メイン

2009年8月19日 (水)

【第97回】今年の夏M. K. (数学、情報)

 今年の夏は、梅雨がそのまま続いていると感じるほうが一般的かもしれない。

 梅雨が無いといわれる北海道は平年より2倍以上の降水量を記録し、秋に収穫される作物にかなり被害が加わる恐れがあり、九州北部や中国・四国地方は半年分となる降水量を3日間で記録するなど、全国各地で被害が相次いでいるという状態にある。
そのせいか、夏の電化製品、海水浴、飲料水関係など経済の面でもかなり影響してくるということになる。

 ところで石川県内は8月4日(火)に梅雨明け宣言されたが、1日を通して夏らしい天気だったと思える日が何日あったのかといったら思い当たらないのが正直な感想です(8月10日(月)現在)。これでは梅雨から秋を迎える思いです。

 しかし、どの世界においても、季節でだけではなく、行事・日程で活動しているわけですから、一日一日を大切に過ごすことが基本でしょう。

 今年は夏らしくない夏とはいえ、学校の中で就職講座・補習授業、そして部活動などそれぞれの目標に向かって頑張っている生徒がいる姿を見ると、天候はすっきりしなくとも、2学期に向けてきちんとした準備はしなければいけないということを教えてくれる気がします。

2008年10月29日 (水)

【第61回】相撲求道録を読んでM. K. (数学、情報)

 今年も相撲界は沢山の問題を残して、1年が終わろうとしています。
 なぜ相撲を題材にしたかといえば、私も相撲界も原点に戻ってという意味からです。

 私は現在テニス部の顧問として生徒を指導する側に立っています。そこでいつも感じるのは、指導するというのは本当に難しいという思いばかりです。そこで有名監督・コーチなどの書物を読む中でふと目にしたのが、名横綱双葉山こと初代時津風親方の「相撲求道録」でした。

 その内容は他の指導者とそんなに変わったことでないにせよ、忘れかけた身近なことをきちんと教えてくれたものと思っています。相撲界も教育現場も様変わりした部分があります。しかし、基本姿勢だけは変わってはいけないことを肝に銘じていかなければならないと思っています。

2008年1月23日 (水)

【第23回】生徒から学ぶM. K. (数学、情報)

Viewimg_2  平成19年度もあとわずか。
 今年は421人の3年生が卒業します。
 毎年の事ですがいつも感じるのは、
 生徒のために役に立てたというよりは、
 生徒から学ばされることばかりでした。
 数え上げればきりが無いほど
 走馬灯のように思い出しますが、
 特にこれというのを出すならば、
 入学当初から大病を患い、病院に通いながら、
 部活動で厳しい練習に耐え、
 全国大会出場を目指し、最後まで
 頑張った生徒です。
 全国大会出場の夢は叶えられませんでしたが、
 高校で果たせなかった願いを大学で叶えようと
 今も自主練習に励む姿を見ると、
 私はまだまだ頑張らなければいけないと
 思い知らされます。
 沢山の生徒と接することで、
 「人にはそれぞれの良さがあり、味がある。」
 ということでないかと思うこの頃です。

Viewimg_3