【第861回】「最近の美術部の活動について」光谷 和子 (芸術)
美術部は令和6年度の秋季「高校生の美術展」に、1・2年生17名の展示をしてきました。1年生は初の展示となります。会場は金沢21世紀美術館の市民ギャラリーで、今回の展示では7000人以上のお客さんが来場し、外国の方も多くみられました。日本の高校生がクオリティの高い絵を描けることに感心していたようです。このような発表経験を通して得た刺激や反省を糧として、さらにより良い作品となるように工夫していくと、とても素晴らしい絵が描けそうですね。次回作も期待しています。
いま美術部は2027年度の石川県での全国総文に向けて諸準備をし始めています。まず、昨年は都道府県の「灯篭」を県内の高校で分担して制作しました。私たちはクジで当たった青森県の灯篭を作り、名所や特産などのイメージを描き、迫力ある灯篭を作りました。中にライトを入れ、列島の形に並べて「いしかわ総文2027」に展示する予定です。さらに、全国総文で訪れる400人以上の他県からの出品者に、本校の美術部員は金箔作品の作り方を教える制作体験を通しての「おもてなし」をする係となりました。秋の新人戦の期間中には、金箔を使用した作品作りを石川県の全美術部員が習得・伝達しあいます。
様々な体験を全部員で頑張って、共に成長していきましょう!