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2008年11月12日 (水)

【第63回】雁(がん)の群れの秘密向江 大輔 (地歴公民)

雁という鳥を知っていますか?

雁の大きさは、鴨(かも)より大きく白鳥(はくちょう)よりも小さく
現在では、日本で急速な減少から保護鳥の対象となり北海道の宮島沼や
宮城県の伊豆沼などに渡り鳥として飛来するそうです。

その雁たちは“群れ”をなして飛んでいくのですが、
なんと雁たちは、その“群れ”をなすことによって

一羽で飛ぶよりも、7割も遠くまで飛んでいけるんだそうです。

前の雁が飛び立つと、後ろの雁のために上昇気流を
作り出し、後ろの雁たちが楽に飛ぶことができます。

その群れから外れそうになっても、一羽で飛ぶと抵抗が大きく体力が
すぐに消耗してしまうので、すぐに群れに戻ってきます。

後ろの雁は、ガーガー鳴いて前の雁を励まし、
先頭の雁は、疲れると最後尾に回って別の雁と交代します。

群れの一羽が、ケガや病気で脱落すると二羽の雁が
その一羽を助けるために付き添って地上に降りてきます。
この二羽は、脱落した雁が回復するか死ぬまで一緒にいて

その後の新しい群れに加わるか、独自の群れを作って、
元の群れに追いついていきます。

…すごいね。雁って。

仲間同士“助け合って”飛ぶことによって“大きな力”
を作り出し、一羽では考えられないくらい遠くまで
飛ぶことができるんです。

人間と同じで、

同じ志を持ち、同じ目標に向かって一緒に進む人が
いると、“信じられない”くらいの“パワー”を発揮
することができるんです。

“1+1”が“5”にも“10”にもなるんです。
雁って『チーム一雁(丸)』(笑)の大切さを知っているんですね。

そして、この雁の群れは、ある型の編隊を組んで飛ぶんですが、

その編隊とは  
(ここからは、まず深呼吸をして、すこ~しずつ、ゆ~っくり下に進んでください)








その編隊とは…













なんと、
『V字型編隊』だそうです。

しかも勝利の『V』ですよ。



雁って、『チーム一丸』が勝利の『V』に

つながることも知っているんですね。


というわけで、遊学館の生徒諸君、雁を見習って勝利の『V』をつかもう!!
(ちなみに、女子駅伝競走部は11月2日に行われた全国高等学校駅伝競走
石川県予選で『V』をつかみました。おめでとう!!)