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2021年7月 8日 (木)

【第688回】 「目指せ「甲子園」」谷口 克也 (数学)

 本年3月31日をもって、公立中学校の校長を退職し、本校に赴任した谷口克也と申します。60歳の初任者です。本校にお世話になることを決めた理由。それは、何といっても「甲子園」です。私は長く監督として中学校野球に携わってきました。そして、少しですが成果もあげました。でも野球にかかわった人間の大きな魅力・望み・夢は何といっても「甲子園」です。
 私の息子も5年前、高校球児として石川県の公立高校で「甲子園」を目指しました。しかし、ベスト8を前に、遊学館高校に2-1で負けました。そして、その試合の最後のバッターとなったのは、我が息子であったのです。9回裏ツーアウトランナー2塁。一打同点のチャンスに、息子がバッターとして登場しました。祈るような思いで私は手で顔を覆い、指の間から息子のバッターとしての姿を見ていたのを今でも思い出します。遊学館の好投手のストレートにつまりライトフライ。ゲームセット。うなだれるように皆が膝まづく。そんな光景は、「甲子園」を目指す高校野球球児の象徴的な姿でした。
 60歳定年。それを機会に、遊学館高校から声をかけていただきました。白球を追う高校生とともに、甲子園を夢見て、チームのために貢献できればと思っています。
 「目指せ甲子園」。60歳にして得ることができた夢を、指導者の皆さんと生徒の皆さんとともに追い続けます。