【第266回】 父親の死城丸 哲宏 (地歴・公民、福祉)
先日の1月13日に父親が73歳で他界しました。昨年の10月頃に病気が発覚し、あまり長くはないということは病院の先生から聞いていたので、多少の心の準備はできていたつもりでしたが、わずか3ヶ月余りで逝ってしまいました。
あまりにも突然の出来事ばかりでしたので驚き、とまどうことばかかりだったのですが、今思うと親孝行らしいことがほとんど出来ていないことに気づき、後悔ばかりです。今さら後悔してもしかたないのですが、このような気持ちです。
親が亡くなるということは、可能性としてあるということはもちろんわかっているつもりだったのですが、実際に体験してみると予想していたよりも遙かに悲しく、つらい出来事だということに気づきました。また、お通夜やお葬式に参列して下さる方々へのありがたみや一言声をかけて下さる方々への感謝の気持ちが自然と湧いてきて、自分でも驚いています。
今回の体験を通して、今までわからなかったことに気づくことが出来たことは良かったと思います。これからは、父親の意志を継いで頑張ってゆきたいと思っています。