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2009年10月 7日 (水)

【第103回】駅伝シーズン到来M. Y. (保健体育)

 秋も深まり、いよいよ駅伝シーズンがやってきました。
全国高校駅伝競走大会石川県予選は、11月3日(火)に小松市で開催されます。
その大会に向け本校の生徒達も、他校の生徒達も厳しい夏の合宿を乗り越えてきたと思います。本校の場合、例年、夏に3回の合宿を行います。今年度も3~4回の合宿を行いました。

 どの合宿も厳しい練習でしたが、生徒達も頑張ってくれ、誰も途中で脱落することなくすべての練習をやりきってくれたと思います。その厳しい練習をやりきった自信が、これからの駅伝シーズンに大きくつながってくると思います。

 秋のシーズンが始まり、新人大会、記録会などに出場しているほとんどの者が自己ベストを更新し、いい形で駅伝シーズンに入っていけそうに思えます。

 また、先日、2年生の五郎谷俊が、国体の少年A男子10000mに出場し、18位と結果はよくありませんでしたが、自己新記録および石川県高校新記録の30分13秒48で走ってくれました。まだまだ、課題はありますが、今後の走りに繋がってくると思います。

 そして、10月4日(日)、今シーズン、初の駅伝大会に参加してきました。鳥取県の倉吉市で行われた、日本海駅伝です。この大会は、全国から100校以上の強豪校が参加する大会です。夏につけた力をためそうと思い参加しましたが、結果は2時間12分33秒の31位、予定していたタイムより1分~2分も遅いタイムでした。しかし、課題もたくさん見つかり、これを、11月3日までに修正していきたいと思います。

 また、卒業生も頑張っています。東洋大学に進学した、山本憲二(2年)が10月12日(月)に行われる全日本選抜出雲駅伝のメンバーとしてエントリーされました。卒業生の頑張りに負けないように在校生もみんなで力を合わせ頑張っていきたいと思っております。

2008年12月10日 (水)

【第67回】挑戦M. Y. (保健体育)

 本校の男子駅伝競走部は、昨年4月に創部され厳しい県予選を勝ち抜き、創部1年目で、全国高校駅伝大会に出場することができた。

創部2年目の今年、昨年の力のあった3年生が卒業し、非常に厳しい戦いが予想されましたが、春のトラックシーズンから予想していた以上に、苦戦をしてきた。県高校総体で入賞し、北信越大会に出場したのはわずかに3名という厳しい結果だった。

春のトラックシーズンが終わり、いよいよ駅伝に向けての練習が始まり、夏の厳しい練習を乗り越え春に比べると見違えるような力をつけてくれた。

そして、ついに全国高等学校駅伝競走大会石川県予選が行われる、11月2日がやってきた。出場メンバーは、3年生3名、2年生1名、1年生3名という下級生主体のオーダー、しかも、1区、2区が1年生というオーダー、レースの前半で流れを作ることができず、常に前を追っていくという、厳しい展開だったが、最後まであきらめず走ってくれた。結果は46秒差の2位、2年連続全国高校駅伝出場という目標は、達成できなかった。

この瞬間から、来年へ向けての挑戦が始まっている。今まで以上に厳しい練習を乗り越え、来年こそは、やってやるという強い気持ちを持って来年は挑戦者として勝負を挑んでいきたい。

そして、応援して下さる方々のためにも、もう一度、京都という舞台にもどってきたいと思う。

2008年3月12日 (水)

【第30回】襷M. Y. (保健体育)

 昨年4月、私はこの遊学館高校に赴任してきました。
それと同時に男子駅伝競走部が発足し現在、顧問をしています。

私は、以前広島の学校で教員をしていました。それが、縁あってこの遊学館高校に来ることとなり、それと同時に以前勤めていた学校の教え子たちも一緒に金沢へやって来ました。

 金沢に来たばかりの頃は戸惑うことばかりでした。
もちろん、私だけでなく生徒達も同じだったと思います。新しい環境、新しいクラスなど、慣れない環境で体調を崩したり、クラブの練習で怪我をしたり、精神的に落ち込んだりと大変な毎日で1学期のうちは、まともな練習さえできませんでした。

 しかし、遊学館高校のたくさんの先生方、生徒達の励まし、応援のおかげでいろんな苦難を乗り越え頑張ってこれたのだと思います。自分達だけでは走れない。たくさんの人に支えられてもらっているという事を感じた瞬間でした。

 みなさんは、駅伝といえばどういったイメージを持っていますか?
苦しい、きついといったイメージを持っている人がほとんどだと思います。しかし、駅伝は一人だけで走るのではありません。今まで走ってきた走者の思いをこめた襷(たすき)をかけて走ってくるのです。だからこそ、途中で諦めたり、試合を投げ出したりすることができないのです。

生徒にはいつも言っています。苦しくなったら襷を一度にぎりしめろ…と。だからこそ、最後まで諦めずに走りきれるんだと思います。

これからも生徒達とともに都大路出場を目指し頑張っていきたいと思います。

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