。
そう信じて日々、努力を続けよう…と。
新人の頃、先輩の先生から校章に込められた生徒への思いを教えられました。
以降、ことあるごとに、クラスや部活動で生徒たちに伝えてきました。

私の担当するバトントワリング部は今年1月の全国大会にて、惜しくも全国第2位。
昨年に引き続き、日本一であるグランプリの連覇達成できず。
しかし、日本一への夢は歴代の先輩から今年の3年生へ、
そしてさらにその思いを今の後輩たちが胸に秘め脈々と継承されていきます。
校章に込められているスピリットはいろいろな場面で勇気を与えてくれます。
また、次の一歩を歩み出そうとする元気を与えてくれます。
「雪の結晶、白梅一輪」はまさに遊学館のスピリットだと実感できます。

2012年1月19日 (木)

【第216回】 日記や日誌の効果中川 光雄 (保健体育)

皆さんは日記や日誌を書いていますか?

私は五年連用日記を愛用しています。
個人的なことから始まり、野球部における練習内容、時間、ミーティングに対する選手の反応、効果など様々です。

これを毎日、毎週、毎月、毎年積み重ねて5年目になりました。
過去を振り返り、現在との些細な違いを見いだし、そこから未来や出来事の本質が見えてくるようになりました。

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(愛用中の五年連用日記。内容は秘密なのでぼかしてあります。)

皆さんも日記や日誌を愛用してみてください。
日記や日誌などにある些細な出来事を振り返ることで、折に触れて自分がなすべきことを見通す洞察力が養えると思います。

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ちなみに我が野球部の生徒達は日誌を毎日書いています。
左側は表紙で右側は裏表紙です。
昨年の秋、創部初の県大会完封負けを喫しました。
この出来事を絶対忘れないために選手達の強い要望で裏表紙に敗戦内容を入れました。

この出来事以降、練習だけでなく日誌の内容も格段に成長がみられます。

この日誌の効果は必ず夏にあらわれます。

野球部を応援してくださっている方々、期待してください。

2012年1月12日 (木)

【第215回】 「心新たに、お習いことを・・・・」寺山 いずみ (養護教諭)

 明けまして おめでとうございます 2012年初のコラム・・・緊張します。

 お正月は、きもの・書きぞめ・正月花と日本の美が感じられ、私にとって、楽しい時期です。成人式の振り袖も、華やかでしたね。

 新しい年を迎え、今年も自分磨きに頑張ろうと思い、私の習いごとについて、書きたいと思います。

 私は習字・お花・着付け・バレエを習っています。今まで、いろいろチャレンジしましたが、バレエ以外は、結局、日本の伝統に帰ってきます。

 最初に始めたのは、習字でした。私は、字を書くことが苦手で、これでは、いけない!と思い、就職して間もなく習い始めました。20年を超えるキャリア?です。しかし「字は体を表す」と言われますように、やんちゃ!で、なかなかうまくなりません。習い始めの頃は、筆も持てず、書けるのか?と不安でした。そんな私に先生は「あなたは、線がいいわね。線は人が持って生まれた天性ものだから、うらやましいわっ!」と、上手に褒めてくださり、現在に至ります。

 続けていると、ある日突然、気づくことがあります。それまで、何度も先生に注意されていても出来なかったのに・・・「あっ!筆ってこうやって立てるんだー」とか、「この字の線の向きはこっちなんだー」とか。

 先生のお手本を真似ても、決して同じにはなりません。他の人たちも、みんな違う字です。隠しても、隠しきれず出てくるのが、「個性」なのだと、感じました。

 そして、いかに、この個性を隠し、コントロールできるか!が、課題です。つまり、大げさですが、自分との戦いです。習字を書きながら、日常の生活も一緒だな~と、思います。自分の感情をどのように、コントロールするか?いつまで、たっても、「出来た!」と思えないから、今も続けています。今年は、きれいな「かな」の線が書けるようになりたいです。かなは、日本の文字ですから。

 今、一番はまっているのは、着付けです。自分で着られればいいなぁ~と、軽い気持ちで始めたのですが、6年たちました。その間に、章道流の講師となり、後は、師範代のみです。お振袖の着付けもするようになりました。

 きものの世界も深く、きもののTPOや染織の産地、制作工程、色柄や帯の織り方、半衿や伊達えりの付け方まで、幅広く知識が必要です。

 今や、きものは日本の文化、民族衣装と言われますが、ほんの100年ぐらい前は、普段着だったのに・・・、日本人は、どこから文化を捨てたのでしょうか?世界で、自分の国の民族衣装を着るのにお金を出す人は、いるのでしょうか?自分できものが着られると、とても楽しく、心豊かになります。日本人でよかったなぁ~と、感じます。

 母から子、子から孫へと伝えられるはずの文化。金城から遊学館へと続いて行く歴史のようです。微力ながら私も、伝えて行きたいと日々思っています。

 長く続けられる、趣味はいいものです。たくさんの出会いがあり、仲間も出来ます。人生の素晴らしい先輩にも会えます。今年、あなたも何か始めてみませんか?